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市況解説 2020年6月19日(金)

2020年6月19日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,478.79(+123.33)
TOPIX 1582.80(-0.29)
東証一部売買高 155593万株

大引け・反発-経済再生への期待が支えに

19日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日比123.33円高の22478.79円で取引を終えた。米国株の上昇一服感や円強含みが意識され景気敏感株への持ち高整理の売りが重荷となったが、後場に入ると本日から国内の移動制限が全面解除されたことなどから徐々に経済再生を前向きに評価するムードが強まった。日銀によるETF購入思惑が下値を支えたと見られるうえ、中国株が午後の取引で上げ幅を広げたことも好感された。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら3日続落。東証1部の売買代金は概算で2兆8398億円、売買高は15億5593万株、値上がり銘柄数1043、値下がり1033、変わらず90だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「証券」「精密」など18業種が上昇、下落は「鉄鋼」「非鉄金属」「海運」など15業種。東京エレクトロン(8035)が後場一段高して日経平均を60円ほど押し上げ、塩野義製薬(4507)、第一三共(4568)など医薬品の上昇も目に付いた。客数増を期待して東急(9005)、京王電鉄(9008)が買われ、JAL(9201)は株主総会での「5000億円の資金調達に目処を付けた」との社長コメントも好感された。テレワーク関連とされるチェンジ(3962)は連日の大幅高で実質的な上場来高値を更新、5G関連のネットワンシステムズ(7518)、アンリツ(6754)も強い。半面、東京製鉄(5423)、日本製鉄(5401)をはじめ鉄鋼が軒並み売られ、東海理化(6995)などの自動車周辺も総じて軟調だった。今週賑わった古河電池(6937)、ヤーマン(6630)は利益確定売りに押され、オプトホールディング(2389)には証券会社の投資判断引き下げが伝わった。

新興市場は主要2指数がともに4日続伸。東証マザーズ指数は年初来高値を更新した。オンコリスバイオファーマ(4588)、山王(3441)、サイバーセキュリティクラウド(4493)が買われ、イマジニア(4644)、メドピア(6095)、レカム(3323)が売られた。


2020年6月19日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,386.41(+30.95)
TOPIX 1577.66(-5.43)
東証一部売買高 46457万株

前引け・反発-売り買い交錯、半導体関連が支えに

19日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅反発、前日終値に比べ30.95円高い22386.41円で引けた。18日の米株市場は新型コロナ感染の再拡大懸念などから方向感に乏しい展開だったが、日経平均への寄与度の大きい半導体関連株が業績期待を支えに軒並み上昇、概ねプラス圏での値動きを保った。高く寄り付いた後は週末に伴う手仕舞い売りに押される流れとなったが、中国・上海総合指数の反発が支えとなった。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証1部の売買代金は概算で8648億円、売買高は同4億6457万株とともに昨日前場水準を下回り、値上がり銘柄数は702、値下がり1338、変わらず122だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「陸運」「精密」など10業種が上昇、下落は「鉄鋼」「保険」「海運」など23業種。きのう東京エレクトロン(8035)が「未定」としていた今3月期営業利益予想を15%増と発表、半導体製造装置市場の先行きについても強気見通しを示したことで、アドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)にも買いが波及した。ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)などの値嵩株も強く、東海旅客鉄道(9022)は「7-8月の新幹線運行本数を前年水準並みに回復させる」との社長コメントが好感された。ペッパーフードサービス(3053)は「主力のペッパーランチ事業を売却し、財務健全化を進める」との観測報道が好感されストップ高まで買われ、今2月期業績予想を引き上げた西松屋チェーン(7545)も一時ストップ高まで上昇した。クックパッド(2193)は「ローソン(2651)と提携し、店舗での生鮮食品などの受取サービスを開始する」との発表が材料視された。半面、日本製鉄(5401)、商船三井(9104)といった景気敏感株が総じて弱く、SOMPOホールディングス(8630)は米データ大手パランティア・テクノロジーズへの出資が財務懸念に繋がった。きのう約12年ぶりに5万円台に乗せた任天堂(7974)が利益確定売りに押され、証券会社の投資判断引き下げが観測されたイオンフィナンシャルサービス(8570)も売られた。

新興市場は主要2指数がともに続伸。東証1部の大型株が冴えないなか、値動きの軽いバイオ関連株などに買いが入った。テラ(2191)、ITbookホールディングス(1447)、ネクスグループ(6634)が買われ、メドピア(6095)、Amazia(4424)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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