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市況解説 2020年8月12日(水)

2020年8月12日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,843.96(+93.72)
TOPIX 1605.53(+19.57)
東証一部売買高 149113万株

大引け・続伸―出遅れ景気敏感株への買い戻し途切れず

12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比93.72円高の22843.96円で取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が安心感をもたらすなか、米長期金利の上昇に伴う円安・ドル高進行などが相場を支える展開となった。追加景気対策を巡る米議会の審議難航や金融政策への警戒が広がった中国株の軟調推移が重荷となる場面もあったが、出遅れ感のある景気敏感株を買い戻す流れは途切れなかった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、6月10日以来の1600台を回復。東証一部売買代金は概算2兆5602億円、同売買高は概算14億9113万株で、値上がり銘柄数は75%超の1641に達し、値下がり472、変わらず60。業種別TOPIXでは「非鉄」を除く32業種が上昇、「鉄鋼」「石油・石炭製品」「電気・ガス」「ゴム製品」が値上がり率上位に並んだ。資生堂(4911)が3日ぶりに反発、J.フロント リテイリング(3086)は7日続伸するなど業績不振銘柄の上げが目に付く。アルバック(6728)は前20.6期業績の上振れ着地がポジティブ・サプライズとなり、昨日のテレビ番組で紹介されたオープンハウス(3288)も賑わった。反面、太陽誘電(6976)が大幅続落、薬価引き下げなどが響き4-6月期大幅減益の日医工(4541)も厳しい。大幅増益のPCデポ(7618)は出尽くしの反応を示し、ビーグリー(3981)など電子書籍関連はAmazia(4424:マザーズ)の急落に引っ張られた格好に。GMO(9449)には決算を好感した買いが先行したが、自社株買いを一時中断するとの発表が嫌気された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。好決算にもかかわらず、売りに押される高値圏銘柄が目立つ展開となった。リボミック(4591)、BASE(4477)、サンアスタ(4053)が売られ、イグニス(3689)、ビザスク(4490)、ディエムソリュ(6549)は買われた。


2020年8月12日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,789.15(+38.91)
TOPIX 1598.39(+12.43)
東証一部売買高 71777万株

前引け・小幅続伸―強弱材料がせめぎ合うなか、米金利上昇が支えに

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら続伸、前日終値に比べて38.91円高い22789.15円で引けた。11日の米国市場と同様に、追加景気対策を巡る米議会の協議難航が重荷となる場面があったが、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が安心感をもたらすなか、米金利上昇が相場を支える展開となった。金利差縮小への思惑から対ドルでも円安が進み、輸出関連への追い風となったほか、出遅れ感の強い金融株への買いを誘発したことなどが背景。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算1兆2100億円、同売買高は概算7億1777万株で、値上がり銘柄数は1285、値下がり784、変わらず102だった。業種別TOPIXでは「銀行」「保険」「ゴム製品」をはじめとする30業種が上昇、下落は「非鉄」「医薬品」「サービス」の3業種に留まった。銀行や保険、証券が軒並み買われ、4-6月期増益を確保した住友不(8830)も堅調。自動車関連への買いも継続し、今12月期の黒字見通しが好感された新日電工(5563)は約半年ぶりに年初来高値を更新した。日精工(6471)にはJPモルガン証による格上げが観測され、4-6月期最終赤字のIHI(7013)はアク抜けの反応を示した。反面、米ハイテク株安を映じてソフトバンクグループ(9984)や東京エレクトロン(8035)が売られ、楽天(4755)は上期最終赤字転落が嫌気された。住友鉱(5713)は金相場の大幅下落が重荷となり、新株予約権の発行を決めた電算システム(3630)には需給悪化懸念が強まった。ネットマーケ(6175)には恋活・婚活サービスに対する成長鈍化を警戒した売りが殺到した。

新興市場では、主要2指数がそろって下落。決算発表を受けて出尽くしの反応を示す銘柄が続出し、相場の重荷となった。メルカリ(4385)、ワークマン(7564)、クルーズ(2138)が売られ、モダリス(4883)、T&S(4055)、ホープ(6195)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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