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市況解説 2020年6月16日(火)

2020年6月16日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,582.21(+1,051.26)
TOPIX 1593.45(+62.67)
東証一部売買高 155476万株

大引け・大幅反発―米政権のインフラ投資拡大報道で上げ幅拡大

16日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比1051.26円高の22582.21円で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の政策への信認や米中対立の緩和を連想させる報道を受けて、投資家心理が急速に上向いた。昼休み中には「トランプ米政権が景気テコ入れ策の一環として1兆ドル(約107兆円)に近いインフラ計画の提案を準備」と伝わり、海外投資家らによる断続的な先物買いを後押しする格好となった。日銀は政策の現状維持を決めたが、想定通りとして反応は限られた。東証株価指数(TOPIX)も6日ぶりに大幅反発。東証一部売買代金は概算2兆7542億円、同売買高は概算15億5476万株で、値上がり銘柄数は全体の97%超の2104、値下がり48、変わらず16。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「鉄鋼」「海運」「ガラス・土石」「輸送用機器」が値上がり率上位に並んだ。太平洋セメント(5233)や信越化学工業(4063)、コマツ(6301)、日本製鉄(5401)などが昼休みの報道に明確に反応、トヨタ自動車(7203)など自動車株にも買いが波及した。健康志向の高まりを背景にカゴメ(2811)は年初来高値を更新、「バイオベンチャーと新型コロナの抗体検査系の共同研究に乗り出す」と報じられたユーグレナ(2931)は10%近く上昇。反面、ウエルシアホールディングス(3141)などドラッグストア関連が安く、東洋水産(2875)、メガチップス(6875)など高値圏にある巣ごもり関連の一角も冴えない。Hamee(3134)も利食い売りに押され、東邦ガス(9533)などは原油高によるコスト増懸念が重荷となった。昨日、朝鮮半島情勢を囃して買われた石川製作所(6208)も冴えない。

新興市場では、主要2指数がそろって大幅反発したが、後場は大型株への資金シフト思惑で伸び悩んだ。ソレイジア・ファーマ(4597)、オンコリスバイオファーマ(4588)、AIinside(4488)が買われ、ナノキャリア(4571)、レカム(3323)、メドピア(6095)は売られた。


2020年6月16日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,244.96(+714.01)
TOPIX 1574.12(+43.34)
東証一部売買高 62312万株

前引け・急反発―FRBの新たな資金繰り支援策などが安心感誘う

16日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べて714.01円高い22244.96円で引けた。米連邦準備理事会(FRB)による新たな企業の資金繰り支援策が安心感を誘い、15日の米株式相場が急速な切り返しをみせた流れを引き継いだ。前日までの急落に対する反動や、寄り前に米中対立の緩和を連想させる報道が相次いだことなども追い風に、ほぼ全面高の様相を呈し、750円近く上昇する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も急反発。東証一部売買代金は概算1兆913億円、同売買高は概算6億2312万株で、値上がり銘柄数は全体の95%近い2055に達し、値下がり90、変わらずが22。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「鉄鋼」「海運」「輸送用機器」「不動産」が値上がり率上位に並んだ。ファーストリテイリング(9983)が大きく買われ、中国通信機器最大手ファーウェイに絡む報道を材料に東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)なども指数を押し上げた。液晶事業からの撤退を表明した三菱電機(6503)も強く、本日付日経朝刊の特集記事に取り上げられたアイ・アールジャパンホールディングス(6035)の上げも目につく。アークランドサカモト(9842)は3-5月期の大幅増収増益が評価された。反面、今10月期業績が一転して最終赤字に転落する見通しとなったパーク24(4666)が大幅続落、ヤクルト(2267)は5月月次が嫌気された模様。昨日年初来高値を更新した日本瓦斯(8174)は利食い売りに押され、上期利益予想を引き下げたフィル・カンパニー(3267)も冴えない。ローソン(2651)にはJPモルガン証券の弱気レポートが観測された。

新興市場では、主要2指数がそろって大幅反発。昨日急落した東証マザーズ指数の上昇率は一時5%を超えた。HENNGE(4475)、BASE(4477)、SAMURAI(4764)が買われ、フリー(4478)、OSGコーポレーション(6757)、global bridge HOLDINGS(6557)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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