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市況解説 2020年5月21日(木)

2020年5月21日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 20,552.31(-42.84)
TOPIX 1491.21(-3.48)
東証一部売買高 114829万株

大引け・5日ぶり反落-高値警戒感くすぶるなか対中懸念も

21日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反落、前日比42.84円安の20552.31円で取引を終えた。朝高のあと米中対立懸念や高値警戒感から値を崩し、後場には100円近く下落する場面があったが、終盤やや下げ渋った。中国全人代や、臨時開催される日銀の金融政策決定会合を明日に控え、結果を見極めたいとして売買を手控える投資家が少なくないようだ。東証株価指数(TOPIX)も5日ぶりに反落。東証1部の売買代金は概算で1兆9230億円と4月23日以来の2兆円割れにとどまり、売買高は同11億4829万株、値下がり銘柄数は1058、値上がり1005、変わらず108だった。業種別TOPIXは全33業種中、「陸運」「ゴム製品」「水産」など17業種が下落、上昇は「ガラス・土石」「鉱業」「海運」など16業種。前3月期業績が想定を下回ったバンダイナムコホールディングス(7832)や今期の減配見通しを発表した丸大食品(2288)が下落、東急(9005)、KDDI(9433)も終日冴えなかった。上場来高値近辺のグレイステクノロジー(6541)、エムスリー(2413)は利益確定売りに押された。半面、素材や資源など景気敏感株の見直し買いが後場も継続、ディフェンシブ株でもクスリのアオキ(3549)はじめドラッグストア等が堅調だった。今3月期の増益、増配見通しを発表したSOMPOホールディングス(8630)、第4次中期経営計画の策定を発表したUTグループ(2146)は後場上げ幅を広げ、前3月期業績が予想を上振れて着地した日本信号(6741)は10%超え上昇した。システムサポート(4396)は株式分割を考慮した実質的な上場来高値を約3ヵ月ぶりに更新。

新興市場は主要2指数がともに5日続伸、東証マザーズ指数は連日で年初来高値を更新した。アンジェス(4563)、テラ(2191)、ラクス(3923)が買われ、ミクリード(7687)、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)、イグニス(3689)が売られた。


2020年5月21日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 20,583.95(-11.20)
TOPIX 1493.06(-1.63)
東証一部売買高 59302万株

前引け・小幅反落-トランプ発言受け対中警戒再燃

21日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅反落、前日終値に比べ11.20円安い20583.95円で引けた。20日の米国市場で全米50州での活動制限緩和の動きや政策期待を背景に主要3指数がそろって反発、国内でも大阪・京都・兵庫の非常事態宣言解除を視野に先高期待が広がり幅広い銘柄に買いが先行した。取引時間中としては3月6日以来ほぼ2ヵ月半ぶりに20700円台に乗せる場面もあったが、短期過熱感やトランプ米大統領の対中強硬発言などが伝わり、徐々に上げ幅を縮めた。東証株価指数(TOPIX)は反落。東証1部の売買代金は概算で9434億円、売買高は同5億9302万株、値下がり銘柄数1234、値上がり825、変わらず107。業種別TOPIXは全33業種中、「建設」「水産」「陸運」など16業種が下落、上昇は「石油・石炭製品」「鉱業」「海運」など16業種、「輸送用機器」が変わらずだった。資生堂(4911)、KDDI(9433)などディフェンシブの一角が弱く、きのう上場来高値を付けたGMOPG(3769)も利益確定売りに押された。今3月期5割減益見通しの島津製作所(7701)や1-6月期見通しを引き下げた船井総研ホールディングス(9757)が大幅安となった。半面、原油や銅など商品市況全般の上昇を支えに国際石油開発帝石(1605)、日本製鉄(5401)、DOWAホールディングス(5714)が上昇、太平洋セメント(5233)は今3月期営業利益が前期比10%減程度にとどまる見通しとともに自社株買いを発表し12%超え急伸した。神戸物産(3038)は今上期(11-4月期)営業利益予想を上方修正、ケイアイスター不動産(3465)は前3月期の過去最高益更新が好感された。アイロムグループ(2372)は「子会社・IDファーマの新型コロナウイルス向けのワクチン開発がAMED(日本医療研究開発機構)の公募事業に採択された」と発表、ストップ高まで買われた。

新興市場は主要2指数がともに続伸、東証マザーズ指数は昨年7月以来約10ヵ月ぶりの水準を回復した。BASE(4477)、FRONTEO(2158)、フリー(4478)が買われ、メドレー(4480)、Kudan(4425)、NexTone(7094)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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