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市況解説 2020年7月3日(金)

2020年7月3日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,306.48(+160.52)
TOPIX 1552.33(+9.57)
東証一部売買高 98246万株

大引け・続伸―感染再拡大を警戒も下値堅く、買い戻しを呼び込む

3日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比160.52円高の22306.48円で取引を終えた。6月の米雇用統計が事前予想を上回る改善を示したことを受けて、米景気安心感が広がり、主力株などを中心に買いが優勢となった。今晩の米国が休場で市場参加者が限られるなか、「東京都の新規感染者数が120人超に」との報道が重荷となる場面もあったが、個人投資家の旺盛な中小型株物色意欲や中国株の堅調推移などを支えに踏ん張りをみせ、大引けにかけては先物の買い戻しを呼び込む格好となった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算1兆6954億円と6月22日以来の2兆円割れ、同売買高も概算9億8246万株と低調で、値上がり銘柄数は全体の6割超の1333、値下がり759、変わらずが78。業種別TOPIXでは「精密」「その他製品」「情報・通信」をはじめとする22業種が上昇、「空運」「水産・農林」「パルプ・紙」など11業種は下落。東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、信越化学(4063)など半導体関連が軒並み高く、エムスリー(2413)、日本オラクル(4716)には証券会社の強気レポートが観測された。「債権保証型の後払い決済サービスの提供を開始」と伝わった電算システム(3630)が急反発、空気清浄機関連のワイエイシイホールディングス(6298)は後場にストップ高まで買い進まれた。反面、オリエンタルランド(4661)やラウンドワン(4680)といった娯楽関連やJ.フロント リテイリング(3086)などの百貨店株が売られ、キュービーネット(6571)は6月月次が嫌気された。12-5月期大幅減益のキユーソー流通システム(9369)も冴えず、手じまい売りが止まない三陽商会(8011)は連日で上場来安値を更新。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。バイオ関連や巣ごもり関連などを中心に、個人投資家らの物色が膨らんだ。テラ(2191)、BASE(4477)、弁護士ドットコム(6027)が買われ、ネクスグループ(6634)、SAMURAI(4764)、アナップ(3189)は売られた。


2020年7月3日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,220.33(+74.37)
TOPIX 1544.95(+2.19)
東証一部売買高 45702万株

前引け・続伸-米株高好感も、参加者不在で小動き

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ74.37円高い22220.33円で引けた。2日発表の6月米雇用統計が予想以上の改善を示したことを受け米主要3指数がそろって上昇、この流れを引き継ぎ主力株はじめ幅広い銘柄で買いが先行したものの、寄り付き後は膠着感を強めた。今晩の米休場を控えて市場参加者が限られるなか、内外での新型コロナ感染の拡大警戒が重荷となり、本日の安値付近で前場を終えた。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証1部の売買代金は概算で8106億円、売買高は同4億5702万株と低調で、値上がり銘柄数は988、値下がり1077、変わらず101だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「精密」「情報・通信」など12業種が上昇し、下落は「空運」「水産」「パルプ・紙」など21業種。東京エレクトロン(8035)が上場来高値を更新するなど半導体関連が総じて強く、証券会社の格上げが伝わったTOWA(6315)は11%超え急伸した。NEC(6701)、ネットワンシステムズ(7518)など5G関連やゲームの任天堂(7974)が強く、スノーピーク(7816)は「コロナ下でのレジャーとしてアウトドアに商機」との日経報道が買い材料視された。クスリのアオキ(3549)は前5月期決算の2ケタ増益での着地や今期増益見通しが好感され、2018年に付けた上場来高値にあと30円と迫る場面があった。半面、今11月期業績予想を下方修正したキューピー(2809)や3-8月期営業赤字見通しを発表したTSIホールディングス(3608)がともに急落、良品計画(7453)は6月既存店売上が期待ほど強くなかったとして、手仕舞い売りに押された。アイ・アールジャパンホールディングス(6035)など高値圏銘柄への利益確定売りも継続。

新興市場は主要2指数がともに反発、直近上場銘柄や一部のバイオ関連などに物色資金が戻り、徐々に上げ幅を広げた。グッドパッチ(7351)、JTOWER(4485)、ステムリム(4599)が買われ、ニューテック(6734)、テイツー(7610)、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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