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市況解説 2020年6月29日(月)

2020年6月29日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 21,995.04(-517.04)
TOPIX 1549.22(-28.15)
東証一部売買高 124962万株

大引け・大幅反落―6月期末需給への警戒も重荷となり500円超下落

29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前週末比517.04円安の21995.04円と、約2週間ぶりに節目の22000円を割り込んで取引を終えた。新型コロナウイルスの世界的な感染再拡大や米中対立を巡る懸念が重荷となり、幅広い銘柄に売りが優勢となった。円相場の落ち着きや日銀による上場投資信託(ETF)購入観測などを支えに下げ渋る場面もあったが、6月期末需給への思惑なども逆風に働き、後場に入ると下げ幅を広げる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証一部売買代金は概算2兆1407億円、同売買高は概算12億4962万株で、値下がり銘柄数は全体の3/4近い1618、値上がり506、変わらず40だった。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「鉄鋼」「鉱業」「その他金融」「空運」が値下がり率上位に並んだ。ファーストリテイリング(9983)やソフトバンクグループ(9984)が指数を押し下げ、米シェールオイル大手の経営破たんも重なり国際石油開発帝石(1605)などの下げかきつい。JR東海(9022)にはリニア事業の先行き警戒感が広がり、5月月次好調のハローズ(2742)は出尽くしの反応を示した。アシックス(7936)には米ナイキの冴えない決算を受けた連想売りが膨らんだ。反面、ニトリホールディングス(9843)、日清食品ホールディングス(2897)が上場来高値を更新するなど巣ごもり関連の一角が買われ、レーザーテック(6920)も高値を更新した。アイロムグループ(2372)は「新型コロナのワクチン候補について、日本国内で非臨床試験を開始」との報道が刺激材料に。

新興市場でも、主要2指数がそろって下げ幅を拡大させた。そーせいグループ(4565)、ITbookホールディングス (1447)、FRONTEO(2158)が売られ、すららネット(3998)、cotta(3359)、チエル(3933)は買われた。コマースOneホールディングス(4496)は公開価格1600円に対し6970円の初値を付け、エブレン(6599)は買い気配が続き売買は成立しなかった。


2020年6月29日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,214.69(-297.39)
TOPIX 1558.44(-18.93)
東証一部売買高 57481万株

前引け・反落―感染再拡大や米中対立を懸念、一時400円超下落

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末終値に比べて297.39円安い22214.69円で引けた。新型コロナウイルスの感染再拡大や米中対立を巡る懸念が広がり、26日の欧米株式が下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが優勢となった。一時400円超下落したが、円相場の落ち着きやシカゴ先物取引システム(GLOBEX)における米株先物の切り返しなどが支えとなり、下げ渋る展開となった。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算9660億円、同売買高も概算5億7481万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の7割超の1536、値上がり560、変わらずが68。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「鉄鋼」「鉱業」「保険」「その他金融」が値下がり率上位に並んだ。日本製鉄(5401)や川崎汽船(9107)、JAL(9201)など景気敏感株が軒並み安く、メガバンクは米金融株安も響いた。キヤノン(7751)、JT(2914)など6月末配当権利落ち銘柄の下げが目に付き、5月の商業動態統計速報が嫌気された三越伊勢丹ホールディングス(3099)をはじめとする百貨店株も厳しい。通信子会社を巡る不祥事が相次ぐ楽天(4755)は続落、京成電鉄(9009)には野村証券の格下げが観測された。反面、「政府が5Gなどの技術開発に700億円規模の支援へ」とのNHK報道を受けてNEC(6701)、アンリツ(6754)が連日で年初来高値を更新、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナ対応ワクチンを輸入する際に、傘下企業が供給を担う見込みとなった明治ホールディングス(2269)もしっかり。12-5月期大幅減益見通しを発表したOSG(6136)はアク抜けの反応を示した。

新興市場では、主要2指数がそろって続落。市場の地合い悪化を受けて幅広い銘柄が手じまい売りに押されたが、直近IPO銘柄などへの物色意欲は維持されている模様。日本マクドナルドホールディングス(2702)、窪田製薬ホールディングス(4596)、GMO TECH(6026)が売られ、フィーチャ(4052)、コパ・コーポレーション(7689)、小僧寿し(9973)は買われた。新規上場のエブレン(6599)、上場2日目のコマースOneホールディングス(4496)はともに買い気配が続き、売買は成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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