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市況解説 2020年4月24日(金)

2020年4月24日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,262.00(-167.44)
TOPIX 1421.29(-4.69)
東証一部売買高 132710万株

大引け・反落-後場は膠着感強める

24日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比167.44円安の19262.00円で取引を終えた。決算発表の本格化や来週に日米欧の金融政策決定会合を控える週末とあって、後場は一段と売買が手控えられ、軟調地合いから抜け出せなかった。中国・上海総合指数やシカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物の軟調も響き下げ幅を一時250円超えに広げる場面が見られたが、日銀による上場投資信託(ETF)購入思惑などから終盤は下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で2兆733億円、売買高は同13億2710万株、値下がり銘柄数は1201、値上がり887、変わらず81だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「証券」「電気・ガス」など27業種が下落し、上昇は「石油・石炭製品」「保険」「医薬品」など6業種。半導体関連のSUMCO(3436)、アドバンテスト(6857)が弱く、電子部品のアルプスアルパイン(6770)、太陽誘電(6976)も冴えなかった。FPG(7148)は子会社が関係するモーリシャスのAML社が破産法に基づく任意管理手続きを申請したと伝わり、急落して年初来安値を更新、今週初にかけ急伸したアステリア(3853)には利益確定売りが継続した。証券会社による投資判断引き下げが観測されたJR九州(9142)も弱い。半面、武田薬品工業(4502)が「アリナミンなど大衆薬を手掛ける子会社売却へ」と報じられ上げ幅を拡大、オービックビジネスコンサルタント(4733)、オービック(4684)には決算評価の買いが継続した。NOK(7240)は前3月期業績を上方修正、証券会社の強気判断が伝わったMS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)など保険株も強かった。米ギリアド「レムデシビル」の治験失敗報道でワクチンへの期待が高まり、新日本科学(2395)などに買いが入った。

新興市場は主要2指数が高安まちまち、日経ジャスダック平均が反落した一方、東証マザーズ指数は続伸した。アンジェス(4563)、ピアズ(7066)、中央化学(7895)が買われ、メドレックス(4586)、NexTone(7094)、ミクリード(7687)が売られた。


2020年4月24日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,272.42(-157.02)
TOPIX 1417.21(-8.77)
東証一部売買高 48214万株

前引け・反落-米半導体決算や肺炎治療薬への期待後退

24日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ157.02円安い19272.42円で引けた。23日の米株市場で一時400ドル超え上昇したダウ工業株30種平均が午後急失速、「米ギリアドが進めていた中国での肺炎治療薬の治験失敗」との報道を受け、大引けでほぼ横這い圏(36ドル高)まで上げ幅を縮めたうえ、決算発表した半導体大手インテルが取引終了後の時間外取引で売られたことも投資家心理を冷やした。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で7994億円、売買高は同4億8214万株、値下がり銘柄数は全体の7割近い1504、値上がり573、変わらず92だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「証券」「鉄鋼」「パルプ・紙」など29業種が下落し、上昇は「石油・石炭製品」「保険」「精密」「医薬品」の4業種。東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)など半導体関連が弱く、本日引け後に決算を控えるアドバンテスト(6857)も指数を押し下げた。1-3月期決算が冴えなかったキヤノン(7751)、レッグス(4286)が売られ、不二製油グループ本社(2607)は前3月期営業利益見込みの引き下げが嫌気された。スシローグローバルホールディングス(3563)は今9月期業績予想を取り下げたことが売り材料視された。半面、今3月期営業増益予想を発表したネットワンシステムズ(7518)が急伸、1-3月期当期利益が前年同期比5割近く拡大した中外製薬(4519)や「4月は1割減収で推移」としたオムロン(6645)も買われた。前期の営業赤字が予想ほど拡大しなかったと発表したクボテック(7709)は一時ストップ高まで買われ、シミックホールディングス(2309)は「富士フイルム(4901)の抗インフルエンザ治療薬・アビガンの臨床試験や製造を支援」との発表が好感された。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が小反落した一方、東証マザーズ指数は続伸した。東証1部の大型株の値動きが冴えないなか、値動きの軽い新興株に物色資金が流入した。チームスピリット(4397)、FRONTEO(2158)、TKP(3479)が買われ、松屋アールアンドディ(7317)、ALBERT(3906)、サーバーワークス(4434)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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