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市況解説 2020年7月29日(水)

2020年7月29日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,397.11(-260.27)
TOPIX 1549.04(-20.08)
東証一部売買高 118639万株

大引け・大幅に4日続落―国内外の感染拡大を警戒した売りが広がる

29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続落、前日比260.27円安の22397.11円で取引を終えた。28日の米株安や円相場の強含み推移が重荷となるなか、国内外の感染拡大を警戒した売りが広がる展開となった。市場予想を下回る決算を発表した企業が厳しい売りに晒されたことなどが心理を冷やした模様で、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を今晩に控え、押し目買いも限定的だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証一部売買代金は概算2兆1053億円、同売買高は概算11億8639万株で、値下がり銘柄数は全体の8割超の1810に達し、値上がり309、変わらずが53。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「輸送用機器」「その他金融」をはじめとする31業種が下落、上昇は「海運」「情報・通信」の2業種に留まった。決算を好感して高く始まった東京エレクトロン(8035)が値を消し、信越化学工業(4063)は上期減益見通しが嫌気された。コニカミノルタ(4902)はキヤノン(7751)につれ安し10%超下落、トヨタ自動車(7203)などは円高も響いた。中外製薬(4519)は、抗リウマチ薬「アクテムラ」の新型肺炎を対象にした第3相の臨床試験の不冴えな結果が伝わり、急落する場面があった。反面、自社株買いの実施に伴う需給不安の乏しさからソフトバンクグループ(9984)が5日続伸、年間配当予想の据え置きなどが好感されたオムロン(6645)などとともに指数を下支えた。神戸物産(3038)が半月ぶりに上場来高値を更新するなど巣ごもり関連の一角が賑わい、今期増益見通しを示したキャリアインデ(6538)は急伸。「マスク・防護服着用でも院内感染発生」との報道を受けて、日本エアーテック(6291)には思惑買いが膨らんだ。

新興市場では、主要2指数がそろって続落。決算警戒が広がり、主力株を中心に手じまい売りに押された。メルカリ(4385)、ケイブ(3760)、フリー(4478)が売られ、プロルート丸光(8256)、ホープ(6195)、ヴィッツ(4440)は買われた。


2020年7月29日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,479.05(-178.33)
TOPIX 1555.65(-13.47)
東証一部売買高 56517万株

前引け・続落―市場予想を下回る決算を発表した企業への売り膨らむ

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べて178.33円安い22479.05円で引けた。28日の米株安や円強含み推移が重荷となるなか、市場予想を下回る決算を発表した企業などに売りが膨らみ、指数を押し下げた。新型コロナの感染再拡大による企業業績への影響が憂慮されつつあり、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を今晩に控え、押し目買いも入りにくかった模様。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算1兆299億円、同売買高は概算5億6517万株で、値下がり銘柄数は全体の3/4超の1652、値上がり436、変わらずが75。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「輸送用機器」「電気機器」をはじめとする28業種が下落、「海運」「電気・ガス」「不動産」など5業種は上昇。今期大幅減益見通しを示したファナック(6954)や、4-6月期に初の最終赤字に転落し上期減配の見込みとなったキヤノン(7751)の下げがきつい。日産自動車(7201)や小糸製作所(7276)など自動車関連の下げも目立ち、4-6月期大幅増益のSBテクノロジー(4726)には利食い売りが嵩んだ。不適切な会計処理が行われた可能性があるとして、特別調査委員会の設置を発表したハイアス・アンド・カンパニー(6192)も厳しい。反面、光海底ケーブルに絡む日経報道を受けてNEC(6701)が小高く推移、好決算も追い風にコメリ(8218)など巣ごもり関連の一角も賑わった。コーナン商事(7516)は自社株買いへの関心が高まり、通期見通しを発表したシマノ(7309)は上場来高値を更新した。9月から東京ディズニーの開園・閉園時間を変更すると発表したオリエンタルランド(4661)は小じっかり。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。全般、売りに押される展開となったが、巣ごもり関連などへの買いに支えられ、日経ジャスダック平均は小反発となった。コパ・コーポレーション(7689)、Aiming(3911)、No.1(3562)が買われ、日本マクドナルドホールディングス(2702)、テラ(2191)、豊商事(8747)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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