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市況解説 2020年5月20日(水)

2020年5月20日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 20,595.15(+161.70)
TOPIX 1494.69(+8.64)
東証一部売買高 121446万株

大引け・4日続伸―米株先物の堅調推移も支えに一段と底堅さを増す

20日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸、前日比161.70円高の20595.15円で取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発に関する過度の期待は後退したものの、各国の追加政策対応に向けた動きや米中対立の先鋭化懸念の後退、円相場の弱含み推移などが投資家心理を支える格好となった。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)で米株先物が堅調地合いを維持したことも好感され、後場は一段と底堅さを増す展開となった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸。東証一部売買代金は概算2兆1730億円、同売買高は概算12億1446万株で、値上がり銘柄数は1395、値下がり682、変わらず93。業種別TOPIXでは「非鉄」「石油・石炭製品」「建設」をはじめとする27業種が上昇、「銀行」「輸送用機器」「パルプ・紙」など6業種は下落。ファーストリテイリング(9983)が指数を押し上げ、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)なども上げ幅を広げた。「新幹線などの減便中止を検討」と報じられたJR東日本(9020)は続伸、今期増益見通しを示した光通信(9435)も強い。日本触媒(4114)にはジェフリーズ証の格上げが観測され、ソニーフィナンシャルホールディングス(8729)に代わる日経平均採用候補として日本取引所グループ(8697)に思惑買いが膨らんだ。反面、米金利低下などが金融株の重荷となり、東京海上ホールディングス(8766)は決算発表後一段安となった。KDDI(9433)には手じまい売りが継続、前期大幅増益の生化学工業(4548)は出尽くしの反応をみせた。クリナップ(7955)は1-3月期の営業赤字が嫌気された模様。

新興市場では、主要2指数がそろって4日続伸。メドレー(4480)、AIinside(4488)、ミクリード(7687)が買われ、ジーエヌアイグループ(2160)、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、SREホールディングス(2980)は売られた。


2020年5月20日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 20,584.64(+151.19)
TOPIX 1491.89(+5.84)
東証一部売買高 52040万株

前引け・続伸―欧米の追加政策対応への動きやクドロー発言を好感

20日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べて151.19円高い20584.64円で引けた。ワクチン開発への期待に水を差す報道で19日の米主要株価は大幅反落したものの、欧米各国の追加政策対応に向けた動きやクドロー米国家経済会議(NEC)委員長発言(「トランプ大統領は米中合意を破棄するつもりはない」)が安心感を誘う格好となった。日銀が臨時会合を開催すると伝わり、主要通貨に対して円相場が軒並み弱含んだことも追い風となった模様で、先物主導でジリジリと上げ幅を広げた。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算9499億円、同売買高も概算5億2040万株と低調で、値上がり銘柄数は1120、値下がり926、変わらず115だった。業種別TOPIXでは「非鉄」「空運」「建設」をはじめとする22業種が上昇、「保険」「パルプ・紙」「海運」など11業種は下落。東京エレクトロン(8035)やSCREENホールディングス(7735)、アドバンテスト(6857)など半導体株が軒並み高く、ソニーフィナンシャルホールディングス(8729)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せした。キーエンス(6861)は大幅続伸し約5ヵ月ぶりに上場来高値を更新、前期大幅減益の古河電気工業(5801)にはアク抜け感が広がった。前期大幅減益を記録するも会社計画を上回ったUACJ(5741)には買い戻しが殺到した。反面、富士フイルムホールディングス(4901)は「アビガン」の有効性を巡る報道が嫌気され、ソニー(6758)は材料出尽くしの反応を示した。シャープ(6753)は決算が重荷となり、シマノ(7309)は利食い売りに押された。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。巣ごもり関連やバイオなど値動きの良さに着目した個人投資家らの物色が継続、東証マザーズ指数は年初来高値を更新し900台に乗せた。BASE(4477)、NexTone(7094)、テラ(2191)が買われ、アンジェス(4563)、中村超硬(6166)、ホロン(7748)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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