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市況解説 2020年9月3日(木)

2020年9月3日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,465.53(+218.38)
TOPIX 1631.24(+7.84)
東証一部売買高 102167万株

大引け・続伸-高値警戒感から後場はもみ合い

3日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比218.38円高の23465.53円で取引を終え、コロナショックで急落する直前の2月20日以来、ほぼ6ヵ月半ぶりの高値水準を回復した。欧米株高や円安を支えに出遅れ感の強い景気敏感株中心に幅広い銘柄への買いが先行したが、内外とも急ピッチな上昇に対する警戒感が意識されつつあり、上値の重さも感じられた。明日の米雇用統計を控え見送りムードが強いなか、中国株の軟調推移も嫌気された。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証1部の売買代金は概算で1兆9362億円、売買高は同10億2167万株、値上がり銘柄数は1168、値下がり898、変わらず105だった。業種別TOPIXは全33業種中、「証券」「金属製品」「その他製品」など26業種が上昇し、下落は「水産」「鉱業」「海運」など7業種。任天堂(7974)が年初来高値を更新、2008年7月以来約12年ぶりに6万円台に乗せた。ファーストリテイリング(9983)や半導体関連が終日堅調に推移、KDDI(9433)が7日ぶりに反発するなど大手携帯キャリアもそろって上昇して相場を支えた。次期首相が濃厚となった菅官房長官があらためて「地方の金融機関の数が多過ぎる」との持論に言及し、地銀再編が加速するとの思惑からSBIホールディングス(8473)、福島銀行(8562)などが大きく上昇、関連システムを手掛けるソルクシーズ(4284)はストップ高まで買われた。MS&Consulting(6555)も光通信(9435)が大株主に浮上したことが材料視され、ストップ高。半面、原油安を嫌気して出光興産(5019)、国際石油開発帝石(1605)など資源株が弱く、きのう急伸して実質的な上場来高値を付けたKeePer技研(6036)や大塚商(4768)など情報サービスは持ち高整理の売りが重荷となった。8月既存店売上が大きく減少したキュービーネットホールディングス(6571)や3-5月期業績が大幅減益となるとの観測報道があった久光薬(4530)が下落した。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が4日続伸した一方、東証マザーズ指数は4日ぶりに反落した。ニューラルポケット(4056)、HENNGE(4475)、ベガコーポレーション(3542)が買われ、ティアンドエス(4055)、インターファクトリー(4057)、ワークマン(7564)が売られた。


2020年9月3日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,561.01(+313.86)
TOPIX 1637.75(+14.35)
東証一部売買高 52175万株

前引け・大幅続伸-コロナショック後の戻り高値更新

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日終値に比べ313.86円高い23561.01円で引けた。米景気の先行き安心感を支えに欧米株式が幅広く上昇、円相場の弱含み推移も重なり寄り付き直後には上げ幅を330円超えに広げる場面も見られた。コロナショック後の戻り高値を更新した達成感などから利食い売りに押される展開となったが、10時45分発表の中国・財新非製造業景気指数(PMI)の好結果を受け中国株がプラス転換、前引けにかけ再度持ち直した。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証1部の売買代金は概算で9856億円、売買高は同5億2175万株とともに昨日前場水準を上回り、値上がり銘柄数は全体の7割近い1493、値下がり565、変わらず113だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「証券」「その他製品」など31業種が上昇し、下落は「水産」「石油・石炭製品」の2業種にとどまった。8月国内ユニクロ売上高の好調を囃しファーストリテイリング(9983)が大幅高で指数を牽引、米半導体株の上昇を受け東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)など関連銘柄が軒並み上昇した。米新車販売の持ち直しからホンダ(7267)、マツダ(7261)も強く、出遅れ景気敏感株の見直し買いとして三井金属(5706)、日本軽金属ホールディングス(5703)も大きく買われた。スカパーJSATホールディングス(9412)は4-6月期営業益が5割増と発表、13%超え急伸した。半面、巣ごもり関連のブイキューブ(3681)、チェンジ(3962)など高値圏銘柄への利益確定売りが優勢で、5G関連の富士通(6702)、ネットワンシステムズ(7518)も冴えなかった。8月既存店売上が前年同月比12%減のハニーズホールディングス(2792)が売られ、証券会社の弱気判断が伝わった武蔵精密工業(7220)も軟調だった。

新興市場は主要2指数がともに反落。東証1部の主力株に物色の中心がシフトし、直近上場の高値圏銘柄を中心に利益確定売りが優勢となった。弁護士ドットコム(6027)、AIinside(4488)、メルカリ(4385)が売られ、BuySellTechnologies(7685)、バンク・オブ・イノベーション(4393)、日本テレホン(9425)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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