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市況解説 2020年7月31日(金)

2020年7月31日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 21,710.00(-629.23)
TOPIX 1496.06(-43.41)
東証一部売買高 167899万株

大引け・大幅続落―感染拡大による国内景気停滞懸念も広がる

31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に6日続落、前日比629.23円安の21710.00円と、6月15日以来1ヵ月半ぶりの安値で取引を終えた。4-6月期の米独GDP(国内総生産)統計を受けてコロナ・ショックの大きさが改めて意識されるなか、国内外の新規感染者の増加が投資家心理を冷やす展開となった。決算発表最中の月末・週末で買い手控えムードが広がりやすく、日銀による上場投資信託(ETF)買いが入ったとみられる後場も投機的な売りに晒される格好となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に4日続落し、節目の1500を割り込んだ。東証一部売買代金は概算2兆7815億円、同売買高は概算16億7899万株で、値下がり銘柄数は全体の9割超の2032に達し、値上がり134、変わらず7だった。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「ゴム製品」「海運」「鉱業」「パルプ・紙」が値下がり率上位に並んだ。アドバンテスト(6857)がストップ安に張り付き、信越化学工業(4063)やファナック(6954)などへの売りを誘発。第一三共(4568)やエーザイ(4523)、エムスリー(2413)などの高値圏銘柄は利益確定売りに押され、王子ホールディングス(3861)はテレワークの拡大に伴う紙需要の先細り懸念が重荷となった。好調な1-6月期決算を受けて通期見通しを引き上げた電算システム(3630)は出尽くしの反応を示した。反面、今期の大幅増益見通しが好感されたZOZO(3092)には買いが殺到、アンリツ(6754)は値を保った。味の素(2802)やカルビー(2229)は巣ごもり消費の恩恵が裏付けられ、中国塗料(4617)は自己株取得枠の設定も評価された。栄研化学(4549)には、大和証券の格上げが観測された。

新興市場でも主要2指数がそろって下落。市場の地合い悪化や決算への警戒から、手じまい売りに押される銘柄が増えた。ロコガイド(4497)、コパ(7689)、大塚家具(8186)が売られ、アンジェス(4563)、プロルート丸光(8256)、メルカリ(4385)は買われた。


2020年7月31日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 21,920.98(-418.25)
TOPIX 1511.82(-27.65)
東証一部売買高 70929万株

前引け・大幅続落-景気懸念強まるなか、決算悪響く

31日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日終値に比べ418.25円安い21920.98円で引け、取引時間中としては6月29日以来、約1ヵ月ぶりに心理的節目の22000円を割り込んだ。4-6月期の米国内総生産(GDP)の大幅悪化などで景気懸念が強まるなか、円相場の1ドル104円台突入や個別決算へのネガティブ反応が目立ち、小幅安スタートのあと下げ幅を大きく広げる展開となった。米取引終了後の大型ハイテク株の決算に加え、10時発表の中国購買担当者景気指数(PMI)の好調だったが相場への影響は限られた。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で1兆2235億円、売買高は同7億929万株、値下がり銘柄数は全体の9割近い1948、値上がり201、変わらず23だった。業種別TOPIXは全33業種中、「電気・ガス」を除く32業種が下落、「ゴム製品」「パルプ・紙」「金属製品」「保険」などが値下がり率の上位に並んだ。今3月期営業利益が前期比2割減と市場予想を大きく下回る見通しを示したアドバンテスト(6857)や、今12月期予想を大幅に下方修正したソウルドアウト(6553)がストップ安まで売られ、パナソニック(6752)、コマツ(6301)も決算内容が嫌気され大きく下げた。JR東日本(9020)やキヤノン(7751)が連日で年初来安値を更新、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)も指数を押し下げた。半面、今3月期経常増益の見通しを発表した富士通(6702)が買われて約19年ぶりの高値水準を回復、TDK(6762)は減益ながらも市場予想を上回る見通しを示し急伸、富士電機(6504)は4-6月期の黒字確保が好感された。エス・エム・エス(2175)は4-6月期の5割超え営業増益を発表、ポーラ・オルビスホールディングス(4927)は1-6月期営業利益が6割減ながら想定程悪化していないとしてともに急反発した。

新興市場は主要2指数がともに下落、日経平均の大幅安で投資家心理が悪化し、週末手仕舞い売りが膨らんだ。ストリームメディアコーポレーション(4772)、サイバーセキュリティクラウド(4493)、GMOフィナンシャルゲート(4051)が売られ、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、セプテーニ・ホールディングス(4293)、BASE(4477)が買われた。本日新規上場の日本情報クリエイト(4054)は公開価格1300円に対し2210円で、SunAsterisk(4053)同700円に対し1209円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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