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市況解説 2020年4月22日(水)

2020年4月22日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,137.95(-142.83)
TOPIX 1406.90(-8.99)
東証一部売買高 124729万株

大引け・3日続落―25日線を前に切り返し、19000円台を維持

22日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落、前日比142.83円安の19137.95円で取引を終えた。原油先物相場の混乱が収まらず、投資家心理が一段と悪化、幅広い銘柄に売りが優勢となった。下げ幅は一時400円超に達したが、ドル円相場の落ち着きや日銀による上場投資信託(ETF)購入期待などを支えに25日移動平均(18751.92円)を前に切り返し、この日の高値で引けて節目の19000円台を維持した。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算2兆829億円、同売買高も概算12億4729万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の3/4にあたる1629、値上がり496、変わらずが43。業種別TOPIXでは「空運」「石油・石炭製品」「鉱業」をはじめとする25業種が下落、「パルプ・紙」「その他製品」「医薬品」など8業種は上昇。ソフトバンクグループ(9984)が下げ幅を広げ、東京エレクトロン(8035)や信越化学工業(4063)といった半導体関連の一角も冴えない。ファミリーマート(8028)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)の下げがきつく、1-3月期大幅減収減益のモバイルファクトリー(3912)は後場急落。フェイスガード製品の発売を発表したウェーブロックホールディングス(7940)は買い一巡後急速に値を消した。反面、ディフェンシブ関連の一角が買われ、東邦ガス(9533)は上場来高値を更新。3月の衛生紙出荷量が過去最高を記録したことを受けて王子製紙(3861)などが高く、丸和運輸(9090)にはネット通販の利用増に伴う業績期待が膨らんだ。新型コロナウイルス対策ワクチンの開発に参入することを表明した新日本科学(2395)が急騰、宇部興産(4208)はインフルエンザ薬「アビガン」の主要成分の一つである中間体の製造を開始したことが材料視された。

新興市場では、主要2指数がそろって続落。引き続き直近IPO銘柄への売りが重荷となったが、朝方の売り一巡後はともに底堅く推移した。関通(9326)、松屋アールアンドディ(7317)、ALBERT(3906)が売られ、NexTone(7094)、遠州トラック(9057)、ジモティー(7082)は高い。


2020年4月22日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,050.33(-230.45)
TOPIX 1406.42(-9.47)
東証一部売買高 56173万株

前引け・続落―原油先物相場の混乱収まらず、19000円攻防

22日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落、前日終値に比べて230.45円安い19050.33円で引けた。21日の米国市場で原油先物相場の混乱が収まらず、市場心理が一段と悪化した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが優勢となった。世界景気の先行き懸念を囃して短期筋が先物に仕掛け的な売りを膨らませたこともあって、取引時間中としては今月8日以来2週間ぶりに節目の19000円を割り込む場面があった。ただ、売り一巡後はドル円相場の落ち着きや日銀による上場投資信託(ETF)購入への期待などを支えに、下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証一部売買代金は概算9187億円、同売買高も概算5億6173万株と引き続き低調で、値下がり銘柄数は全体の7割超の1539、値上がり563、変わらずが64。業種別TOPIXでは「石油・石炭製品」「空運」「鉱業」をはじめとする25業種が下落、「海運」「パルプ・紙」「証券」など8業種は上昇。米ハイテク株安を受けてソフトバンクグループ(9984)が売られ、メガバンクなどは米金利低下が重荷となった。トヨタ自動車(7203)など自動車株も総じて弱く、市況の低迷で最終赤字に転落する見通しとなった出光興産(5019)は厳しい下げに見舞われた。今期見通しを未定にすると発表したKOA(6999)の下げもきつい。日立化成(4217)の公開買い付け(TOB)を終えた昭和電工(4004)には改めて財務懸念が浮上、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)は昨日発表した決算内容が嫌気された。反面、米アクティビスト(物言う投資家)の株式保有が明らかになった任天堂(7974)が続伸、アドバンテスト(6857)は米同業の好決算が材料に。「グループ全体で保有資産を圧縮し、成長投資や株主還元に活用」と伝わったNTT(9432)が高く、前20.3期業績予想を引き上げた新光電気工業(6967)は10%超上昇。

新興市場でも主要2指数がそろって続落したが、売り一巡後は下げ渋る展開となっている。サイバーセキュリティクラウド(4493)、ビザスク(4490)、ティーケーピー(3479)が売られ、アンジェス(4563)、出前館(2484)、アクセスグループ・ホールディングス(7042)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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