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市況解説 2020年9月7日(月)

2020年9月7日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,089.95(-115.48)
TOPIX 1609.74(-6.86)
東証一部売買高 106261万株

大引け・続落―後場は様子見ムード広がり、ジリ安推移に

7日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末比115.48円安の23089.95円で取引を終えた。米ハイテク株安が投資家心理を冷やす一方、予想を上回る米雇用統計や円相場の弱含み推移を受けた景気敏感株の上昇が相場を支える展開となった。後場に入ると米休場を前に買い手控えムードが広がるなか、下げ止まらないソフトバンクグループ(9984)や中国株の軟調推移が重荷となりジリジリと下げ幅を広げたが、節目の23000円台は維持した。東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を拡大。東証一部売買代金は概算1兆9245億円と5日連続で2兆円を割り込み、同売買高も概算10億6261万株と低調だった。値下がり銘柄数は817と、値上がり1277を下回り、変わらずが78。業種別TOPIXでは「情報・通信」「食料品」「建設」をはじめとする17業種が下落、「空運」「鉄鋼」「繊維」など16業種は上昇。中国半導体受託製造最大手SMIC株の急落もあり、東エレク(8035)やスクリーン(7735)が一段安、KDDI(9433)など通信キャリアへの売りも止まなかった。トヨタ(7203)には台風による九州工場への被害警戒が広がり、今月末を基準日とした株主優待制度を変更すると発表したヤクルト(2267)は5日続落となった。enish(3667)は開発中のゲーム画面を公開したことが手じまい売りを誘発する格好となった。反面、「国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員長が東京五輪を開催の意向」との報道を受けて電通G(4324)などが賑わい、オークマ(6103)など機械株には中国の輸出増を好感した買いが入った。8月月次好調のMrMAX(8203)は大幅反発、ラクーンHD(3031)は連日でストップ高まで買われる場面があった。

新興市場では、主要2指数がそろって続落。後場は、一段と様子見ムードが広がる展開となった。ニューラル(4056)、HENNGE(4475)、KIYO(7353)が売られ、セレスポ(9625)、日本情報(4054)、リネットJPN(3556)は買われた。


2020年9月7日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,126.92(-78.51)
TOPIX 1613.19(-3.41)
東証一部売買高 53198万株

前引け・続落―下げ止まらないSBGや米株先物の失速が重荷

7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末終値に比べて78.51円安い23126.92円で引けた。高値警戒感が強まっていたハイテク株への売りが止まなかった4日の米国市場の流れを引き継いだ。予想を上回る米雇用統計や円相場の弱含み推移を受けて景気敏感株に買いが入り、上昇に転じる場面もあったが、米ハイテク株のデリバティブ取引を巡る思惑からソフトバンクグループ(9984)が下げ止まらず、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物の失速も嫌気され、前引けにかけて改めて売られる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も続落。今晩の米国市場がレーバーデーの休日ということもあり、東証一部売買代金は概算9398億円、同売買高も概算5億3198万株と低調で、値下がり銘柄数は824、値上がり1266、変わらずが81。業種別TOPIXでは「情報・通信」「建設」「食料品」など14業種が下落した一方、「鉄鋼」「空運」「非鉄」をはじめとする19業種は上昇。ソフトバンクグループが6%超下げ、東京エレクトロン(8035)やエムスリー(2413)も指数を押し下げた。資生堂(4911)にはゴールドマンサックス証券の格下げが観測され、上期21%営業減益のポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス(3657)の下げがきつい。今期の大幅減益見通しが嫌気されたアイル(3854)は一時ストップ安まで売り込まれた。反面、「協働ロボット3倍に増産」との日経報道やみずほ証の格上げが刺激材料となったファナック(6954)は7%近く上昇、日本製鉄(5401)やJAL(9201)などには買い戻しが膨らんだ。米金利上昇を背景に銀行も軒並み高く、経営統合観測が浮上したみちのく銀行(8350)と青森銀行(8342)は急騰。「菅官房長官がデジタル庁の創設を検討」と報じられ、パイプドHD(3919)やCEホールディングス(4320)などが動意付いた。

新興市場でも、主要2指数がそろって続落。ソフトバンクグループの冴えない動きが個人投資家らの心理を冷え込ませた模様。ビープラッツ(4381)、AIinside(4488)、イグニス(3689)が売られ、ITbookHD(1447)、メドレー(4480)、日本テレホン(9425)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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