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市況解説 2020年6月5日(金)

2020年6月5日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,863.73(+167.99)
TOPIX TOPIX 1612.48(+8.66)
東証一部売買高 139217万株

大引け・5日続伸-後場切り返して、3ヵ月半ぶり高値水準へ

5日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸、前日比167.99円高の22863.73円で取引を終え、終値ベースでは2月21日以来ほぼ3ヵ月半ぶりの高値水準を付けた。前場中は急ピッチな上昇に対する過熱警戒感から利益確定売りに押される展開を見せたが、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物が昼前後に一段高したことを好感して、後場早々に切り返した。主要国の景気対策積み増しを支えに、経済再生の期待が高まっているうえ、今晩発表の5月米雇用統計が安心感に繋がるとの見方も出ているようだ。東証株価指数(TOPIX)も5日続伸。東証1部の売買代金は概算で2兆4542億円、売買高は同13億9217万株、値上がり銘柄数1154、値下がり943、変わらず72だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「鉄鋼」「海運」など25業種が上昇し、下落は「精密」「パルプ・紙」「食料品」など8業種。東京エレクトロン(8035)やダイキン工業(6367)など輸出関連の値嵩株が指数を牽引、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、川崎重工業(7012)、住友金属鉱山(5713)など出遅れ感の強い景気敏感株の一角が一段高した。金融、不動産も終日強く、日本板硝子(5202)、マツダ(7261)はユーロ高も支えとなった。日本ケミコン(6997)は大手証券の投資判断引き上げが好感され急伸、ディー・エル・イー(3686)は4日連続のストップ高で終えた。半面、GMOペイメントゲートウェイ(3769)、オービック(4684)はじめ高値圏の高PER銘柄には利益確定売りが継続、リクルートホールディングス(6098)は就職情報サイト「リクナビ」の合同説明会等の中止期間延長が嫌気された。ニトリホールディングス(9843)、ユニ・チャーム(8113)などディフェンシブ大手も軟調だった。

新興市場は主要2指数がともに3日ぶりに反発、東証マザーズ指数はマイナス圏での動きが続いたが終盤に上昇に転じた。テラ(2191)、コックス(9876)、AIinside(4488)が買われ、キャリア(6198)、BASE(4477)、オンコリスバイオファーマ(4588)が売られた。


2020年6月5日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,616.77(-78.97)
TOPIX 1598.51(-5.31)
東証一部売買高 62547万株

前引け・反落-過熱感意識も出遅れ物色が下支え

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ78.97円安い22616.77円で引けた。欧米株式市場で上昇一服感が広がるなか、高値圏銘柄への利益確定売りが重荷となったが、出遅れ感の強い銘柄への循環物色が支えとなり、下値の堅さも保たれた。昨晩の欧州中央銀行(ECB)理事会で資産買い入れ枠の拡大が決定されたことや、各国での経済活動再開の動きが引き続き安心感に繋がっている。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で1兆862億円、売買高は同6億2547万株とともに昨日前場水準を下回り、値下がり銘柄数は全体の6割強の1326、値上がり755、変わらず84だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」「小売」「医薬品」など15業種が下落、上昇は「空運」「鉄鋼」「海運」など18業種。資生堂(4911)、第一三共(4568)などディフェィンシブ株が総じて弱く、きのう上場来高値を付けたエムスリー(2413)や今12月期業績予想を下方修正したピジョン(7956)が売られた。証券会社の投資判断引き下げが観測されたSCSK(9719)はじめ情報システムにも安いものが目に付き、直近急伸したダブル・スコープ(6619)、アイティメディア(2148)が急反落した。米ブロードコムが「アップルの新型iPhoneの発売が例年より遅れる可能性」を示唆したことで、村田製作所(6981)、太陽誘電(6976)も徐々に値を崩した。半面、米金利上昇を受け第一生命(8750)、メガバンクなど金融が強く、米航空株の急伸や日本政府による出入国の緩和策検討を支えにJAL(9201)、ANA(9202)が大幅高した。日本製鉄(5401)、住友化学(4005)などの素材も買われ、今3月期業績予想を発表したアルプスアルパイン(6770)は黒字確保の見通しが好感された。

新興市場は主要2指数が高安まちまちの動きとなり、日経ジャスダック平均は反発した一方、東証マザーズ指数は続落した。サイバーセキュリティクラウド(4493)、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、タツミ(7268)が買われ、チエル(3933)、ラクス(3923)、FRONTEO(2158)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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