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市況解説 2020年6月26日(金)

2020年6月26日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,512.08(+252.29)
TOPIX 1577.37(+15.52)
東証一部売買高 113795万株

大引け・反発-配当再投資思惑などで後場一段高の場面も

26日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比252.29円高の22512.08円で取引を終えた。米株反発を支えに朝高で始まったあと閑散のなか膠着感を強めたが、午後に入ると3月期末配当金の再投資思惑が意識され上げ幅を330円近くに広げる場面も見られた。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物が持ち直したことも投資家心理を支えたが、終盤にかけてはやや伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で2兆386億円、売買高は同11億3795万株、値上がり銘柄数は全体の4分の3にあたる1614、値下がり496、変わらず58だった。業種別TOPIXは全33業種中、「倉庫・運輸関連」「証券」「建設」など30業種が上昇、下落は「鉱業」「空運」「精密」の3業種にとどまった。きのうNTT(9432)との資本業務提携を発表したNEC(6701)が一段高して約12年ぶりの高値水準を回復、恩恵が波及するとの思惑から富士通(6702)が19年ぶり高値、東京エレクトロン(8035)が上場来高値を更新した。金融株全般も堅調を持続、出遅れ感の強かった鹿島(1812)などの大手ゼネコンや不動産も強く、指数を支えた。丸文(7537)は米オシア社とワイヤレス給電技術で戦略的パートナーシップ契約を締結し、ストップ高まで上昇、12-5月期営業利益が2割超え増益となったジャステック(9717)は12%急伸した。半面、ディフェンシブのヤクルト本社(2267)、しまむら(8227)が弱く、2-4月期決算が冴えなかったスバル興業(9632)が売られた。直近賑わった古河電池(6937)、カナミックネットワーク(3939)が利益確定売りに押され、エアトリ(6191)など旅行関連株の下げも目に付いた。

新興市場は主要2指数がともに続落。直近上場銘柄への売り買いが交錯、週末に伴う手仕舞い売りも重荷となった。コパ・コーポレーション(7689)、ディー・ディー・エス(3782)、リボミック(4591)が売られ、GMOメディア(6180)、MacbeePlanet(7095)、メルカリ(4385)が買われた。本日新規上場のコマースOneホールディングス(4496)は買い気配のまま寄り付かなかった。


2020年6月26日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,474.65(+214.86)
TOPIX 1573.57(+11.72)
東証一部売買高 53371万株

前引け・反発-米株反発を支えに物色意欲回復

26日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ214.86円高い22474.65円で引けた。25日の欧米株式市場は欧州中央銀行(ECB)の新たな資金供給策の枠組み発表や、米金融当局による「ボルカー・ルール」緩和方針が好感され、銀行株への見直し買いを支えに大幅反発、メガバンクはじめ日本の金融セクターにも買いが波及した。3月決算企業の株主総会集中日にあたるうえ、中国休場もあって市場参加者は限られたが、出遅れ感の強い景気敏感株が総じて堅調で相場を支えた。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で9611億円、売買高は同5億3371万株、値上がり銘柄数は全体の6割にあたる1303、値下がり764、変わらず100だった。業種別TOPIXは全33業種中、「証券」「倉庫・運輸関連」「保険」など27業種が上昇し、下落は「鉱業」「精密」「食料品」など6業種。野村ホールディングス(8604)、東京海上ホールディングス(8766)が大幅高したほか、外資系証券の強気観側が伝わった日本郵政(6178)、かんぽ生命保険(7181)が反発、ソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)も日経平均を押し上げた。前5月期決算の増益と今期も堅調予想を示した日本オラクル(4716)が大きく買われ、証券会社の投資判断引き上げが観測された富士通(6702)は19年ぶりの高値を付けた。前期見通しを大幅に引き下げたハニーズホールディングス(2792)は悪材料出尽しとして7%超え上昇。半面、ともに上場来の高値圏にあるニトリホールディングス(9843)、神戸物産(3038)が今期業績予想の据え置きもあり、利益確定売りに押され、花王(4452)などディフェンシブの一角も軟調だった。きのう社長のテレビ出演を前に急伸し年初来高値を付けたアキレス(5142)が急反落、業績警戒の根強いエイチ・アイ・エス(9603)は3日続落。

新興市場は主要2指数がともに続落。直近上場銘柄に商いが集中するなか、週末要因も重なって朝高のあと、徐々に値を崩した。出前館(2484)、AIinside(4488)、GAtechnologies(3491)が売られ、アンジェス(4563)、SAMURAI&J PARTNERS(4764)、ブシロード(7803)が買われた。上場3日目のフィーチャ(4052)は公開価格520円に対し、4710円で寄り付き、本日上場のコマースOneホールディングス(4496)は買い気配継続。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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