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市況解説 2020年4月10日(金)

2020年4月10日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,498.50(+152.73)
TOPIX 1430.04(+13.06)
東証一部売買高 137022万株

大引け・反発-週末手仕舞い売りこなして後場切り返す

10日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比152.73円高の19498.50円で取引を終えた。イースター休暇で海外勢不在のなか、前場中は戻り待ちの売りなどに押される動きとなったが、後場入り直後には上昇に転じ徐々に上げ幅を広げた。日銀による上場投資信託(ETF)の購入思惑が下値を支えたほか、小売決算など悪材料に対する抵抗力を示す銘柄が散見され、一定の安心感を誘った。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で2兆1945億円と2月21日以来の薄商いとなり、売買高は13億7022万株、値上がり銘柄数は全体の7割近い1511、値下がり608、変わらず50だった。業種別TOPIXは全33業種中、「銀行」「鉄鋼」「電気・ガス」など27業種が上昇、下落は「鉱業」「空運」「ゴム製品」など6業種。メガバンクはじめ銀行株が一段高、ソフトバンクグループ(9984)も日経平均を押し上げた。NEC(6701)、協和エクシオ(1951)など5G関連が強く、住友大阪セメント(5232)、牧野フライス製作所(6135)など出遅れ感が強かった景気敏感株にも買いが入った。島津製作所(7701)は「時間短縮の新型コロナウイルス検出キットを発売」との発表が材料視され、後場急速に返し、バンダイナムコホールディングス(7832)、セガサミーホールディングス(6460)などゲーム関連もしっかりだった。半面、国際石油開発帝石(1605)、日揮ホールディングス(1963)など資源関連が終日冴えず、ブイキューブ(3681)、テラスカイ(3915)などテレワーク関連には週末手仕舞い売りが意識された。UTグループ(2146)、ファミリーマート(8028)など内需株の一角も軟調で、寿スピリッツ(2222)は1-3月期売上が15%減だったとして売られた。

新興市場は主要2指数が高安まちまちとなった。日経ジャスダック平均が続伸した一方、東証マザーズ指数は反落した。NexTone(7094)、テイツー(7610)、アクサスホールディングス(3536)が買われ、ティーケーピー(3479)、エルテス(3967)、MacbeePlanet(7095)が売られた。


2020年4月10日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,326.78(-18.99)
TOPIX 1409.43(-7.55)
東証一部売買高 63715万株

前引け・続落-欧米イースター休暇控えて手仕舞い

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ18.99円安の19326.78円で引けた。米連邦準備理事会(FRB)が決めた緊急資金供給策を好感して、9日の米株市場が続伸した流れを引き継ぎ小高く始まったが、海外のイースター休場を控える週末とあって手仕舞い売り等に押された。寄り付きの4月物株価指数オプション取引等の特別清算指数(SQ)算出に際して買い優勢となったが、19500円台を一時回復したことで目標達成感も意識されたようだ。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で1兆394億円、売買高は6億3715万株と低調で、値下がり銘柄数1422、値上がり666、変わらず81だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「空運」「ゴム製品」など29業種が下落、上昇は「銀行」「電気ガス」「医薬品」「パルプ・紙」の4業種。原油安を受けて出光興産(5019)、国際帝石(1605)が売られ、今期業績予想を未定としたローソン(2651)、良品計画(7453)はじめ小売株の下げが目立った。半導体関連の東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)も安く、島津製作所(7701)は外資系証券による投資判断引き下げが響いた。5月6日までの全店休業を決めたエイチ・アイ・エス(9603)が売られ、きのう急伸したペッパーフードサービス(3053)、メディカル・データ・ビジョン(3902)などは利益確定売りに押された。半面、米銀株の上昇を好感してメガバンクはじめ銀行株が総じて強く、今8月期予想を大きく引き下げたファーストリテイリング(9983)は先行き見通しを示したことが安心感に繋がった。SHIFT(3697)は9-2月期営業利益が従来予想を大きく上回ったとしてストップ高まで買われ、クリーク・アンド・リバー社(4763)は今2月期の増益見通しと自社株買いが好感され、一時ストップ高まで買われた。スズキ(7269)はインドの景気対策を好感する流れが継続。

新興市場は主要2指数がともに反落。直近上場銘柄などの活況が支えとなったが、週末に伴う持ち高整理などに押された。エルテス(3967)、農業総合研究所(3541)、UUUM(3990)が売られ、松屋アールアンドディ(7317)、出前館(2484)、メドレー(4480)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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