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市況解説 2020年8月17日(月)

2020年8月17日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,096.75(-192.61)
TOPIX 1609.82(-13.56)
東証一部売買高 81922万株

大引け・5日ぶり反落―国内景気の弱さや米中関係への警戒が重荷

17日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶり反落、前週末比192.61円安の23096.75円で取引を終えた。主要企業の決算発表がほぼ終了し、材料出尽くし感も漂うなか、国内景気の弱さや米中関係への警戒が重荷となり、高値圏銘柄を中心に利食い売りが優勢となった。日銀の上場投資信託(ETF)購入見送り観測も嫌気され、後場に入ると再び下げ幅を広げる場面があったが、中国株や米株先物が堅調に推移したことが支えとなり、節目の23000円を割ることはなかった。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証一部売買代金は概算1兆5014億円、同売買高も概算8億1922万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の7割弱の1452、値上がり635、変わらず86だった。業種別TOPIXでは「海運」「空運」を除く31業種が下落、「精密」「サービス」「陸運」「医薬品」が値下がり率上位に並んだ。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)が指数を押し下げ、米金利上昇の一服が響きメガバンクも冴えない。イオン(8267)には大和証券による格下げが観測され、4-6月期営業赤字のシチズン時計(7762)の下げがきつい。日本ペイントホールディングス(4612)は上方修正した今期見通しが市場予想に届かなかったとして売られ、1-6月期営業赤字転落のショーケース(3909)も厳しい。反面、任天堂(7974)には業績期待を映じた買いが継続、伊藤忠テクノソリューションズ(4739)など他の巣ごもり関連にもしっかりの銘柄が目に付く。4-6月期営業黒字に転換したフェイス(4295)はストップ高、ソフトブレーン(4779)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せするかたちでストップ高比例配分された。ニチイ学館(9792)には再びTOB価格への思惑が台頭、ディー・エル・イー(3686)は同社が投資表明している米Triller社にトランプ米大統領がアカウントを取得したとの報道が材料視された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。値動きの軽い直近IPO銘柄への買いでマザーズ指数が後場上昇に転じた。ティアンドエス(4055)、SunAsterisk(4053)、ホープ(6195)が買われ、メドピア(6095)、ベガコーポレーション(3542)、ITBOOKホールディングス(1447)は売られた。


2020年8月17日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,145.28(-144.08)
TOPIX 1617.09(-6.29)
東証一部売買高 40731万株

前引け・反落-米中関係など意識して、利益確定売り優勢

17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末終値に比べ144.08円安い23145.28円で引けた。先週の950円超えの大幅高に対する警戒感から、高値圏の銘柄や足元で急伸した銘柄などに利益確定売りが優勢となった。15日に予定されていた米中閣僚級貿易協議が延期され、米中関係の不透明感が意識されたほか、8時50分発表の4-6月期の実質国内総生産(GDP)が前期比年率で27.8%減と、想定内ながら大幅減になったことも手控え要因となったようだ。一時200円超えの下げ場面もあったが、中国株の上昇を支えに前引けにかけ下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は一時プラスに転じる場面も見られたが、小幅続落で前場を終えた。東証1部の売買代金は7365億円、売買高は同4億731万株、値下がり銘柄数は1199、値上がり835、変わらず125だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」「サービス」「医薬品」など22業種が下落、上昇は「不動産」「その他製品」「海運」など11業種。リクルートホールディングス(6098)、ダイキン工業(6367)、オリンパス(7733)といった実質的な上場来高値近辺にある銘柄が利益確定売りに押され、中外製薬(4519)など大手医薬品の一角も軟調だった。ソフトバンクグループ(9984)は投資先の中国アリババ集団に対し「トランプ大統領が圧力をかけることを検討している」と伝わったことが嫌気され、指数を押し下げた。4-6月営業赤字だったオプティム(3694)や1-6月期大幅減益のセレス(3696)が急反落、OrchestraHoldings(6533)は好調決算ながら材料出尽しの反応となった。半面、ホンダ(7267)、トヨタ自動車(7203)はじめ自動車株が総じて強く、三井不動産(8801)など大手不動産もしっかり。ライドオンエクスプレスホールディングス(6082)、オイシックス・ラ・大地(3182)はともに旺盛な宅配需要を支えに4-6月期大幅増益を達成、そろって急伸した。

新興市場は主要2指数がともに反落。日経平均の下げが投資家心理を冷やし、手仕舞い売りが優勢ながら、好決算銘柄への買いが支えとなり下げは限定的だった。弁護士ドットコム(6027)、サイバーセキュリティクラウド(4493)、クラウドワークス(3900)が売られ、メドレー(4480)、BASE(4477)、フェローテックホールディングス(6890)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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