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市況解説 2020年6月25日(木)

2020年6月25日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,259.79(-274.53)
TOPIX 1561.85(-18.65)
東証一部売買高 130537万株

大引け・続落―後場は25日移動平均を意識した展開に

25日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比274.53円安の22259.79円で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒から24日の欧米株式が大きく売られ、投資家心理を冷やした。一時370円近く下落し25日移動平均(22221.27円)を下回る場面があったが、海外に比べた国内感染ペースの鈍さが意識されるなか、円相場の落ち着きや日銀による上場投資信託(ETF)購入観測などを支えに、後場は下げ渋る展開となった。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算2兆2608億円、同売買高は概算13億537万株で、値下がり銘柄数は1661、値上がり442、変わらずが64。業種別TOPIXでは「精密」を除く32業種が下落、「空運」「不動産」「非鉄」「鉄鋼」が値下がり率上位に並んだ。景気敏感株が軒並み売られ、日本製鉄(5401)はトヨタ自動車(7203)による持ち合い分の売却報道も重荷となった。米ディズニーワールドの営業再開延期観測を受けてオリエンタルランド(4661)が大幅続落、JAL(9201)も急落するなどレジャー関連も総崩れの様相を呈した。大和証券が格下げした大成建設(1801)も冴えない。反面、朝方の売り一巡後切り返したダイフク(6383)は連日で上場来高値を更新、クレディ・スイス証券の強気レポートが観測された中外製薬(4519)は時価総額第4位に浮上した。4-6月期業績予想を上方修正した東京鐵鋼(5445)には買いが殺到、弁護士ドットコム(6027)との業務提携を発表したカナミックネットワーク(3939)も急伸。今晩のテレビ番組に社長が出演する予定のアキレス(5142)には思惑買いが入った。

新興市場では主要2指数がそろって反落。手じまいムードが強まるなか、新規上場銘柄に商いが集中する格好となった。ITbookホールディングス(1447)、KeyHolder(4712)、FRONTEO(2158)が売られ、ロコガイド(4497)、そーせいグループ(4565)、GAtechnologies(3491)は買われた。上場2日目のコパ・コーポレーション(7689)は初値形成後、ストップ高まで買われ、フィーチャ(4052)は買い気配のまま売買は成立しなかった。


2020年6月25日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,234.80(-299.52)
TOPIX 1561.63(-18.87)
東証一部売買高 66369万株

前引け・続落-新型コロナ警戒から下値模索

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ299.52円安い22234.80円で引けた。新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒から欧米株式が軒並み売られた流れを引き継いで幅広い銘柄で売りが先行、前場中ごろからはシカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物が下げ足を早めるなか、370円近く下押す場面もあった。円相場が1ドル107円台に弱含むなか、チャート上の節目25日移動平均線も意識され、前引けに向けやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で1兆1467億円、売買高は同6億6369万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1670、値上がり430、変わらず67だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」を除く32業種が下落、「不動産」「海運」「空運」などが値下がり率の上位に並んだ。世界景気への先行き警戒から商船三井(9104)、コマツ(6301)が下落、しまむら(8227)、良品計画(7453)など直近買われた小売株の下げも目に付いた。HIS(9603)は今10月期見通しを取り下げて、一部店舗の閉鎖を発表し8%超えの急落、今3月期営業減益予想を示した新田ゼラチン(4977)、証券会社による投資判断引き下げが観測されたファンタジー(4343)も厳しい。半面、カメラ事業売却を発表したオリンパス(7733)や、「NTT(9432)からの出資を受け入れ、5G通信網を共同開発する」と報じられたNEC(6701)がともに上昇、太陽誘電(6976)が朝安のあと切り返した。コロナ下での成長期待を支えにユニチャーム(8113)、ネットワンシステムズ(7518)が株式分割後の高値を付け、今3月期純利益が3期ぶりの増益に転じるとの見通しを発表した富士通ゼネラル(6755)も買われた。

新興市場は主要2指数がともに反落。引き続き新規公開銘柄に物色が集中し、高値圏の銘柄等への手仕舞い売りが重荷だった。ポート(7047)、ピープル(7865)、AI inside(4488)が売られ、サンバイオ(4592)、大塚家具(8186)、フルッタフルッタ(2586)が買われた。きのうの上場のコパ・コーポレーション(7689)は公開価格2000円に対し4530円で寄り付き、フィーチャ(4052)は買い気配が継続している。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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