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市況解説 2020年4月8日(水)

2020年4月8日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,353.24(+403.06)
TOPIX 1425.47(+22.26)
東証一部売買高 168156万株

大引け・大幅続伸―下値の堅さが売り方の買い戻しを誘う

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続伸、前日比403.06円高の19353.24円で取引を終えた。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)で米株先物が軟調に推移するなかでも、下値の堅さを示したことが売り方の買い戻しを誘う格好となった。新型ウイルスの感染拡大にピークアウトの兆しが出ていることや、わが国の非常事態宣言と超大型景気対策の発表を無難にこなしたことに伴う安心感が意識されている模様で、後場に入ると先物主導で上げ幅を拡大、500円超上昇する場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続伸。東証一部売買代金は概算2兆8114億円、同売買高は概算16億8156万株で、値上がり銘柄数は全体の3/4超の1634、値下がり478、変わらずが56。業種別TOPIXでは「空運」「陸運」「証券」をはじめとする29業種が上昇、下落は「鉱業」「石油・石炭製品」「鉄鋼」「銀行」の4業種に留まった。ファーストリテイリング(9983)が一段高、遠隔診療への思惑などを背景にエムスリー(2413)は上場来高値を更新。買いだめ需要への期待を追い風に神戸物産(3038)も高値を更新、「子会社が韓国国内での新型肺炎治療薬の治験業務を受託」と伝わったリニカル(2183)は一時ストップ高まで買い進まれた。TOPIX浮動株比率の見直しに伴い、九州フィナンシャルグループ(7180)が急伸した。反面、富士フイルム(4901)には利食い売りが継続、メガバンクも冴えない。SCREENホールディングス(7735)にはシティグループ証券による格下げが観測され、ヒューリック(3003)などにはオフィス需要減退懸念が浮上。ファーストブラザーズ(3454)は厳しい12-2月期業績が嫌気され、ブイキューブ(3681)は大幅続落。

新興市場では、主要2指数がそろって3日続伸。市場の地合い好転を受けて、幅広い銘柄に買いが膨らんだ。ワークマン(7564)、Kudan(4425)、買取王国(3181)が買われ、MRT(6034)、オイシックス・ラ・大地(3182)、PKSHA Technology(3993)は売られた。


2020年4月8日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 19,039.91(+89.73)
TOPIX 1411.44(+8.23)
東証一部売買高 74204万株

前引け・続伸―押し目買いで切り返す

8日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ89.73円高い19039.91円で引けた。新型コロナウイルスによる米NY州の死者数が再び増加したことが戻り待ち売りを誘発し、200円超下げる場面があったが、売り一巡後は押し目買いが膨らむ展開となった。国際政策協調が厚みを増してきたことや、世界的な感染拡大にピークアウトの兆しが漂っていることなどが過度の警戒を和らげている模様で、緊急事態宣言については、既に織り込みとして反応は限定的なものに留まった。東証株価指数(TOPIX)も持ち直し。東証一部売買代金は概算1兆2505億円、同売買高は概算7億4204万株とともに前日前引け水準を下回り、値上がり銘柄数は1307、値下がり791、変わらずが70。業種別TOPIXでは「空運」「陸運」「証券」をはじめとする22業種が上昇、「鉱業」「石油・石炭製品」「不動産」など11業種は下落。ファーストリテイリング(9983)や花王(4452)が指数を押し上げ、東日本旅客鉄道(9020)など電鉄株の上げが目に付く。前20.3期見通しを引き上げたSMN(6185)が急伸、6-2月期が69%営業増益となったインテリックス(8940)はストップ高。反面、「米シェアオフィス大手ウィー社幹部が提訴」と伝わったソフトバンクグループ(9984)が売られ、昨日急騰したアドバンテスト(6857)など半導体関連が総じて冴えない。国内2高炉の一時休止を発表した日本製鉄(5401)は3日ぶりに反落、好業績観測報道が流れたSCSK(9719)は出尽くしの反応を示した。前20.2期は増収増益で着地したものの、今期見通しを示さなかったリソー教育(4714)は朝高後下げに転じた。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。直近上昇銘柄に利食い売りが膨らむなど、逃げ足の速い資金の流れが目立った。ロゼッタ(6182)、出前館(2484)、サイバーセキュリティクラウド(4493)が買われ、メドレー(4480)、株式会社農業総合研究所(3541)、関通(9326)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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