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市況解説 2020年4月21日(火)

2020年4月21日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,280.78(-388.34)
TOPIX 1415.89(-16.52)
東証一部売買高 128009万株

大引け・大幅続落―北朝鮮リスクへの警戒広がる

21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日比388.34円安の19280.78円で取引を終えた。NY原油先物相場の暴落を嫌気した売りが先行、トランプ米大統領発言や日銀による上場投資信託(ETF)購入期待を支えに下げ渋る場面もあったが、後場にかけては北朝鮮リスクへの警戒が嫌気される展開となった。「金正恩委員長が重体」との一部報道が伝わり、朝鮮半島の無秩序化への懸念が広がったためで、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)における米株先物の軟調推移やリスク回避目的の円買い圧力の高まりも重荷となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証一部売買代金は概算2兆1474億円、同売買高は概算12億8009万株で、値下がり銘柄数は全体の7割超の1554、値上がり552、変わらず62だった。業種別TOPIXでは「サービス」「鉄鋼」「金属製品」をはじめとする28業種が下落、「水産・農林」「証券」「陸運」など5業種は上昇。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)が一段安、TDK(6762)、リクルートホールディングス(6098)なども指数を押し下げた。昼休み中に20.3期見込みを引き下げたツガミ(6101)が冴えず、SMBC日興証券が格下げした日本新薬(4516)も安い。エイベックス(7860)には社長スキャンダル報道を嫌気した売りが継続した。反面、花王(4452)やNTT(9432)、KDDI(9433)などが底堅く、「ウイルスを制御する紫外線照射装置を開発」と伝わったウシオ電機(6925)が急伸。原油在庫の積み上がりを受けてタンカーを保有する明治海運(9115)などには思惑買いが入り、石川製作所(6208)など防衛関連も賑わった。ペプチドリーム(4587)には野村証券の強気レポートが観測された。

新興市場では、過熱感の出ていた銘柄への利食い売りが重荷となり、主要2指数がそろって反落。サイバーセキュリティクラウド(4493)、NexTone(7094)、TKP(3479)が売られ、松屋アールアンドディ(7317)、ミクリード(7687)、フリー(4478)は買われた。


2020年4月21日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,358.77(-310.35)
TOPIX 1419.66(-12.75)
東証一部売買高 56573万株

前引け・続落―NY原油先物相場の暴落や北朝鮮報道を嫌気

21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べて310.35円安い19358.77円で引けた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要低迷を背景にNY原油先物相場が暴落し、投資家心理が冷え込んだ米国市場の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが先行した。トランプ米大統領の戦略石油備蓄積み増し検討発言などを受けた時間外取引における原油相場の上昇や、日銀による上場投資信託(ETF)購入期待などを支えに下げ渋る場面もあったが、前引けにかけては北朝鮮関連報道が先物売りを誘う格好となった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算9318億円、同売買高も概算5億6573万株と引き続き低調で、値下がり銘柄数は全体の3/4超の1687に達し、値上がり424、変わらずが55。業種別TOPIXでは「保険」「鉄鋼」「サービス」をはじめとする30業種が下落、上昇は「医薬品」「食料品」の2業種に留まり、「水産・農林」は横ばいだった。国際石油開発帝石(1605)や日揮ホールディングス(1963)が売られ、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)も冴えない。日本電産(6594)は永守会長のインタビュー記事が売り材料視され、20.9期見通しを大幅下方修正したLIFULL(2120)の下げがきつい。反面、主力ゲーム機「スイッチ」の増産報道が伝わった任天堂(7974)は朝安後上昇、1-3月期最終赤字見通しを示したANA(9202)はアク抜けの反応を示した。花王(4452)や武田薬品工業(4502)などディフェンシブ関連の一角も高く、ワクチンの量産体制を構築すると報じられたタカラバイオ(4974)は11%超上昇。「政府が電子書類証明に認定制度を導入へ」との報道を受けて、サイバーリンクス(3683)に思惑買いが膨らんだ。

新興市場では、過熱感が強まっていた直近IPO銘柄などに売りが膨らみ、主要2指数がそろって反落。関通(9326)、ビザスク(4490)、メドレックス(4586)が安く、アンジェス(4563)、シライ電子工業(6658)、弁護士ドットコム(6027)は高い。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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