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市況解説 2020年5月28日(木)

2020年5月28日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 21,916.31(+497.08)
TOPIX 1577.34(+27.87)
東証一部売買高 208753万株

大引け・大幅に4日続伸-米中対立を意識もほぼ高値引け

28日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続伸、前日比497.08円高の21916.31円で取引を終え、2月27日以来ほぼ3ヵ月ぶりの高値水準を回復した。コロナ禍からの経済再生期待を支えに前引け間際に500円近い上げ幅を示したことで過熱警戒感が浮上、中国・全人代の閉幕を前に採択される見通しの「香港国家安全法」への懸念もあって急失速する場面があったが、中国株の下げ渋りなどが支えとなり、終盤にかけ急速に持ち直した。東証株価指数(TOPIX)も大幅に4日続伸。東証1部の売買代金は概算で3兆3816億円、売買高は同20億8753万株とともに3月27日以来の大きさとなり、値上がり銘柄数は全体の7割超えの1530、値下がり583、変わらず53だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「銀行」「輸送用機器」など30業種が上昇し、下落は「石油・石炭製品」「鉱業」「海運」の3業種。ファーストリテイリング(9983)、ファナック(6954)が終日強く、「中国・吉利汽車の新型EVにトラクション・モーターが採用された」と発表した日本電産(6594)は後場上げ幅を広げた。大塚ホールディングス(4578)は1-3月期業績の好調を受けて今12月期予想を据え置いたことで一段高、「新型コロナウイルス感染症向けにオンライン診療普及支援を開始する」と発表した日本エンタープライズ(4829)が買われ、米投資会社と共同でファンドを設立し短編動画投稿事業に出資すると発表したディー・エル・イー(3686)はストップ高比例配分となった。半面、今3月期の大幅減益予想と配当減計画を発表した東レ(3402)が下げに転じ、巣篭もり関連のオイシックス・ラ・大地(3182)や、半導体関連のレーザーテック(6920)は利益確定売りに押された。ライク(2462)は配当権利落ちで売られ、KYB(7242)は不適切行為に伴う前3月期大幅赤字が嫌気された。

新興市場は主要2指数が高安まちまちとなり、日経ジャスダック平均は10日続伸、東証マザーズ指数は反落で終えた。大日光・エンジニアリング(6635)、FRONTEO(2158)、アディッシュ(7093)が買われ、オンコリスバイオファーマ(4588)、KidsSmileHoldings(7084)、MacbeePlanet(7095)が売られた。


2020年5月28日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 21,849.09(+429.86)
TOPIX 1574.43(+24.96)
東証一部売買高 91311万株

前引け・大幅続伸-買い戻し継続し約3ヵ月ぶり高値

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日終値に比べ429.86円高い21849.09円で引けた。経済活動の再開や新型コロナ感染の収束期待を背景とした世界的な株高気運が途切れず、大幅高で寄り付いた後も断続的な先物買い戻しが入り一段高となった。寄り付き直後にチャート上の節目である200日移動平均線(21655円)を約3ヵ月ぶりに突破し、先高観から出遅れ状態の景気敏感株への見直し買いが加速した。東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸。東証1部の売買代金は概算で1兆4289億円、売買高は同9億1311万株とともに昨日前場水準を上回り、値上がり銘柄数は全体の6割強の1387、値下がり709、変わらず69だった。業種別TOPIXは全33業種中、「石油・石炭製品」「鉱業」を除く31業種が上昇、「鉄鋼」「銀行」「証券」「保険」などが値上がり率の上位に並んだ。メガバンクはじめ金融株や日本製鉄(5401)、マツダ(7261)が大幅高、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)などの値嵩株も指数を押し上げた。1-3月期営業利益が前年同期を大きく上回った電通グループ(4324)が16%近く急伸し、リクルートホールディングス(6098)は「4-6月期営業収益が底」となるとの観測から4日続伸した。半面、きのう上場来高値を付けたダイフク(6383)や今週年初来高値を付けた日本オラクル(4716)など値保ちの良かった銘柄が利益確定売りに押された。OKK(6205)は今3月期も赤字決算となる見通しを発表したことが嫌気され、レイズネクスト(6379)は好決算ながら材料出尽しの反応となった。証券会社の格下げが観測されたウエルシアホールディングス(3141)などディフェンシブにも売られるものが散見された。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。東証1部の大型株に物色の中心がシフトし、直近賑わったバイオ株等の手仕舞い売りが重荷だった。JMDC(4483)、AppBank(6177)、すららネット(3998)が買われ、アンジェス(4563)、トゥエンティーフォーセブン(7074)、弁護士ドットコム(6027)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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