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市況解説 2020年9月8日(火)

2020年9月8日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,274.13(+184.18)
TOPIX 1620.89(+11.15)
東証一部売買高 107485万株

大引け・反発―今晩の米株反発を期待した買いが膨らむ

8日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日比184.18円高の23274.13円で取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発期待などを背景とする欧州主要株価の上昇がリスクオンの流れを引き寄せ、幅広い銘柄に買いが優勢となった。ソフトバンクグループ(9984)の下げが重荷となる場面もあったが、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)で米株先物が堅調に推移したことで、今晩の米国株の反発を期待した買いが膨らみ、大引けにかけて上げ幅を広げる展開となった。東証株価指数(TOPIX)は高値引け。東証一部売買代金は概算2兆941億円、同売買高は概算10億7485万株で、値上がり銘柄数は全体の8割超の1757に達し、値下がり344、変わらず71だった。業種別TOPIXでは「サービス」「食料品」「鉄鋼」をはじめとする30業種が上昇、下落は「その他製品」「機械」「電気・ガス」の3業種に留まった。出遅れ感の強い景気敏感株が軒並み高く、ANAホールディングス(9202)は「10月にハワイ路線を再開」との報道も材料視された。アドバンテスト(6857)やレーザーテック(6920)、TDK(6762)などハイテク株も反発するものが目立ち、菅官房長官の「不妊治療に保険適用を」との発言を受けて富士製薬工業(4554)、あすか製薬(4514)が急伸した。三鷹市と契約を締結したと伝わったサイネックス(2376)はストップ高まで買い進まれた。反面、任天堂(7974)やスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)などゲーム関連が売られ、高値圏にあるラクーンホールディングス(3031)にも利食い売りが殺到。「プラズマクラスターがコロナに効果」との発表を受けて賑わったシャープ(6753)は買い一巡後に失速、日本モーゲージサービス(7192)は新株予約権発行に伴う需給悪化懸念が尾を引く格好に。エーザイ(4523)は「人工知能(AI)を新薬開発に活用」との報道にほとんど反応しなかった。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。巣ごもり・テレワーク関連などへの押し目買いが広がる展開となった。弁護士ドットコム(6027)、NexTone(7094)、メディアリンクス(6659)が高く、ITbookHD(1447)、ロコンド(3558)、コックス(9876)は安い。


2020年9月8日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,211.11(+121.16)
TOPIX 1613.22(+3.48)
東証一部売買高 51531万株

前引け・反発-欧州株高やワクチン開発期待が支え

8日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ121.16円高い23211.11円で引けた。週明け7日に欧州株式が軒並み上昇、新型ワクチンの開発期待を支えとしたシカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物高も投資家の買い安心感に繋がり、リスクオンの色彩が強まった。先行き景気の回復期待から鉄鋼はじめ素材株への買いが継続したほか、ハイテク株の一角や通信セクターに見直し買いが広がった。もっとも高値圏銘柄への利益確定売りが継続、中国株の伸び悩みもあって上値は重かった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で1兆238億円、売買高は同5億1531万株、値上がり銘柄数は全体の6割にあたる1302、値下がり742、変わらず126だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「非鉄金属」「サービス」など20業種が上昇し、下落は「その他製品」「電気・ガス」「銀行」など13業種。日本製鉄(5401)、住友化学(4005)が上昇、ファナック(6954)、牧野フライス製作所(6135)など設備投資関連への買いも継続した。直近下げの厳しかったSCREENホールディングス(7735)などの半導体関連のほか、KDDI(9433)、NTTドコモ(9437)が反発した。澁谷工業(6340)は「唾液から新型コロナとインフルエンザの両ウイルスを同時に検出する装置を開発する」と発表し急伸、今12月期業績予想を上方修正したエプコ(2311)や、自社株買いの拡充策を発表した学情(2301)も個別に買われた。半面、巣ごもり関連の任天堂(7974)、ニトリホールディングス(9843)などには利益確定売りが続き、ソフトバンクグループ(9984)も続落した。地銀再編思惑から直近賑わった銀行株も総じて安く、指数の重荷となった。新株予約権発行を決めたイーレックス(9517)や、新株発行等を発表したTAKARA & COMPANY(7921)がともに急落した。

新興市場は主要2指数が高安まちまち、日経ジャスダック平均が続落した一方、東証マザーズ指数は反発した。テラ(2191)、BASE(4477)、サイバーダイン(7779)が買われ、Sun Asterisk(4053)、マクアケ(4479)、すららネット(3998)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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