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市況解説 2020年7月30日(木)

2020年7月30日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,339.23(-57.88)
TOPIX 1539.47(-9.57)
東証一部売買高 130042万株

大引け・5日続落-決算悪、感染拡大嫌気し手仕舞い売り継続

30日の東京株式市場で日経平均株価は5日続落、前日比57.88円安の22339.23円で取引を終え、終値ベースでは7月10日以来ほぼ3週間ぶりの安値水準で引けた。米株高を支えに朝方は堅調に始まったものの、決算発表の本格化を控えて様子見姿勢を強めるなか、一部企業の業績悪や1ドル105円近辺の円高を嫌気した手仕舞い売りが拡大、お昼過ぎには東京都の新規感染者数が過去最多レベルに達するとの報道も伝わり、後場入りとともに下げに転じた。東証株価指数(TOPIX)も3日続落。東証1部の売買代金は概算で2兆2659億円、売買高は同13億42万株、値下がり銘柄数は全体の6割にあたる1321、値上がり769、変わらず81だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「電気・ガス」「陸運」など29業種が下落、上昇は「証券」「精密」「情報・通信」「輸送用機器」の4業種にとどまった。東京エレクトロン(8035)、ファナック(6954)が値を崩し日経平均を押し下げたほか、外食営業自粛や行動自粛強化への思惑から、エイチ・アイ・エス(9603)や電鉄株が軒並み下げ幅を広げた。昼休み中に今3月期大幅減益の見通しと減配方針を発表した大東建託(1878)は急反落、4-6月期7割営業減益の大阪製鐵(5449)も大きく下押した。引け後に決算発表を控えるコニカミノルタ(4902)は34年ぶりの安値で引けた。半面、今3月期予想を据え置いた三菱電機(6503)、ツガミ(6101)が買われ、4-6月期最終利益が前年同期比2.8倍となった北陸電力(9505)や前6月期業績の好調観測が報じられたパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)が上げ幅を広げた。ソフトバンクグループ(9984)も一段高で20年ぶり高値水準を回復、相場を下支えた。

新興市場は主要2指数が高安まちまちとなり、日経ジャスダック平均は3日続落、東証マザーズ指数は5日ぶりに反発した。ティーケーピー(3479)、フィーチャ(4052)、インターライフホールディングス(1418)が売られ、テラ(2191)、フィードフォース(7068)、出前館(2484)が買われた。


2020年7月30日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,408.29(+11.18)
TOPIX 1545.79(-3.25)
東証一部売買高 53091万株

前引け・小反発-決算本格化を前に様子見姿勢強まる

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は小反発、前日終値に比べ11.18円高い22408.29円で引けた。29日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見等を通じあらためて金融政策に対する安心感が強まり、米主要株価指数がそろって反発、この流れを引き継いでハイテク株や好決算銘柄中心に買いが先行した。もっとも円高圧力がくすぶるなか、日米主要企業の決算発表のヤマ場を迎えることで様子見姿勢も強く、小幅レンジの値動きにとどまった。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証1部の売買代金は概算で9611億円、売買高は同5億3091万株、値上がり銘柄数は695と値下がり1355を大きく下回り、変わらず105だった。業種別TOPIXは全33業種中、「証券」「精密」「情報・通信」など10業種が上昇、下落は「鉱業」「電気・ガス」「銀行」など23業種。4-6月期大幅増益となった野村ホールディングス(8604)、エムスリー(2413)が商いを伴って大幅高、ソフトバンクグループ(9984)は6日続伸して指数を押し上げた。アサヒホールディングス(5857)は貴金属市況の上昇などで今3月期業績を上方修正、よみうりランド(9671)は通期最終黒字を確保できるとの見通しを示しともに急伸した。チェンジ(3962)は10-6月期営業利益が前年同期比3倍増となるとの見通しを発表、株式分割を考慮した上場来高値を更新した。半面、今12月期営業利益を下方修正、一転減益予想とした花王(4452)が売られ、資生堂(4911)、コーセー(4922)などもつれ安した。SCREENホールディングス(7735)、野村総合研究所(4307)は市場見通しを下回ったとして下落、ぐるなび(2440)は4-6月期営業赤字が嫌気され14%超え急落した。中外製薬(4519)など大手医薬品の一角の軟調も目に付いた。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。直近賑わった銘柄等に手仕舞い売りが広がったが、巣ごもり関連やバイオ関連に買いが入り相場を支えた。コパ・コーポレーション(7689)、ステムリム(4599)、クレオ(9698)が売られ、BASE(4477)、ワークマン(7564)、メドピア(6095)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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