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市況解説 2020年4月27日(月)

2020年4月27日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,783.22(+521.22)
TOPIX 1447.25(+25.96)
東証一部売買高 124740万株

大引け・大幅反発―日銀追加緩和を好感し、一段高

27日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前週末比521.22円高の19783.22円で取引を終えた。欧米の経済再開に向けた動きが好感されるなか、日銀が追加金融緩和に踏み切ったことも追い風となり、先物主導でジリジリと上げ幅を広げる展開となった。日銀の緩和内容は事前報道に沿ったものであったが、一部で警戒されたマイナス金利の深堀りが回避されたことが銀行株の上昇を促し、出遅れ感の強かった不動産セクターにも買いが波及する格好となった。東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を拡大。東証一部売買代金は概算2兆113億円、同売買高も概算12億4740万株と低調で、値上がり銘柄数は全体の8割超の1752に達し、値下がり369、変わらずが49。業種別TOPIXでは「電気・ガス」を除く32業種が上昇、「海運」「鉄鋼」「非鉄」「空運」が値上がり率上位に並んだ。メガバンクをはじめとする金融が幅広く買われ、三井不動産(8801)、住友不動産(8830)の上げも目に付く。商船三井(9104)は日経の好業績観測報道が意識され、1-3月期26%営業増益のMonotaRO(3064)も強い。「『アビガン』の原薬製造を富士フイルム(4901)から受託」と報じられた三谷産業(8285)はストップ高比例配分された。反面、第一三共(4568)は市場予想を下回る今期見通しが嫌気され、サイバーエージェント(4751)には利食い売りが膨らんだ。前20.3期見通しを引き下げたデジタルハーツホールディングス(3676)が売られ、今期大幅減益見通しのアマノ(6436)の下げがきつい。今期6%営業増益見通しのインフォコム(4348)は出尽くしの反応を示した。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。テーマ性のある銘柄などに値幅取り狙いの資金が向かった。松屋アールアンドディ(7317)、オールアバウト(2454)、弁護士ドットコム(6027)が買われ、FRONTEO(2158)、サーバーワークス(4434)、東和フードサービス(3329)は売られた。


2020年4月27日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,678.87(+416.87)
TOPIX 1436.86(+15.57)
東証一部売買高 50463万株

前引け・大幅反発―欧米の経済再開への動きや日銀政策期待を好感

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前週末終値に比べて416.87円高い19678.87円で引けた。欧米における経済活動再開に向けた動きや日銀の追加緩和観測が安心感を誘い、幅広い銘柄に買いが優勢となった。アジア主要株式相場の上昇や一部主要企業決算が好感されたことなども追い風となり、先物主導で上げ幅を広げた。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算8428億円、同売買高も概算5億463万株と低調で、値上がり銘柄数は全体の2/3近い1439、値下がり636、変わらずが92。業種別TOPIXでは「海運」「非鉄」「電気機器」をはじめとする31業種が上昇、下落は「電気・ガス」「銀行」の2業種に留まった。今上期予想を公表したファナック(6954)が11%超上昇、アドバンテスト(6857)も4-6月期見通しを示したことが評価されるなど、景気敏感株が軒並み高い。医療用ガウンの生産を始めると発表したTSIホールディングス(3608)が強く、今期11%営業増益を見込むイーブックイニシアティブジャパン(3658)はストップ高まで買い進まれた。反面、20.3期業績予想を下方修正したデンソー(6902)が売られ、富士通ゼネラル(6755)は1-3月期に新型コロナウイルス感染拡大に伴う特別損失を計上したことが嫌気された。中外製薬(4519)や東京ガス(9531)など高値圏にあるディフェンシブ関連の一角も冴えない。不二製油グループ本社(2607)には大和証券の格下げが観測された。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。足元の下げがきつかった直近IPO銘柄への買いが膨らみ、安心感を誘う格好となった。サイバーセキュリティクラウド(4493)、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、NexTone(7094)が買われ、出前館(2484)、チームスピリット(4397)、中京医薬品(4558)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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