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市況解説 2020年6月30日(火)

2020年6月30日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,288.14(+293.10)
TOPIX 1558.77(+9.55)
東証一部売買高 124084万株

大引け・大幅反発―大引けにかけて期末需給への思惑広がる

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比293.10円高の22288.14円で取引を終えた。米中の経済指標が改善を示したことで投資家心理が上向き、出遅れ感の強い景気敏感株などを中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。円相場が弱含みに推移したことも好感され、一時450円超上昇する場面もあったが、6月期末を迎えた今晩の欧米市場の動向を見極めたいとの向きも多く、大引けにかけては手じまい売りが膨らむ展開となった。東証株価指数(TOPIX)も伸び悩み。東証一部売買代金は概算2兆2425億円、同売買高は概算12億4084万株で、値上がり銘柄数は1093、値下がり991、変わらずが85。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「空運」「不動産」をはじめとする27業種が上昇、「証券」「医薬品」「倉庫・運輸」など6業種は下落。コマツ(6301)や三菱電機(6503)など中国関連が軒並み高く、明日からのレジ袋有料化を前に三菱ケミカルホールディングス(4188)、ユニチカ(3103)など生分解性プラを手掛ける銘柄が賑わった。「海外渡航者向けのPCR検査事業を始める」と伝わった島津製作所(7701)が買われ、抗ウイルスガラスを使用した簡易衝立キットを発売した日本板硝子(5202)は5日ぶりに反発した。反面、GMOクラウド(3788)が大幅続落するなど高値圏にある巣ごもり・テレワーク関連の下げが目立ち、J.フロント リテイリング(3086)は今期の大幅最終赤字見通しが改めて嫌気された。みずほ証券の格下げをきっかけにレーザーテック(6920)には利食い売りが膨らみ、JCRファーマ(4552)にもクレディ・スイス証券の格下げが観測された。アスクル(2678)は6月月次が重荷となった模様。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。後場寄り直後に下げ幅を拡大させる場面があったが、下値には個人投資家らの押し目買いが入り、持ち直した。リプロセル(4978)、アイ・ピー・エス(4335)、フィーチャ(4052)が買われ、アンジェス(4563)、GMOリサーチ(3695)、メドレー(4480)は売られた。グッドパッチ(7351)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


2020年6月30日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,381.22(+386.18)
TOPIX 1567.90(+18.68)
東証一部売買高 50616万株

前引け・大幅反発―米景気安心感広がり、景気敏感株に買い

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べて386.18円高い22381.22円で引けた。良好なマクロ指標を受けて米景気安心感が広がり、29日の米主要株価が大きく上昇した流れを引き継ぎ、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。円相場が主要通貨に対して軒並み弱含んだことや、中国の6月購買担当者景気指数(PMI)の改善なども好感され、寄り前に発表された5月の鉱工業生産の大幅な落ち込みや「中国政府が香港国家安全法制を可決」との報道にはほとんど反応しなかった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算9039億円、同売買高も概算5億616万株と低調で、値上がり銘柄数は全体の2/3近い1422、値下がり669、変わらず77だった。業種別TOPIXでは「医薬品」を除く32業種が上昇、「海運」「鉄鋼」「非鉄」「保険」が値上がり率上位に並んだ。日本製鉄(5401)や川崎汽船(9107)、JAL(9201)が大幅高、SCREENホールディングス(7735)などは米マイクロンの好決算も追い風となった。東レ(3402)やジャムコ(7408)といった米ボーイング関連も強く、3-5月期大幅増益のケーヨー(8168)は大幅に3日続伸。反面、今期大幅増益見通しを示したしまむら(8227)は買い一巡後売りに押され、高値圏にあったGMOペイメントゲートウェイ(3769)にも利食い売りが嵩んだ。今期業績予想を下方修正した象印マホービン(7965)が安く、6月月次を受けてクスリのアオキホールディングス(3549)が急落。3-5月期最終赤字転落の三陽商会(8011)は3日続落し、連日で上場来安値を更新。

新興市場では、主要2指数がそろって続落。出遅れ感のある大型景気敏感株への資金シフト思惑が重荷となった。GMOメディア(6180)、AIinside(4488)、cotta(3359)が売られ、小僧寿し(9973)、ビープラッツ(4381)、テイツー(7610)は買われた。新規上場のグッドパッチ(7351)は買い気配が続き、上場2日目のエブレン(6599)は公開価格1350円に対し5000円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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