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市況解説 2020年7月15日(水)

2020年7月15日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,945.50(+358.49)
TOPIX 1589.51(+24.36)
東証一部売買高 124571万株

大引け・大幅反発―米株先物高に支えられ、23000円に接近

15日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比358.49円高の22945.50円で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官発言やコロナ治療薬の開発進展報道などを受けて、世界経済が正常化へ向かうとの期待が高まり、出遅れ感の強い景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。中国株の下落が重荷となる場面もあったが、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)における米株先物の堅調推移が支えとなり、節目の23000円に接近する展開となった。日銀は現行の大規模緩和を継続することを決めたが、事前の予想通りとして反応は限定的だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算2兆2092億円、同売買高は概算12億4571万株で、値上がり銘柄数は全体の85%超の1860に達し、値下がり260、変わらず51だった。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「鉱業」「鉄鋼」「機械」「不動産」が値上がり率上位に並んだ。「年末に発売予定の次世代ゲーム機の生産を上積みへ」と伝わったソニー(6758)が年初来高値を更新、日揮ホールディングス(1963)など株価純資産倍率(PBR)1倍割れ銘柄の上げも目に付く。9-5月期大幅増益のセラク(6199)が急騰、上期大幅減益のサムティ(3244)はアク抜けの反応を示した。反面、野村ホールディングス(8604)にはネット証券への資金シフト思惑が台頭、前期大幅減益で今期は売上が伸び悩む見通しのGunosy(6047)の下げがきつい。3-5月期5割営業減益のネオス(3627)、今期営業赤字予想のクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)も厳しく、昨日上場来高値を付けた電算システム(3630)には利食い売りが膨らんだ。

新興市場でも、主要2指数が終日堅調に推移。すららネット(3998)、メタップス(6172)、ロコンド(3558)が買われ、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、関通(9326)、ALiNKインターネット(7077)は売られた。新規上場のKIYOラーニング(7353)は公開価格2300円に対し5360円の初値を付けたが、アイキューブドシステムズ(4495)、GMOフィナンシャルゲート(4051)は買い気配のまま推移し、売買は成立しなかった。


2020年7月15日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,912.24(+325.23)
TOPIX 1585.55(+20.40)
東証一部売買高 61598万株

前引け・大幅反発―FRB高官発言やコロナ治療薬期待でリスクオン

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べて325.23円高い22912.24円で引けた。米連邦準備理事会(FRB)高官の大規模金融緩和継続発言を好感し、景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われた米国市場の流れを引き継いだ。寄り前に米モデルナ社の良好な治験結果が伝わり、コロナ治療薬の開発進展への期待が高まったことも追い風に働き、上げ幅は一時360円超に達した。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算1兆763億円、同売買高は概算6億1598万株とともに前日前引け水準を上回り、値上がり銘柄数は全体の7割超の1598、値下がり482、変わらずが88。業種別TOPIXでは「銀行」を除く32業種が上昇、「鉄鋼」「鉱業」「機械」「不動産」が値上がり率上位に並んだ。中国向け受注の回復観測などを背景にファナック(6954)が6ヵ月ぶりに年初来高値を更新、安川電機(6506)は4日ぶりに反発した。日産自動車(7201)やジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など出遅れ株の上げも目に付き、今期増益見通しを示したイズミ(8273)はストップ高まで買い進まれた。「愛媛大と新規アレルギー治療薬の共同研究開発で合意」と報じられたMORESCO(5018)も動意付く場面があった。反面、高値圏にあるエーザイ(4523)やアドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)などには利食い売りが続き、IDOM(7599)は最終赤字に転落した3-5月期決算が嫌気された。3-5月期大幅増収増益のエコス(7520)は出尽くしの反応となり、ピーシーデポコーポレーション(7618)は6月月次売上高の伸び率鈍化が重荷となった。

新興市場でも、主要2指数がそろって反発。メドピア(6095)、ラクス(3923)、Sansan(4443)が買われ、リボミック(4591)、チームスピリット(4397)、UUUM(3990)は売られた。新規上場3社はいずれも買い気配が続き、売買は成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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