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市況解説 2020年4月30日(木)

2020年4月30日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 20,193.69(+422.50)
TOPIX 1464.03(+14.88)
東証一部売買高 171766万株

大引け・大幅反発-利食い売りこなし後場上げ幅拡大

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、28日終値に比べ422.50円高の20193.69円と、3月6日以来ほぼ1ヵ月半ぶりに節目の2万円を上回って取引を終えた。欧米株高を支えに全面高で始まったあとも、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物やアジアの主要指数の上昇を支えに堅調地合いを保った。決算発表をきっかけに見直し買いが膨らむケースも多く、景気敏感株主導で後場上げ幅を広げる動きを見せたが、終盤は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸。東証1部の売買代金は概算で3兆584億円と今月はじめて3兆円台に乗せ、売買高は同17億1766万株、値上がり銘柄数は1490、値下がり630、変わらず51だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「証券」「鉄鋼」など23業種が上昇し、下落は「電気・ガス」「その他製品」「空運」など10業種。本日昼前後に決算発表したデンソー(6902)、アイシン精機(7259)が前3月期の大幅減益と今期予想「未定」を発表、ともに悪材料出尽しとして上げ幅を広げた。前期を営業増益で終えた南海電気鉄道(9044)や本日引け後に発表を控える東京エレクトロン(8035)も一段高して指数を押し上げた。野村総合研究所(4307)が株式公開買い付け(TOB)を実施するとしただいこう証券ビジネス(8692)はストップ高比例配分。半面、花王(4452)やKDDI(9433)などディフェンシブは下げ幅を拡大、伊藤忠テクノソリューションズ(4739)は決算内容が物足りないとして発表後に一段安した。日水製薬(4550)は前3月期の下方修正を受け下落に転じ、ブイキューブ(3681)も利益確定売りが優勢だった。

新興市場は主要2指数がともに続伸、日経ジャスダック平均は3日続伸、東証マザーズ指数は5日続伸で終えた。プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、ホロン(7748)、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)が買われ、サイバーセキュリティクラウド(4493)、スリー・ディー・マトリックス(7777)、松屋アールアンドディ(7317)が売られた。


2020年4月30日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 20,281.57(+510.38)
TOPIX 1470.73(+21.58)
東証一部売買高 76897万株

前引け・大幅反発-欧米株高支えに2万円台を回復

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、休場前の28日終値に比べ510.38円高い20281.57円で引けた。取引時間中としては3月9日以来、約1ヵ月半ぶりに節目の2万円を上回った。米バイオ医薬品ギリアド・サイエンシズ社の「レムデシビル」がコロナ治療薬として有効性を示したことが好感され欧米株式が大きく上昇、日米で主要企業の決算発表を通じて過度の業績懸念が和らいでいることもあり、幅広い銘柄で買いが先行した。高値圏銘柄への利益確定売りなどで伸び悩む場面も見られたが、中国の購買担当者景気指数(PMI)の堅調さなどから前引けにかけて持ち直した。東証株価指数(TOPIX)は大幅続伸。東証1部の売買代金は概算で1兆3450億円、売買高は同7億6897万株、値上がり銘柄数は全体の4分の3超えの1634、値下がり475、変わらず61だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「鉄鋼」「鉱業」など28業種が上昇、下落は「電気・ガス」「その他製品」「食料品」など5業種。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)が大幅高で日経平均を牽引、前3月期営業増益を確保した信越化学工業(4063)や、出遅れ感の強かったリクルートホールディングス(6098)、スズキ(7269)にも買いが入った。7-3月期の5割超え営業増益のレーザテック(6920)は一時ストップ高で上場来高値を更新、テクノプロ・ホールディングス(6028)、有機合成薬品工業(4531)も決算内容が好感された。半面、1-3月期営業減益の山崎製パン(2212)、小林製薬(4967)が急落、これまで値保ちの良かったウエルシアホールディングス(3141)、KDDI(9433)などディフェンシブも利益確定売りが目立った。任天堂(7974)は「米国際貿易委員会が、ゲーム・コントローラーの特許侵害について調査を開始」との報道を嫌気した。

新興市場は主要2指数がともに続伸、世界的な株高のなか、材料の出た銘柄などに物色資金が流入した。吉本興業との業務提携を発表したUUUM(3990)がストップ高買い気配で前場を終え、アンジェス(4563)、Aiming(3911)も急伸した。メドレー(4480)、医学生物学研究所(4557)、メドピア(6095)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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