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市況解説 2020年8月19日(水)

2020年8月19日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,110.61(+59.53)
TOPIX 1613.73(+2.88)
東証一部売買高 91533万株

大引け・3日ぶり小反発―後場は様子見も円高一服が支えに

19日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに小反発、前日比59.53円高の23110.61円で取引を終えた。7月の貿易収支の黒字転換を囃した投機的な円高・ドル安進行を嫌気して、売り先行で始まったものの、米株先物などの堅調推移を支えに押し目買いが広がる展開となった。後場に入ると、今晩発表される7月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を見極めたいとのムードが強まりをみせたが、円高進行の一服などが好感され、値を保った。東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸。東証一部売買代金は概算1兆6966億、同売買高も概算9億1533万株と前日水準を下回り、値上がり銘柄数は1115、値下がり954、変わらず104だった。業種別TOPIXでは「不動産」「その他金融」「空運」など22業種が上昇、「パルプ・紙」「精密」「電気機器」など11業種は下落。ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)が指数を押し上げ、三井不動産(8801)など大手不動産も終日堅調だった。メガバンクなど金融には切り返す銘柄が目立ち、株巣ごもり需要を追い風に今期増益見通しを示したあいホールディングス(3076)は大幅続伸。子供向け「ユーチューブ」チャンネルを開設したと発表したネオス(3627)も強い。反面、米半導体株安を受けて東京エレクトロン(8035)などが冴えず、高値圏にあるダイキン工業(6367)やイビデン(4062)には利食い売りが膨らんだ。ファーウェイ問題が尾を引くアルプスアルパイン(6770)は5日続落、アスクル(2678)は「法人以外の利用者の配送無料条件を変更」との発表が重荷となった。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。東証マザーズ指数は3%近く上昇し、連日で年初来高値を更新した。出前館(2484)、フリー(4478)、ジーエヌアイグループ(2160)が買われ、バリューデザイン(3960)、santec(6777)、シルバーエッグ・テクノロジー(3961)は売られた。


2020年8月19日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,101.76(+50.68)
TOPIX 1612.99(+2.14)
東証一部売買高 44742万株

前引け・小反発―円高重荷も米株先物高を支えに押し目買い広がる

19日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発、前日終値に比べて50.68円高の23101.76円で引けた。寄り前に発表された7月の貿易収支が黒字転換したことを受けて、仕掛け的な円買い・ドル売りが膨らみ、相場の重荷となったが、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)で米株先物が堅調に推移したことなどを支えに、朝方の売り一巡後は押し目買いが広がる展開となった。6月の機械受注が冴えない内容となったにもかかわらず、設備投資関連銘柄への影響は限定的なものに留まっていることも、安心感につながった模様。東証株価指数(TOPIX)も小反発。東証一部売買代金は概算8334億円、同売買高も概算4億4742万株と引き続き低調で、値上がり銘柄数は908、値下がり1110、変わらずが134。業種別TOPIXでは「不動産」「その他金融」「保険」など17業種が上昇、「パルプ・紙」「機械」「金属製品」など16業種は下落。米国によるファーウェイ制裁強化で通信基地局需要への思惑が台頭したNEC(6701)、富士通(6702)が強く、任天堂(7974)や日本オラクル(4716)など巣ごもり関連への買いも継続。古河電気工業(5801)は日経朝刊の特集記事に前向き反応を示し、「新型コロナウイルスに対する標準抗体の作製に成功」と発表したユーグレナ(2931)は急伸。反面、太陽誘電(6976)、アドバンテスト(6857)は大幅続落、ソニー(6758)は米投資ファンドの保有株売却報道が利食いのきっかけとなった。オイシックス・ラ・大地(3182)にも利食い売りが膨らみ、キーエンス(6861)にはシティG証による格下げが観測された。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。巣ごもり関連や好業績銘柄などへの買いが指数を押し上げた。BASE(4477)、AIinside(4488)、モダリス(4883)が買われ、ティアンドエス(4055)、ジモティー(7082)、カオナビ(4435)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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