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市況解説 2020年5月25日(月)

2020年5月25日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 20,741.65(+353.49)
TOPIX 1502.20(+24.40)
東証一部売買高 100257万株

大引け・3日ぶり大幅反発-「宣言」全面解除睨み、後場も上値追い

25日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反発、前週末比353.49円高の20741.65円と3月6日以来、約2ヵ月半ぶりの高値で引けた。米休場を控えて閑散な取引が継続したが、国内全域での緊急事態宣言解除や、追加経済対策への期待を支えに買いが途切れなかった。朝方安く始まった中国・香港の株式市場が下げ渋ったことも安心感に繋がり、後場も上値追いとなり、結局本日の最高値で取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、3月5日以来の1500乗せ。東証1部の売買代金は概算で1兆7371億円と4月13日以来の小ささで、売買高は同10億257万株、値上がり銘柄数1857、値下がり259、変わらず54だった。業種別TOPIXは全33業種中「パルプ・紙」を除く32業種が上昇し、「空運」「不動産」「陸運」「サービス」などが値上がり率の上位に並んだ。JAL(9201)、JR東日本(9020)、エイチ・アイ・エス(9603)などが「宣言解除」を支えに後場一段高、住友金属鉱山(5713)、日立建機(6305)などの景気敏感株も堅調だった。これまで株価の戻りの鈍かったダブル・スコープ(6619)、住友不動産(8830)にも見直し買いが目立った。半面、午後に今3月期連続減益の見通しを示した王子ホールディングス(3861)が下げに転じ、味の素(2802)は今期純利益が2割減予想とコンセンサスを大きく下回ったことが嫌気された。先週上場来高値を更新したシマノ(7309)は利益確定売りに押された。自社株買い決定を好感して高く始まった奥村組(1833)も徐々に値を崩した。

新興市場は主要2指数がともに上昇。東証マザーズ指数は反発し、昨年1月29日以来ほぼ1年4ヵ月ぶりの水準を付けた。小僧寿し(9973)、燦キャピタルマネージメント(2134)、ティーケーピー(3479)が買われ、オンコセラピー・サイエンス(4564)、アエリア(3758)、NexTone(7094)が売られた。


2020年5月25日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 20,682.78(+294.62)
TOPIX 1496.32(+18.52)
東証一部売買高 50507万株

前引け・反発―経済再開への期待や2次補正予算案の事業規模を好感

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前週末終値に比べ294.62円高い20682.78円で引けた。国内全域の緊急事態宣言解除への期待や「政府が第2次補正予算案の事業規模を100兆円超とする方針」との報道が好感され、幅広い銘柄に買いが先行。米中対立の先鋭化懸念が重荷となり伸び悩む場面もあったが、米国における新型コロナウイルスのワクチン開発期待や中国政策への思惑などを支えに、前引けにかけて再び騰勢を強める展開となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算8507億円、同売買高も概算5億507万株と低調で、値上がり銘柄数は全体の8割近い1717に達し、値下がり363、変わらずが81。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「空運」「不動産」「鉄鋼」「海運」が値上がり率上位に並んだ。「ユニクロが今夏、マスク事業に参入」と伝わったファーストリテイリング(9983)が大幅続伸し指数を牽引、出遅れ感の強い景気敏感株も軒並み買われた。今期増益見通しを示した明治ホールディングス(2269)が高く、ニトリホールディングス(9843)は5月月次が好感された。カシオ計算機(6952)は決算説明会資料が刺激材料となり急伸、キュービーネットホールディングス(6571)には大和証の格上げが観測された。反面、富士フイルム(4901)は収益悪化を嫌気した売りで約2ヵ月ぶりの安値に沈み、NITTOKU(6145)も前期の減益決算が嫌気された。日本板硝子(5202)には優先株の転換制限解除に伴う需給悪化懸念も台頭、今期大幅営業減益見通しのリログループ(8876)の下げがきつい。先週末に上場来高値を付けたネクソン(3659)は利食い売りに押された。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。市場の地合い好転を背景に投資家心理が上向き、巣ごもり関連やバイオなど値動きの良い銘柄を物色する動きが広がった。アンジェス(4563)、チエル(3933)、ALBERT(3906)が買われ、弁護士ドットコム(6027)、BASE(4477)、テラ(2191)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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