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市況解説 2020年5月27日(水)

2020年5月27日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 21,419.23(+148.06)
TOPIX 1549.47(+14.74)
東証一部売買高 176330万株

大引け・3日続伸―経済活動正常化期待が買い戻しを誘う展開が継続

27日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸、前日比148.06円高の21419.23円で取引を終えた。急ピッチ上昇に対する警戒感がくすぶるなか、米中対立懸念が重荷となる場面もあったが、経済活動正常化への期待が売り方の買い戻しを誘う展開が継続した。「今年度第2次補正予算案に盛り込まれた歳出総額が過去最大に」との観測報道が安心感を誘ったほか、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物の堅調推移も追い風に働いたとみられるが、26週移動平均(21452円)や心理的節目の21500円は目先的な上値メドとして意識された模様。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸。東証一部売買代金は概算2兆8756億円、同売買高は概算17億6330万株、値上がり銘柄数は1431、値下がり662、変わらずが77。業種別TOPIXでは「証券」「鉄鋼」「ゴム製品」をはじめとする28業種が上昇、「空運」「陸運」「不動産」など5業種は下落。メガバンクが商いを伴って上げ幅を拡大、野村証の強気レポートが観測されたオムロン(6645)は1週間ぶりに年初来高値を更新した。前期大幅営業増益のDOWAホールディングス(5714)は10%超上昇、新型コロナウイルスを不活性化させる効力を持つとされる深紫外線LEDへの関心が再浮上した日機装(6376)は一時ストップ高まで買われた。人気アニメのゲームアプリ化を発表したenish(3667)はストップ高比例配分。反面、JAL(9201)、ANA(9202)には利食い売りが嵩み、東京エレクトロン(8035)など半導体関連は終日軟調だった。西武ホールディングス(9024)は4月の鉄道事業の落ち込みも嫌気され、野村証が格下げしたNTTドコモ(9437)は小幅続落。昨日急伸したペッパーフードサービス(3053)は急反落。

新興市場では、主要2指数がそろって小幅上昇。メドレー(4480)、アイ・ピー・エス(4390)、トゥエンティーフォーセブン(7074)が高く、ジーエヌアイグループ(2160)、Aiming(3911)、メドピア(6095)は安い。


2020年5月27日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 21,266.23(-4.94)
TOPIX 1538.20(+3.47)
東証一部売買高 81645万株

前引け・小反落―短期過熱感が意識されるなか、米中対立懸念が重荷

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落、前日終値に比べて4.94円安い21266.23円で引けた。前日までの2日間で900円近く上昇し短期的な過熱感が意識されるなか、米中対立への警戒が重荷となった。もっとも投資家心理は大きく改善している模様で、本日中に閣議決定される予定の今年度第2次補正予算案に盛り込まれた歳出総額が過去最大と伝わると、押し目買いが入り持ち直す場面があった。東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸。東証一部売買代金は概算1兆3351億円、同売買高は概算8億1645万株とともに前日前場水準を上回り、値下がり銘柄数は1014、値上がり1059、変わらず92だった。業種別TOPIXでは「陸運」「不動産」「空運」など9業種が下落、「海運」「鉄鋼」「証券」など24業種は上昇。半導体関連が総じて安く、アンリツ(6754)は米同業が決算発表後に時間外取引で売られたことが嫌気された。前期最終赤字に転落した出光興産(5019)にはみずほ証券の格下げが観測され、「コロナ薬の候補を治験へ」と報じられた中外製薬(4519)は買い一巡後利食い売りに押された。神戸物産(3038)など高値圏にある巣篭もり関連も冴えず、今期2割営業減益予想を示した東芝テック(6588)は8日ぶりに反落。反面、引き続き出遅れ感の強い景気敏感株が買われ、金融株も軒並み高い。ファナック(6954)やコマツ(6301)、伊藤忠商事(8001)など中国関連の上げが目に付き、日経報道が好感されたタカラバイオ(4974)は大幅に3日続伸。提供サービスの月間利用時間が過去最高を突破したと発表したブイキューブ(3681)や、会社計画を上回った前期業績を評価された酉島製作所(6363)は急騰。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。市場の地合いは好転しているものの、過熱感の強まっているマザーズ銘柄への売りが重荷となった。オンコリスバイオファーマ(4588)、燦キャピタルマネージメント(2134)、大日光・エンジニアリング(6635)が買われ、アンジェス(4563)、チエル(3933)、BASE(4477)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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