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市況解説 2020年8月11日(火)

2020年8月11日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,750.24(+420.30)
TOPIX 1585.96(+39.22)
東証一部売買高 162714万株

大引け・4日ぶり大幅反発―後場は高値圏でもみ合う

11日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに大幅反発、前週末比420.30円高の22750.24円で取引を終えた。雇用統計やトランプ大統領令による追加経済対策を受けて米景気の先行き不安が後退、出遅れ感のある景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが膨らむ展開となった。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)における米株先物の上昇や中国株の堅調推移なども支えとなり、後場に入ると高値圏でもみ合う格好となった。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに大幅反発。東証一部売買代金は概算2兆7430億円、同売買高は概算16億2714万株で、値上がり銘柄数は全体の83%超の1810、値下がり330、変わらず33だった。業種別TOPIXでは「不動産」「鉄鋼」「銀行」「空運」をはじめとする31業種が上昇、下落は「情報・通信」「その他製品」の2業種に留まった。トヨタ(7203)など自動車株が軒並み高く、4-6月期大幅増益のT&Dホールディングス(8795)にはポジティブ・サプライズが広がった。蛇の目ミシン工業(6445)は今期の大幅増益見通しが好感されストップ高、自社株買いの実施を発表した山口フィナンシャルグループ(8418)も10%超上昇した。反面、高値圏にある任天堂(7974)やGMOペイメントゲートウェイ(3769)には利食い売りが膨らみ、大塚商会(4768)はパソコン販売の反動減が響いた上期減益が嫌気された。4-6月期黒字転換のファイズホールディングス(9325)は買い一巡後に急落、4-6月期の赤字転落と株主優待制度の廃止を発表したダイコク電機(6430)も厳しい。オンライン教育関連とされるベネッセコーポレーション(9783)は4-6月期の営業赤字が重荷に。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。出遅れ景気敏感株への資金シフト思惑が重荷となる一方、好決算や材料の出た銘柄への買いが支えとなった。テラ(2191)、Sun Asterisk(4053)、夢真ホールディングス(2362)が買われ、イグニス(3689)、マクアケ(4479)、GMO TECH(6026)は売られた。


2020年8月11日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,710.60(+380.66)
TOPIX 1579.76(+33.02)
東証一部売買高 79043万株

前引け・大幅反発―米景気安心感広がり、景気敏感株に買い

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前週末終値に比べて380.66円高い22710.60円で引けた。事前予想を上回った7月米雇用統計やトランプ米大統領令による追加経済対策を受けて、米景気懸念が和らぎ、出遅れ感の強い景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。円相場の弱含み推移や中国株の上昇なども安心感を誘い、先物主導でジリジリと上げ幅を広げ、一時400円超上昇する場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算1兆3183億円、同売買高も概算7億9043万株とともに7日前場水準を上回り、値上がり銘柄数は全体の3/4超の1679に達し、値下がり443、変わらずが47。業種別TOPIXでは「不動産」「鉄鋼」「鉱業」をはじめとする30業種が上昇、下落は「海運」「情報・通信」「その他製品」の3業種に留まった。4-6月期2桁増益の三菱地所(8802)が大幅高、アルツハイマー治療薬への期待が改めて高まったエーザイ(4523)の上げも目に付く。パチンコ・パチスロ向け製品好調のアクセル(6730)はストップ高、今期大幅減益見通しを示したブリヂストン(5108)、TOYO TIRE(5105)はアク抜けの反応を示した。反面、商船三井(9104)には貨物船座礁による賠償責任への警戒が広がり、今期27%営業減益を見込む太陽誘電(6976)の下げも厳しい。高値圏にある富士通(6702)の上値は重く、バンダイナムコホールディングス(7832)は冴えない決算が嫌気された。有料サービスの無料施策などが響き、上期大幅減益となったクックパッドK(2193)も厳しい。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。景気敏感株への資金シフト思惑で、高値圏にある巣ごもり関連などが利食い売りに押される展開となった。アンジェス(4563)、NexTone(7094)、ブロードバンドタワー(3776)が買われ、メルカリ(4385)、弁護士ドットコム(6027)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)は売られた。上場2日目のティアンドエス(4055)は、公開価格2800円に対し7010円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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