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市況解説 2020年9月4日(金)

2020年9月4日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,205.43(-260.10)
TOPIX 1616.60(-14.64)
東証一部売買高 107480万株

大引け・反落―円相場の落ち着きと日銀出動観測で23000円台維持

4日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落、前日比260.10円安の23205.43円で取引を終えた。3日の米主要株価が急反落した流れを引き継ぎ、ハイテク株を中心に幅広い銘柄に売りが優勢となった。後場に入ると、欧州勢らの先物売りが膨らみ重荷となる一方、円相場の落ち着きと日銀による上場投資信託(ETF)購入観測が支えとなり、前場の安値を割り込まず、節目の23000円台を維持した。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落。米雇用統計の発表や米市場の3連休を前に積極的な売買は見送られ、東証一部売買代金は概算1兆8713億円、同売買高も10億7480万株に留まった。値下がり銘柄数は全体の2/3超の1457、値上がり617、変わらずが97。業種別TOPIXでは「精密」「情報・通信」「医薬品」をはじめとする25業種が下落、「鉄鋼」「空運」「銀行」など8業種は上昇。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)など半導体関連が軒並み下げ幅を広げ、ソフトバンクグループ(9984)は香港市場でのアリババ株の下落も嫌気された。リクルートホールディングス(6098)、ディップ(2379)など人材関連も冴えず、株主優待の内容を変更したディー・エヌ・エー(2432)も厳しい。業績への懸念がくすぶるソウルドアウト(6553)は3日続落、年初来安値を更新した。反面、地銀のみならず、自動車や鉄鋼が再編思惑で賑わい、「米子会社の一部売却を検討」と伝わったブリヂストン(5108)は続伸。「Go To イート、9月中旬に一部地域で開始」との報道を受け、ぐるなび(2440)やヨシックス(3221)が動意付き、自社株買いの実施を発表したOSJBホールディングス(5912)も買われた。8月月次好調のアークランドサービスホールディングス(3085)は5日続伸。

新興市場では、主要2指数がそろって下落。日経ジャスダック平均は5日ぶりに反落、東証マザーズ指数は大幅続落となったが、後場に入り下げ渋った。ケイブ(3760)、イグニス(3689)、ニューラルポケット(4056)が売られ、KIYOラーニング(7353)、メディアリンクス(6659)、バンク・オブ・イノベーション(4393)は買われた。


2020年9月4日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,240.95(-224.58)
TOPIX 1619.33(-11.91)
東証一部売買高 53109万株

前引け・反落-米株急落響くも、出遅れ株物色で底堅さ

4日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ224.58円安い23240.95円で引けた。3日の米株市場でダウ工業株30種平均が800ドル超え急反落するなどハイテク株を中心に全面安した流れを引き継ぎ、半導体関連など幅広い銘柄で売りが先行した。寄り付き直後には360円超えの下げ場面があったが、円相場の落ち着きなどから心理的節目の23000円を意識した押し目買いが広がり、徐々に下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は9405億円、売買高は同5億3109万株とともに低調で、値下がり銘柄数は全体の3分の2弱の1401、値上がり662、変わらず107だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」「情報・通信」「サービス」など23業種が下落、上昇は「鉄鋼」「輸送用機器」「空運」など10業種。東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)が下げを牽引、きのう12年ぶりの高値を付けた巣ごもり関連の任天堂(7974)は5日ぶりに反落した。大塚ホールディングス(4578)は「商業化権利を有する米腎性貧血治療薬バダデュスタットの第3相試験で安全性評価は未達成」との発表を嫌気、大手証券による投資判断引き下げが伝わったGMOペイメントゲートウェイ(3769)も売られた。半面、日本製鉄(5401)、三菱ケミカルホールディングス(4188)などの素材株やトヨタ自動車(7203)、デンソー(6902)が買われ、米GMとの戦略提携を発表したホンダ(7267)も強かった。地銀再編思惑の強まりで、再編のカギを握るとされるSBIホールディングス(8473)が株式買い増しを続けている新生銀行(8303)が大幅高、地銀株中心に銀行セクターが軒並み上昇した。今4月期業績予想を上方修正したラクーンホールディングス(3031)はストップ高、8月月次売上が好調だったサカイ引越センター(9039)も大きく買われた。

新興市場は主要2指数がともに下落、直近賑わった銘柄を中心に手仕舞い売りが膨らんだ。ティアンドエス(4055)、BASE(4477)、弁護士ドットコム(6027)が売られ、エブレン(6599)、ビープラッツ(4381)、日本テレホン(9425)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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