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市況解説 2020年4月15日(水)

2020年4月15日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,550.09(-88.72)
TOPIX 1434.07(+0.56)
東証一部売買高 148903万株

大引け・反落―欧米市場見極めムード広がる

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比88.72円安の19550.09円で取引を終えた。米国の早期経済活動再開への期待などは既に織り込まれたとして、幅広い銘柄に利益確定売りが膨らむ展開となった。「安倍首相が国民一人当たり一律10万円支給に前向き」との報道や日銀による上場投資信託(ETF)購入観測が支えとなりプラス圏で推移する場面もあったが、今晩の欧米市場を見極めたいとして様子見ムードが広がった14時以降は、改めて先物売りに押される格好となった。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続伸。東証一部売買代金は概算2兆5279億円、同売買高は概算14億8903万株で、値下がり銘柄数は1574、値上がり556、変わらずが39。業種別TOPIXでは「鉱業」「海運」「証券」をはじめとする21業種が下落、「空運」「陸運」「食料品」など12業種は上昇。買い先行で始ったソフトバンクグループ(9984)が下げに転じ、ファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)といった値嵩ハイテク株の一角も指数を押し下げた。6-2月期大幅減益のGunosy(6047)の下げがきつく、前期過去最高益を更新した北の達人コーポレーション(2930)は今期の大幅減益見通しが嫌気された。野村証券が格下げした三菱自動車工業(7211)も冴えない。反面、花王(4452)やリクルートホールディングス(6098)、中外製薬(4519)などディフェンシブ銘柄が指数を支え、「人工呼吸器の生産協力を検討」と伝わったソニー(6758)は上げ幅を拡大。東宝(9602)は配当実施方針が好感され、前期実績が会社計画を上回ったIDOM(7599)は自社株買いの実施も評価された。神戸物産(3038)は年初来高値を更新した。

新興市場では主要2指数がそろって上昇、日経ジャスダック平均は8日続伸、東証マザーズ指数は3日続伸となった。関通(9326)、ビザスク(4490)、メドレックス(4586)が買われ、Sansan(4443)、ティーケーピー(3479)、サンバイオ(4592)は売られた。


2020年4月15日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,521.25(-117.56)
TOPIX 1425.74(-7.77)
東証一部売買高 65301万株

前引け・反落―利食い売り優勢、下値には押し目買い

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べて117.56円安い19521.25円で引けた。トランプ大統領の発言などを受けて米国の早期経済活動再開への期待が高まり、14日の米主要株価は大幅高となったものの、こうした楽観論は昨日の相場に織り込まれたとの受け止めが広がっている模様で、幅広い銘柄に利益確定売りが優勢となった。円相場が1ドル=107円近辺に強含んでいることも重荷となった模様だが、日銀による上場投資信託(ETF)購入観測などを支えに下値には押し目買いが入り、下げ渋る展開となった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆782億円、同売買高は概算6億5301万株とともに前日前引け水準は上回ったものの低調で、値下がり銘柄数は全体の7割超の1595、値上がり509、変わらずが62。業種別TOPIXでは「鉱業」「海運」「証券」をはじめとする25業種が下落、「空運」「その他製品」「陸運」など8業種は上昇。米金融株安を受けてメガバンクが売られ、国際石油開発帝石(1605)は原油安やSMBC日興証券の格下げが響いた。昨日急騰したファミリーマート(8028)の下げがきつく、スズキ(7269)はインド市場への懸念が改めて意識された。今期の大幅減益見通しが嫌気されたテラスカイ(3915)も厳しい。反面、NEC(6701)、富士通(6702)など「5G」関連の一角が強く、「巣ごもり消費」関連として賑わう任天堂(7974)は連日で年初来高値を更新した。ペプチドリーム(4587)は三菱商事(8058)との合弁会社からの契約一時金受領が材料視され、新型コロナウイルスの感染の有無を調べる際に使うPCR検査の精度を測るキットを発売すると発表したリコー(7752)には思惑買いが膨らんだ。金融機関からの借入枠を確保した串カツ田中ホールディングス(3547)は一時25%超上昇。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。テーマ性などに着目した個人投資家らの資金流入が継続している。サイバーセキュリティクラウド(4493)、ALBERT(3906)、ロゼッタ(6182)が買われ、UUUM(3990)、ロコンド(3558)、Amazia(4424)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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