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市況解説 2020年8月18日(火)

2020年8月18日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,051.08(-45.67)
TOPIX 1610.85(+1.03)
東証一部売買高 97425万株

大引け・続落―日銀出動観測と中国株高を支えに後場は下げ渋る

18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落、前日比45.67円安の23051.08円で取引を終えた。米景気の先行き不安や米中対立への警戒が投資家心理を冷やすなか、米金利低下を映じた円高・ドル安進行を受けて、節目の23000円を割り込む場面があったが、後場に入ると下げ渋る展開となった。日銀による上場投資信託(ETF)購入観測や中国株の堅調推移が支えとなったためで、東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら3日ぶりに反発して引けた。東証一部売買代金は概算1兆7717億円、同売買高も概算9億7425万株と低調で、値下がり銘柄数は1124、値上がり959、変わらず90だった。業種別TOPIXでは「鉱業」「空運」「鉄鋼」など16業種が下落、「その他製品」「小売」「食料品」をはじめとする17業種は上昇。ファナック(6954)や太陽誘電(6976)、コマツ(6301)など中国関連が総じて弱く、エイチ・アイ・エス(9603)などレジャー関連の一角も冴えない。4-6月期大幅減益のフォーバル(8275)の下げがきつく、株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表したニチイ学館(9792)はTOB価格にサヤ寄せした。反面、「子会社が英国向け新型コロナワクチン候補の原薬製造を受託」と伝わった富士フイルムホールディングス(4901)が底堅く推移、トヨタ自動車(7203)は米アマゾン子会社との業務提携が材料視された。4-6月期大幅増益のエムアップホールディングス(3661)は6日続伸し7ヵ月ぶりに年初来高値を更新、任天堂(7974)は12年ぶりの高値を付けた。ソフトブレーン(4779)はTOB価格に向けて連日でストップ高比例配分。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。値動きの良い直近IPO銘柄や巣ごもり関連が物色され、東証マザーズ指数は2018年6月以来の高値を付けた。弁護士ドットコム(6027)、メドレー(4480)、モダリス(4883)が買われ、ロコガイド(4497)、FRONTEO(2158)、フェローテックホールディングス(6890)は売られた。


2020年8月18日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,972.43(-124.32)
TOPIX 1602.60(-7.22)
東証一部売買高 46037万株

前引け・続落―米議会の迷走や米中対立への警戒で円高が進行

18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べて124.32円安い22972.43円で引けた。追加景気対策を巡る米議会審議の難航や米中対立への警戒が投資家心理を冷やし、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に売りが優勢となった。時間外取引における米金利低下を受けて円相場が1ドル=105円台半ばに強含んだことも重荷となり、先物主導でジリ安歩調を辿り、節目の23000円を割り込んだ。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算7964億円、同売買高も概算4億6037万株と引き続き低調で、値下がり銘柄数は1315、値上がり754、変わらずが93。業種別TOPIXでは「鉱業」「空運」「銀行」をはじめとする25業種が下落、「小売」「食料品」「その他製品」など8業種は上昇。お盆休み中の国内線旅客数の大幅な落ち込みが報じられたJAL(9201)、ANA(9202)が売られ、金融も総じて冴えない。ソニー(6758)やTDK(6762)などは米政府のファーウェイ禁輸強化が嫌気され、1-6月期営業赤字に転じたビジョン(9416)の下げがきつい。「筆頭株主の松村会長が保有株の一部をゴールドマンサックス証券に譲渡」と報じられたグレイステクノロジー(6541)も急落した。反面、米半導体株高の流れを引き継ぎ、東京エレクトロン(8035)が買われ、任天堂(7974)や日本オラクル(4716)、GMOペイメントゲートウェイ(3769)など巣ごもり関連も堅調。「燃やしても二酸化炭素が出ないアンモニアのみを燃料として安定燃焼させる技術を開発」と伝わった中外炉工業(1964)が高く、オイシックス・ラ・大地(3182)には改めて業績期待が広がりストップ高まで買い進まれた。ゴールドウイン(8111)はみずほ証券の強気レポートに反応した模様。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。値動きの良さに着目した個人投資家らの資金が流入、直近IPO銘柄などが賑わった。ティアンドエス(4055)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)が買われ、BASE(4477)、ケイブ(3760)、ホープ(6195)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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