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市況解説 2020年7月27日(月)

2020年7月27日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,715.85(-35.76)
TOPIX 1576.69(+3.73)
東証一部売買高 116056万株

大引け・続落-決算評価、需給改善期待支えに後場も下げ渋る

27日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落、22日終値に比べ35.76円安の22715.85円で引けた。4連休中の海外株安を受け、朝方は300円超えの下げで取引を開始したが、その後は業績評価の押し目買いなどに支えられ、着実に値戻しが進んだ。日銀による上場投資信託(ETF)の購入思惑も意識され、一時10円安まで下げ幅を縮める場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は小幅反発。東証1部の売買代金は概算で2兆1066億円、売買高は同11億6056万株、値下がり銘柄数は683と値上がり1424を大きく下回り、変わらず65だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「精密」「証券」など11業種が下落し、上昇は「電気・ガス」「保険」「水産」など22業種。半導体関連の東京エレクトロン(8035)、ディスコ(6146)が終日弱く、商船三井(9104)、安川電機(6506)などの景気敏感株が総じて軟調だった。日本航空電子工業(6807)は今3月期営業益見通しを57%減と発表し急落、ニコン(7731)には証券会社の目標値引き下げが観測された。半面、朝方に年初来安値をつけたJR東日本(9020)が急速に切り返すなど、安値圏のディフェンシブ株が見直され、第一三共(4568)や東京ガス(9531)が上げ幅を拡大、J.フロントリテイリング(3086)、ABCマート(2670)など小売株もしっかりだった。コマツ(6301)、三菱電機(6503)など設備投資関連の一角も上昇。アイロムグループ(2372)は子会社で開発中の新型コロナウイルス向けワクチンの非臨床試験において好結果を確認と発表、一時急伸した。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が4日続伸の一方、東証マザーズ指数は続落で終えた。コパ・コーポレーション(7689)、ジョルダン(3710)、豊商事(8747)が買われ、Sansan(4443)、マネーフォワード(3994)、サーバーワークス(4434)が売られた。


2020年7月27日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,629.30(-122.31)
TOPIX 1565.02(-7.94)
東証一部売買高 57170万株

前引け・続落-大幅安スタートも徐々に下げ渋る

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、連休前22日の終値に比べ122.31円安い22629.30円で引けた。米中関係の緊迫化や米半導体大手インテルの株価急落を嫌気してハイテク中心に景気敏感株への売りが圧迫要因となったが、寄り付き直後から主力銘柄に押し目買いが入り相場を下支えた。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物の堅調や、日銀による上場投資信託(ETF)の購入思惑も意識され、下げ幅を100円弱に縮める場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で1兆198億円、売買高は同5億7170万株、値下がり銘柄数は全体の6割強の1328、値上がり755、変わらず89だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「鉄鋼」「空運」など28業種が下落、上昇は「電気・ガス」「水産」「情報・通信」など5業種にとどまった。半導体製造装置の東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)が売られ、インテルと関係が深いとされるイビデン(4062)、新光電気工業(6967)が約7%安と急落した。サイバーエージェント(4751)は4-6月期営業利益の伸び悩みが嫌気され、大幅増益だったエイトレッド(3969)は先週末に分割考慮後の上場来高値を更新していたこともあって、利益確定売りに押された。半面、4-6月期営業利益が5割増となったネットワンシステムズ(7518)が一時10%超え急伸、日本電産(6594)には業績評価の買いが継続し9日続伸、本日9時に今6月期の2ケタ増益予想を発表したGenkyDrugStores(9267)は年初来高値を更新した。テラスカイ(3915)、ブイキューブ(3681)といった在宅勤務関連は、西村経済再生担当相の「テレワーク7割の再徹底求める」との発言が材料視された。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。バイオ関連、ゲーム関連株に短期値幅取りの資金が流入したが、時価総額の大きい主力株などには手仕舞い売りが継続した。Aiming(3911)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、テラ(2191)が買われ、マクアケ(4479)、フリー(4478)、スリー・ディー・マトリックス(7777)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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