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市況解説 2020年6月24日(水)

2020年6月24日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,534.32(-14.73)
TOPIX 1580.50(-6.64)
東証一部売買高 116942万株

大引け・小反落―新規手掛かりを欠くも底堅さは維持

24日の東京株式市場で日経平均株価は小反落、前日比14.73円安の22534.32円で取引を終えた。ソフトバンクグループ(9984)の米子会社売却に伴う円買い・ドル売りへの思惑や、国内外の感染再拡大への警戒が重荷となったものの、下値には経済活動再開への期待を背景とした押し目買いが入り、底堅さは維持される格好となった。約2ヵ月半ぶりに再開した新規株式公開(IPO)の活況が投資家心理を支えた面もあったとみられるが、新規手掛かり材料を欠くことから、後場は方向感の定まらない展開に終始した。東証株価指数(TOPIX)は小反落。東証一部売買代金は概算2兆337億円、同売買高は概算11億6942万株とともに低調で、値下がり銘柄数は全体の7割超の1522に達し、値上がり576、変わらず69だった。業種別TOPIXでは「海運」「繊維」「電気・ガス」をはじめとする29業種が下落、上昇は「精密」「輸送用機器」「ゴム製品」「小売」の4業種に留まった。電通グループ(4324)など景気敏感株が全般に売られ、マツダ(7261)やジェイ エフ イー ホールディングス(5411)などはメキシコでの地震の影響が不安視された。塩野義製薬(4507)やアステラス製薬(4503)など高値圏にある医薬品株には手じまい売りが膨らみ、大和証券が格下げした三菱ケミカルホールディングス(4188)も冴えない。三陽商会(8011)は6日続伸し、約2ヵ月ぶりに年初来安値を更新した。反面、エムスリー(2413)は5日続伸し上場来高値を更新、ゴールドマンサックス証券の強気レポートが観測されたダイキン工業(6367)も指数を押し上げた。「医療保険のオンライン資格確認に対応した機器開発に着手」と伝わったアイ・オー・データ機器(6916)が急騰、ハークスレイ(7561)は自己株取得枠の設定が好感された。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。BASE(4477)、みらいワークス(6563)、ポート(7047)が買われ、GFA(8783)、ナノキャリア(4571)、細谷火工(4274)は売られた。新規上場のロコガイド(4497)は公開価格2000円に対し4605円の初値を付け、フィーチャ(4052)、コパ・コーポレーション(7689)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


2020年6月24日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,576.63(+27.58)
TOPIX 1582.50(-4.64)
東証一部売買高 56608万株

前引け・小幅続伸―IPO再開や好調な小売月次が刺激に

24日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸、前日終値に比べて27.58円高い22576.63円で引けた。ソフトバンクグループ(9984)の米子会社株売却に伴う思惑から、円相場が対ドルで強含んだことを嫌気した売りが先行したものの、下値には押し目買いが入り、底堅さを示す格好となった。約2ヵ月半ぶりに再会した新規株式公開(IPO)の活況が市場の地合いを好転させたほか、小売企業の好調な月次動向が目に付くことなども支えとなった模様だが、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物が売られる場面では上値の重さも目に付いた。東証株価指数(TPOIX)は反落。東証一部売買代金は概算9649億円、同売買高は概算5億6608万株、値上がり銘柄数は704と、値下がり1351を大きく下回り、変わらずが100。業種別TOPIXでは「精密」「輸送用機器」「ゴム製品」など7業種が上昇、「海運」「石油・石炭製品」「電気・ガス」をはじめとする26業種は下落。6月の既存店売上高の急増を背景にニトリホールディングス(9843)が上場来高値を更新、しまむら(8227)も強い。米アップル株高を受けてTDK(6762)など関連銘柄が買われ、ロート製薬(4527)は新型コロナ対象に再生医療治験を開始するの報道が材料視された。日本通信(9424)などマイナンバー関連も賑わった。反面、川崎汽船(9107)やメガバンクなど景気敏感の一角が安く、川崎重工業(7012)、ナブテスコ(6268)など米ボーイング関連も冴えない。前20.5期業績予想を引き下げた三協立山(5932)が売られ、ローム(6963)にはSMBC日興証の格下げが観測された。昨日年初来高値を更新した西松屋チェーン(7545)には利食い売りが膨らんだ。

新興市場では、主要2指数がともに上昇。新規上場の3銘柄がそろって買い気配で推移し、投資家心理を強気に傾けた。セルソース(4880)、ITbookホールディングス(1447)、ギフティ(4449)が高く、テラ(2191)、ANAP(3189)、テイツー(7610)は安い。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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