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市況解説 2020年7月21日(火)

2020年7月21日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,884.22(+166.74)
TOPIX 1582.74(+5.71)
東証一部売買高 115171万株

大引け・続伸-欧州復興基金の設立を好感も上値重い

21日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比166.74円高の22884.22円で取引を終えた。明後日からの4連休を控えて売買は盛り上がりを欠いたが、新型コロナウイルスのワクチン開発進展や米ハイテク株の上昇を支えに終日堅調地合いを保った。日本時間昼過ぎには、5日間に及んだ欧州連合(EU)首脳会議が復興基金の設立を合意して閉幕、景気回復への期待から幅広い銘柄で買いの勢いが強まり、上げ幅を200円超えに広げる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証1部の売買代金は概算で2兆1142億円、売買高は同11億5171万株と低調で、値上がり銘柄数は全体の6割超えの1402、値下がり676、変わらず94だった。業種別TOPIXは全33業種中、「サービス」「医薬品」「電気機器」など11業種が上昇、下落は「鉄鋼」「電気・ガス」「建設」など22業種。ソフトバンクグループ(9984)はじめ指数寄与度の大きい値嵩株が強く、第一三共(4568)、エーザイ(4523)など医薬品大手も日経平均を押し上げた。ソニー(6758)、日本電産(6594)が年初来高値を更新、NIPPO(1881)は業績期待を支えに28年ぶりの高値を付けた。米アマゾン株の上昇でネット通販への好調思惑が一段と強まって、Zホールディングス(4689)、楽天(4755)も強く、SUMCO(3436)には大手証券の強気判断が伝わった。半面、日本製鉄(5401)、ホンダ(7267)などの景気敏感株には下げるものが多く、日立製作所(6501)は大手証券の格下げが観測された。小松ウオール工業(7949)は未定としていた今3月期予想を前期比60%減と発表し、4ヵ月ぶりの安値を付けた。

新興市場は主要2指数がともに続伸、クラウド関連やバイオ株に物色資金が流入した。Aiming(3911)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、BASE(4477)が買われ、ユーザベース(3966)、リボミック(4591)、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)が売られた。


2020年7月21日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,856.71(+139.23)
TOPIX 1577.90(+0.87)
東証一部売買高 58504万株

前引け・続伸―ワクチン開発期待やEU基金合意観測で心理上向く

21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べて139.23円高い22856.71円で引けた。新型コロナウイルスのワクチン開発の進展を伝える報道が相次ぎ、投資家心理が上向くなか、ハイテク株を中心に米国株が上昇した流れを引き継いだ。欧州連合(EU)首脳会議が復興基金の設立合意に近づいているとの観測も、世界景気の回復期待を高める方向に作用している模様。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算1兆797億円、同売買高は概算5億8504万株と、ともに前日前引け水準は上回ったものの、4連休を前に盛り上がりを欠いた。値上がり銘柄数は934、値下がり1127、変わらずが108。業種別TOPIXでは「医薬品」「サービス」「電気機器」など10業種が上昇、「鉄鋼」「銀行」「建設」をはじめとする23業種は下落。11月にも臨床試験に入るワクチンの国内供給力増強方針が伝わった塩野義製薬(4507)が続伸、中国ネット大手アリババ傘下企業の新規上場計画が刺激となったソフトバンクグループ(9984)の上昇も指数を押し上げた。NEC(6701)、富士通(6702)は連日で年初来高値を更新、大引け後に決算発表を控える日本電産(6594)には野村証券の強気レポートが観測された。米IBM決算でクラウド事業の好調が確認されたことを受けて、GMOクラウド(3788)やテラスカイ(3915)が急伸した。反面、ニッケル鉱山開発を巡る減損損失を計上する見通しとなった住友商事(8053)が売られ、3-5月期大幅減益のアルインコ(5933)の下げがきつい。「来春の新卒採用中止を検討」と報じられたJAL(9201)は3日続落、きのう上場来高値を更新したダイキン工業(6367)は利食い売りに押された。

新興市場でも主要2指数がそろって続伸。バイオ関連や巣ごもり関連の上げが目に付く。弁護士ドットコム(6027)、スリー・ディー・マトリックス(7777)、メルカリ(4385)が買われ、サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)、テラ(2191)、サーバーワークス(4434)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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