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市況解説 2020年9月11日(金)

2020年9月11日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,406.49(+171.02)
TOPIX 1636.64(+11.78)
東証一部売買高 129776万株

大引け・続伸-米株高を期待し後場上げ幅拡大

11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比171.02円高の23406.49円で取引を終えた。国内の行動制限緩和の動きや内外での政策期待を支えとした景気安心感の広がりから、出遅れ感の強い銘柄などへの買いが継続した。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物高を好感して後場上げ幅を拡大、9月3日以来ほぼ1週間ぶりの高値で引けた。東証株価指数(TOPIX)も続伸して、終値ベースではコロナショックによる急落直前の2月21日以来、約6ヵ月半の水準を回復。東証1部の売買代金は概算で2兆5640億円、売買高は同12億9776万株、値上がり銘柄数は全体の4分の3近い1601、値下がり480、変わらず92だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「その他金融」「陸運」など29業種が上昇し、下落は「鉱業」「輸送用機器」「鉄鋼」「非鉄金属」の4業種。JR東日本(9020)、JR東海(9022)はじめ電鉄株が一段高、セブン&アイ・ホールディングス(3382)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)などの出遅れ小売セクターや、セイコーエプソン(6724)、シチズン時計(7762)といった業績不振銘柄への見直し買いが目に付いた。5-7月期営業利益が前年同期比7倍増したgumi(3903)が急伸し、ナブテスコ(6268)には大手証券の投資判断引き上げが伝わり、年初来高値を更新した。半面、パナソニック(6752)、イビデン(4062)などハイテク株の一角が売られ、スズキ(7269)、いすゞ自動車(7202)など自動車株もやや冴えなかった。地銀再編思惑から直近賑わったSBIホールディングス(8473)、新生銀行(8303)は利益確定売りに押され、きのう今期業績予想を上方修正したネオジャパン(3921)は材料出尽しの反応からストップ安まで売られた。国際石油開発帝石(1605)、三井物産(8031)などの資源株も総じて軟調だった。

新興市場は主要2指数がともに上昇。日経平均の上昇を支えに投資家心理が改善し好業績銘柄などへの買いが広がった。ティアンドエス(4055)、フィードフォース(7068)、ユーザベース(3966)が買われ、マクアケ(4479)、メルカリ(4385)、シャノン(3976)が売られた。


2020年9月11日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,304.23(+68.76)
TOPIX 1633.67(+8.81)
東証一部売買高 77572万株

前引け・続伸-米ハイテク再調整も、日本株底堅さ発揮

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ68.76円高い23304.23円で引けた。10日の米株市場で主力ハイテク株への手仕舞い売りが再度強まり主要指数がそろって反落、この流れを引き継いで安く始まったものの、引き続き23000円台前半での底堅さを示すなか、幅広い銘柄で徐々に押し目買い姿勢が強まった。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物高が支えとなったほか、新型コロナを巡る行動制限の緩和観測から先行き景気への安心感も高まった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。株価指数先物取引等の特別清算指数(SQ)算出に伴う売買の影響で、東証1部の売買代金は概算で1兆5428億円、売買高は同7億7572万株とともに昨日前場水準を上回り、値上がり銘柄数1486、値下がり582、変わらず105だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「精密」「陸運」など27業種が上昇し、下落は「証券」「鉱業」「非鉄金属」など6業種。電気自動車(EV)向けモーターの成長期待から日本電産(6594)が3%超え上昇し、連日で上場来高値を更新、大手海運株などの景気敏感株への買いが継続したうえ、リクルートホールディングス(6098)、第一三共(4568)などディフェンシブの一角にも買いが入った。「GoToキャンペーン」への東京追加観測からJR東海(9022)なども強い。前7月期の営業赤字が想定ほどでなかったとしてラクスル(4384)が急伸、今7月期の営業2ケタ増益見通しを発表したアイモバイル(6535)や、米投資ファンドが株式公開買い付け(TOB)の実施を発表したキリン堂ホールディングス(3194)が大幅高した。半面、高値圏のエムスリー(2413)や直近強かったファナック(6954)、三井金属(5706)が利益確定売りに押され、好決算を発表した神戸物産(3038)が材料出尽しの反応を見せた。今期業績予想を下方修正した積水ハウス(1928)や、赤字転落の見通しを示したドーム(9681)が売られ、株主優待の減額を発表したすかいらーくホールディングス(3197)が急落した。

新興市場は主要指数がそろって上昇、ともに売られる場面があったが日経平均の上昇を支えに切り返した。セルソース(4880)、ログリー(6579)、Aiming(3911)が買われ、KIYOラーニング(7353)、ベガコーポレーション(3542)、メドレー(4480)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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