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市況解説 2020年4月16日(木)

2020年4月16日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,290.20(-259.89)
TOPIX 1422.24(-11.83)
東証一部売買高 129859万株

大引け・続落-強弱感交錯し、後場は膠着商状

16日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比259.89円安の19290.20円で取引を終えた。欧米株安を嫌気して終日軟調地合いが継続したものの、1ドル=108円近辺への円相場の弱含みや日銀による上場投資信託(ETF)購入思惑などが意識され、後場は小幅レンジの膠着展開となった。中国・上海総合指数やシカゴ先物取引システム(GLOBEX)で米株先物が切り返したことも投資家心理を支えた。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落。東証1部の売買代金は概算で2兆2102億円、売買高は同12億9859万株と低調で、値下がり銘柄534、値上がり1587、変わらず48だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「輸送用機器」「非鉄金属」など22業種が下落、上昇は「倉庫・運輸関連」「水産」「情報・通信」など11業種。ファナック(6954)、住友金属鉱山(5713)など世界景気の影響を受けやすい銘柄が下げ幅を拡大、ファーストリテイリング(9983)も日経平均を押し下げた。工事中止の動きが広がる大手ゼネコンも一段安、メガバンクに加えアコム(8572)、クレディセゾン(8253)など金融株全般が軟調だった。シスメックス(6869)には外資系証券による投資判断引き下げが観測。半面、NTTドコモ(9437)をはじめ通信株に買いが入り、パン・パシフィック・インターナショナルホールディング(7532)、ニチレイ(2871)などの巣篭もり関連の一角もしっかり。終盤に東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)といった半導体関連が切り返し、増配を好感してきのう急伸したベイカレント・コンサルティング(6532)が大幅続伸した。アステリア(3853)は「ブイキューブ(3681)と協業してバーチャル株主総会支援を推進」との発表でストップ高比例配分。

新興市場は主要2指数がともに上昇、日経ジャスダック平均は9日続伸、東証マザーズ指数は4日続伸で終えた。メドレー(4480)、ビザスク(4490)、メルカリ(4385)が買われ、出前館(2484)、メディシノバ(4875)、PKSHA Technology(3993)が売られた。


2020年4月16日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,315.45(-234.64)
TOPIX 1420.12(-13.95)
東証一部売買高 59860万株

前引け・続落―米景気指標の悪化などを嫌気、売り一巡後は下げ渋る

16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べて234.64円安い19315.45円で引けた。予想以上に悪化した米主要経済指標や原油安が投資家心理を冷やした欧米市場の流れを引き継いで売りが先行、一時400円近く下げる場面があったが、前引けにかけてはジワジワと下げ渋る展開となった。米国やドイツにおける行動制限緩和に向けた動きが安心感を誘ったほか、円相場の弱含み推移や日銀による上場投資信託(ETF)購入観測なども支えとなった模様。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算9971億円、同売買高も概算5億9860万株と依然低調、値下がり銘柄数は762と、値上がり1338を大きく下回り、変わらずが67。業種別TOPIXでは「輸送用機器」「非鉄」「海運」をはじめとする26業種が下落、「倉庫・運輸」「鉱業」「情報・通信」など7業種は上昇。米銀行株安を受けてメガバンクなど金融が軒並み売られ、トヨタ自動車(7203)など自動車関連も冴えない。「海外でも高炉を一時休止」と伝わった日本製鉄(5401)は年初来安値を更新、建設現場で新型コロナウイルスの感染者が出たことを受けて7都府県の工事中断を発表した大林組(1802)にも業績懸念が改めて浮上した。あみやき亭(2753)は決算が嫌気され、JAL(9201)にはみずほ証券による格下げが観測された。反面、ソフトバンクグループ(9984)は自社株買いを支えに上昇に転じ、エムスリー(2413)は連日で年初来高値を更新。SHIFT(3697)は本日付日経朝刊の特集記事が材料視され、ファミリーマート(8028)、ローソン(2651)など決算発表を終えた小売の一角もしっかり。フジミインコーポレーテッド(5384)は前3月期見通しの上方修正と期末配当の増額が評価された。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。値動きの良さに着目した資金流入が継続しており、下値の堅さも意識された模様。関通(9326)、サイバーセキュリティクラウド(4493)、興研(7963)が高く、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、UUUM(3990)、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)は安い。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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