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市況解説 2020年5月22日(金)

2020年5月22日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 20,388.16(-164.15)
TOPIX 1477.80(-13.41)
東証一部売買高 122919万株

大引け・続落-香港版「国家安全法案」を警戒

22日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比164.15円安の20388.16円で取引を終えた。本日開幕した中国の全国人民代表大会(全人代)で香港版「国家安全法案」が審議される見通しとなり、香港情勢の緊迫化や米国とのさらなる関係悪化を警戒するムードが広がった。香港・ハンセン指数や原油先物価格が大きく値を崩し、東京市場でも景気敏感株中心に幅広い銘柄で売り圧力が強まった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で1兆9334億円、売買高は同12億2919万株、値下がり銘柄数は全体の3分の2超えの1463、値上がり631、変わらず77だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「海運」「鉄鋼」など30業種が下落、上昇は「空運」「その他金融」「情報・通信」など3業種にとどまった。国際石油開発帝石(1605)が大きく下げ幅を広げ、日本郵船(9101)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)などアジア経済の影響を受けやすい銘柄群が一段安となった。13時に今3月期減益見通しを示した前田建設工業(1824)や今12月期予想を取り下げ未定とした横浜ゴム(5101)が下げ幅を拡大、電通グループ(4324)は一部報道で「2021年東京五輪の開催可否を今年10月にも判断」と伝わり、不透明感から売りが加速した。半面、ソフトバンクグループ(9984)が後場も堅調だったほか、アドバンテスト(6857)、東京応化工業(4186)など半導体関連の一角が上げ幅を広げた。日東紡(3110)は昨日の決算発表で前3月期業績が予想を上回って着地したことが好感され、17年の株式併合後の高値を更新、今3月期最終損益が黒字に転換する見通しを発表したパンチ工業(6165)は後場急速に切り返した。メディカル・データ・ビジョン(3902)はオンライン診療に関する新サービス開始が材料視され年初来高値を更新、クラウド関連のチェンジ(3962)、GMOクラウド(3788)は実質的な上場来高値を更新した。

新興市場は主要2指数が高安まちまち、日経ジャスダック平均は6日続伸、東証マザーズ指数は6日ぶりに反落で終えた。フーバーブレイン(3927)、ホープ(6195)、アイ・ピー・エス(4390)が買われ、AIinside(4488)、カイオム・バイオサイエンス(4583)、フジトミ(8740)が売られた。


2020年5月22日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 20,462.11(-90.20)
TOPIX 1483.78(-7.43)
東証一部売買高 56742万株

前引け・続落-米中対立や高値警戒を引き続き意識

22日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ90.20円安い20462.11円で引けた。21日の米株市場が反落で終えたのに対し、近畿3県の非常事態宣言解除や内外での経済対策積み増しなどへの期待を支えに小高く始まったものの、アジア市場の軟調や週末に伴う手仕舞い売りから徐々に弱含んだ。日銀が臨時の金融政策決定会合で中小企業向け資金繰り支援制度を決定したが、想定どおりとして前向きな反応には繋がらなかった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で8965億円、売買高は同5億6742万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1403、値上がり672、変わらず88だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「鉱業」「非鉄金属」など29業種が下落、上昇は「空運」「その他金融」「情報・通信」「小売」の4業種にとどまった。第一生命(8750)、SOMPOホールディングス(8630)など保険株の下げが目立ち、日本製鉄(5401)、日揮ホールディングス(1963)が戻り待ちの売りに押された。1-3月期営業利益が前年同期比99%減となったすかいらーくホールディングス(3197)や今3月期2ケタ営業減益予想のギークス(7060)が売られ、直近賑わったアイロムグループ(2372)、ケイアイスター不動産(3465)が反落した。半面、子会社のソフトバンク(9434)株の一部売却を発表したソフトバンクグループ(9984)が財務基盤の強化が進展するとして上昇、オリックス(8591)は昨日の決算発表で今3月期の配当性向を50%に引き上げるとして大幅高で始まった。今3月期増益予想のオイシックス・ラ・大地(3182)、営業黒字転換予想の東京機(6335)がともに急伸、「日立オムロンと共同で医療機関の受付向けに仮想タッチパネルを提供」との日経報道を受け、日本カーバイド工業(4064)が25%近く上げた。

新興市場は主要2指数がともに続伸、東証マザーズ指数は昨年5月8日以来、約1年ぶりの水準を付けた。東証1部銘柄の上値の重さが意識されるなか、値動き良好な新興株に物色資金が流入した。アンジェス(4563)、ラクス(3923)、Mipox(5381)が買われ、BASE(4477)、Kudan(4425)、イグニス(3689)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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