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市況解説 2020年5月7日(木)

2020年5月7日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,674.77(+55.42)
TOPIX 1426.73(-4.53)
東証一部売買高 135134万株

大引け・反発-中国貿易統計を好感し切り返す

7日の東京株式市場で日経平均株価は反発、連休前の1日終値に比べ55.42円高の19674.77円で取引を終えた。朝方こそ米中対立への懸念などから幅広い銘柄で売りが先行したものの、半導体関連などへの買いを支えに下値の堅さを確認、午後は中国貿易統計の良好な結果を受け概ねプラス圏で推移した。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物の上昇も買い安心感を誘ったが、明日の株価指数オプション取引等の特別清算指数(SQ)算出や米雇用統計の発表を控え上値は重かった。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証1部の売買代金は概算で2兆2877億円、売買高は同13億5134万株と低調で、値上がり銘柄数は1118、値下がり989、変わらず64だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「金属製品」「電気機器」など12業種が上昇、下落は「空運」「保険」「陸運」など21業種。東京エレクトロン(8035)はじめ半導体関連が上げ幅を拡大、ローツェ(6323)は株式分割を考慮した実質的な上場来高値を約4ヵ月ぶりに更新した。全国で順次工事を再開するとした清水建設(1803)など大手ゼネコンもそろって買われ、1-3月期大幅営業増益の電算システム(3630)はストップ高比例配分となった。アイロムグループ(2372)が連日ストップ高するなど、新型コロナのワクチン・治療薬関連にも値を飛ばすものが散見された。半面、昼過ぎに決算発表した丸紅(8002)が減配等を嫌気して急落、4月月次売上が急減したミツコシイセタン(3099)など百貨店も軒並み売られた。東京海上ホールディングス(8766)はじめ損保各社も大幅続落、原油高を受けて電力9社も安い。豊田合成(7282)、アイシン精機(7259)といった自動車部品株が一段安、いすゞ自動車(7202)には外資系証券の投資判断引き下げが観測された。

新興市場は主要2指数がともに反発、東証マザーズ指数の上昇率は6%を超え、約3ヵ月ぶりの水準を回復した。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)、FRONTEO(2158)、Aiming(3911)が買われ、そーせいグループ(4565)、アドベンチャー(6030)、エードット(7063)が売られた。


2020年5月7日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,587.42(-31.93)
TOPIX 1424.83(-6.43)
東証一部売買高 61905万株

前引け・小幅続落―米中対立懸念重荷も、欧米経済再開の動きが支え

7日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落、前週末終値に比べて31.93円安い19587.42円で引けた。新型コロナウイルスを巡る米中の対立激化懸念や不冴えな景気指標を受けて、大型連休中の欧米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、売りが先行したものの、その後は下げ渋る展開となった。欧米における経済再開の流れが途切れていないことが支えとなったほか、国内での感染拡大ペース鈍化や本邦実需の円売り・ドル買いで円高進行に歯止めがかかったことなども安心感を誘った模様。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算1兆685億円、同売買高は概算6億1905万株で、値下がり銘柄数は947と、値上がり1140を下回り、変わらず78だった。業種別TOPIXでは「空運」「保険」「陸運」をはじめとする21業種が下落、「鉱業」「精密」「金属製品」など12業種は上昇。「米シェアオフィス最大手ウィーワークの創業者が提訴」と伝わったソフトバンクグループ(9984)が売られ、トヨタ自動車(7203)などは「自動車大手、北米生産再開に壁」との日経報道も重荷となった。オリエンタルランド(4661)やJR東日本(9020)などには需要低迷長期化への警戒が広がり、武田薬品工業(4502)は利食い売りに押された。1-3月期営業赤字拡大の千趣会(8165)の下げがきつい。反面、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)など半導体関連が強く、任天堂(7974)はスイッチ向けソフト「あつ森」の世界的なヒットが材料視された。1-3月期大幅増益のGMO TECH(6026)は急伸、「助成金・補助金申請支援サイトをオープン」と発表したインフォマート(2492)も動意付いた。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。個人投資家がバイオ関連などを物色しており、マザーズ指数の上昇率は6%近くに達した。アンジェス(4563)、Sansan(4443)、メルカリ(4385)が買われ、UUUM(3990)、ティーケーピー(3479)、細谷火工(4274)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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