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市況解説 2020年7月9日(木)

2020年7月9日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,529.29(+90.64)
TOPIX 1557.24(+0.01)
東証一部売買高 117582万株

大引け・3日ぶり反発-中国株高受け一段高も、都内感染拡大を嫌気

9日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日比90.64円高の22529.29円で取引を終えた。中国株の上げ幅拡大や日銀による上場投資信託(ETF)購入思惑が意識され、後場入り後、物色範囲を広げつつ一段高の動きを見せたが、東京都の新規感染者数が224名と過去最大となったと伝わり、終盤伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)は後場切り返して3日ぶりの小反発で終了。東証1部の売買代金は概算で2兆2220億円、売買高は同11億7582万株、値上がり銘柄数は594と値下がり1496を大きく下回り、変わらず81だった。業種別TOPIXは全33業種中、「情報・通信」「電気・ガス」「電気機器」など9業種が上昇、下落は「空運」「不動産」「鉄鋼」など24業種。ソニー(6758)が上げ幅を拡大、中国関連のファナック(6954)、安川電(6506)や、半導体関連の信越化学工業(4063)、アドバンテスト(6857)も日経平均を押し上げた。ファミリーマート(8028)はストップ高比例配分、日経平均への採用観測が伝わったサントリー食品インターナショナル(2587)は6月販売高の好調も好感された。株式分割を発表したアセンテック(3565)も急伸。半面、日本製鉄(5401)、AGC(5201)など素材の一角が終日冴えず、きのうの決算発表を受けてイオン(8267)はじめグループ各社の下げが目に付いた。住友不動産(8830)など大手不動産も売られ、イチネンホールディングス(9619)は「未定」としていた今3月期業績予想を3割近い営業減益と発表したことが嫌気された。セブン銀行(8410)は外資系証券による投資判断の2段階引き上げが響いた。

新興市場は主要2指数がともに5日ぶりに反落。東証1部の主力株が買われるなか、直近賑わったバイオ関連や巣ごもり・テレワーク関連で手仕舞い売りが膨らんだ。Delta−FlyPharma(4598)、イマジニア(4644)、アンジェス(4563)が売られ、ソレキア(9867)、BASE(4477)、大戸屋ホールディングス(2705)が買われた。


2020年7月9日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,486.01(+47.36)
TOPIX 1552.61(-4.62)
東証一部売買高 52850万株

前引け・反発-値嵩株の一角が日経平均を押し上げ

9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比47.36円高い22486.01円で引けた。8日の米株高を好感して半導体関連などハイテク株の一角に買いが入ったほか、伊藤忠商事(8001)によるファミリーマート(8028)の完全子会社化が業界再編思惑を呼び、指数を押し上げた。上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う需給悪懸念が広範囲の銘柄に重荷となったが、小安く始まった中国・上海総合指数が早々に切り返し、相場を支えた。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証1部の売買代金は概算で1兆181億円、売買高は同5億2850万株、値上がり銘柄数は599と値下がり1468を大きく下回り、変わらず83だった。業種別TOPIXは全33業種中、「情報・通信」「証券」「小売」などの6業種が上昇し、下落は「不動産」「鉄鋼」「空運」など27業種。ファミリーマートがストップ高水準で買い気配が続き、同業のローソン(2651)や伊藤忠系の不二製油グループ本社(2607)にも買収思惑が浮上して大きく買われた。日経平均採用銘柄の入替候補として名前が挙がったカカクコム(2371)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)、ZOZO(3092)なども大幅高、保有するアリババ株の高値更新を支えに約20年ぶり高値を付けたソフトバンクグループ(9984)も日経平均を押し上げた。エーザイ(4523)はアルツハイマー治療薬「アデュカヌマブ」について米食品医薬品局への承認申請を完了したと発表、コジマ(7513)は3-5月期営業利益の2ケタ増が好感された。半面、小野薬品工業(4528)はじめその他の医薬品株が軒並み売られ、きのう上場来高値を付けた神戸物産(3038)も利益確定売りに押された。3-5月期営業赤字となったイオンフィナンシャルサービス(8570)が急落し、好決算だったウエルシアホールディングス(3141)は材料出尽しの反応だった。

新興市場は主要2指数がともに小幅反落、バイオ関連などへの厳しい売りが重荷となった。ステムリム(4599)、レカム(3323)、MacbeePlanet(7095)が売られ、Aiming(3911)、イルグルム(3690)、セルソース(4880)が買われた。上場3日目のBrandingEngineer(7352)は公開価格490円に対し、2920円で初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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