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市況解説 2020年7月28日(火)

2020年7月28日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,657.38(-58.47)
TOPIX 1569.12(-7.57)
東証一部売買高 108836万株

大引け・3日続落―後場は様子見ムード広がる

28日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落、前日比58.47円安の22657.38円で取引を終えた。強弱両材料が入り混じるなか、下値の堅さに着目した買いが優勢となる場面もあったが、後場に入ると様子見姿勢を決め込む投資家が増え、冴えない展開となった。騰勢を強める金相場が時間外取引で高値波乱の様相を呈したことや都内の新規感染者数の拡大が伝わり、市場心理を冷やしたためで、本格化する主要企業決算を見極めたいとのムードが広がる格好となった。東証株価指数(TOPIX)は反落。東証一部売買代金は概算1兆9878億円、同売買高も概算10億8836万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の7割超の1534、値上がり557、変わらずが81。業種別TOPIXでは「空運」「電気・ガス」「不動産」をはじめとする28業種が下落、「医薬品」「精密機器」「情報・通信」など5業種は上昇。大引け後に決算発表を控えるファナック(6954)が下げ幅を拡大、オリエンタルランド(4661)やラウンドワン(4680)など娯楽関連も一段安となった。政府の石炭火力発電の輸出禁止措置を受けてJ−POWER(9513)は上場来安値を更新、パーク24(4666)には野村証の格下げが観測された。反面、HOYA(7741)は決算発表を無難に消化、市場予想を上回る4-6月期営業利益が材料視されたトクヤマ(4043)は10日続伸となった。スタンレー電気(6923)は今期の増益見通しが好感され、4-6月期大幅減収・減益の栄研化学(4549)は出尽くしの反応を示した。上期業績予想を上方修正したニチレキ(5011)の上げも目に付く。

新興市場では、主要2指数がそろって反落。マザーズ主力銘柄の下げが全体の重荷となった。Aiming(3911)、テラ(2191)、GMOフィナンシャルゲート(4051)が売られ、フィーチャ(4052)、メディシノバ(4875)、バリューデザイン(3960)は買われた。


2020年7月28日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,792.76(+76.91)
TOPIX 1579.88(+3.19)
東証一部売買高 49472万株

前引け・反発―下値の堅さを意識した買い広がる

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べて76.91円高い22792.76円で引けた。ワクチン開発や米追加財政出動への期待感と円高・ドル安進行という強弱材料がせめぎ合い、寄り付き後しばらくは前日終値近辺でもみ合ったが、次第に下値の堅さを意識した買いが広がる展開となった。もっとも、本格化する主要企業決算を見極めたいとのムードもくすぶり、積極的に持ち高を傾ける動きにも乏しかった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部売買代金は概算8975億円、同売買高も概算4億9472万株と低調で、値上がり銘柄数は812、値下がり1231、変わらず115だった。業種別TOPIXでは「医薬品」「非鉄」「ガラス・土石」をはじめとする18業種が上昇、「空運」「電気・ガス」「輸送用機器」など15業種は下落。米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、アドバンテスト(6857)や太陽誘電(6976)が高く、TDK(6762)には野村証券の目標値引き上げも観測された。英製薬大手アストラゼネカと抗がん剤で開発・販売提携したと発表した第一三共(4568)が急伸、ワクチン生産支援のために米政府から同社の米子会社に資金が拠出されることになった富士フイルム(4901)もしっかり。住友金属鉱山(5713)は金価格の連日の上昇が刺激材料となり、4-6月期利益急増のコーエーテクモホールディングス(3635)は12%超上昇。反面、4-6月期2桁営業増益の日東電工(6988)は通期減益見通しが嫌気され、日立建機(6305)も4-6月期決算が重荷となった。今期大幅最終赤字の見通しとなった三菱自動車(7211)は厳しい下げに見舞われ、日産自動車(7201)はつれ安となった。テラスカイ(3915)には利食い売りが膨らみ、しまむら(8227)は7月月次が嫌気された模様。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。決算発表を受けてマザーズ主力株の一角が売られ、全体の重荷となった。BASE(4477)、コパ(7689)、オンキヨー(6628)が買われ、弁護士ドットコム(6027)、テラ(2191)、マクアケ(4479)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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