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市況解説 2020年3月30日(月)

2020年3月30日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,084.97(-304.46)
TOPIX 1435.54(-23.95)
東証一部売買高 192444万株

大引け・大幅反落-終盤下げ渋り、悪材料に対する抵抗示す

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前週末比304.46円安の19084.97円と27日に続いて本日高値で取引を終えた。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う景気懸念から、朝方には800円超えの下げ場面があったが、売り一巡後は配当再投資思惑や日銀の上場投資信託(ETF)購入等が意識され下げ渋った。国内で著名芸能人の死亡が大きく報道されたほか、アジア市場の一部急落が投資家心理を冷やしたものの、午後に入るとシカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物やドル円相場の堅調を支えに徐々に下げ幅を縮め、大引け前には心理的節目の19000円を回復した。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証1部の売買代金は概算で3兆1480億円、売買高は同19億2444万株、値下がり銘柄数は全体の7割超えの1620、値上がり492、変わらず34だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「銀行」「保険」など27業種が下落し、上昇は「電気・ガス」「食料品」「医薬品」など6業種。ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)など指数寄与度の大きい値嵩株が厳しく、メガバンクはじめ金融大手も軒並み大幅安となった。今3月期業績予想を引き下げたウシオ電機(6925)、ぴあ(4337)が急落、悪材料出尽しとして前場中に一時プラス圏に浮上したジェイ エフ イー ホールディングス(5411)は売り直された。エフピコ(7947)は中食市場の拡大に伴う主力である食品トレイの需要増思惑から上場来高値を更新したが、直後に急失速して下落で終えた。半面、治療薬開発などの期待から富士フイルムホールディングス(4901)、中外製薬(4519)が終日強く、大研医器(7775)はじめ医療機器への注目も一段と高まった。巣ごもり関連として神戸物産(3038)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)が買われ、自社株買いを発表したシンシア(7782)も大幅高で終えた。

新興市場は主要2指数がともに反落、ナノキャリア(4571)、アドベンチャー(6030)、マネーフォワード(3994)が売られ、出前館(2484)、JMC(5704)、ジーエヌアイグループ(2160)が買われた。


2020年3月30日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 18,762.70(-626.73)
TOPIX 1409.17(-50.32)
東証一部売買高 83018万株

前引け・大幅反落―景気・企業業績の行方を改めて警戒

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前週末終値に比べて626.73円安い18762.70円で引けた。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛からず、景気・企業業績への悪影響が長期化するとの観測が強まる展開となった。円相場が1ドル=107円台前半に強含んだことや、原油安に伴う新興国景気への懸念も重荷となり、配当落ち分(約178円)を含め、一時800円超下げる場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証一部売買代金は概算1兆3357億円、同売買高は概算8億3018万株で、値下がり銘柄数は全体の9割近い1929に達し、値上がり199、変わらずが17。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「空運」「銀行」「倉庫・運輸」「保険」が値下がり率上位に並んだ。出資する英企業の経営破たんが伝わったソフトバンクグループ(9984)が急落、ファーストリテイリング(9983)も指数を押し下げた。東京エレクトロン(8035)、TDK(6762)など値嵩ハイテク株が軒並み安く、トヨタ自動車(7203)をはじめ工場停止の報道が相次ぐ自動車株も厳しい。12-2月期営業赤字に転落したハニーズホールディングス(2792)の下げがきつく、通期見通しを下方修正したウシオ電機(6925)は12%超下落。反面、新型肺炎の治療薬の承認に向けて研究を後押しする政府方針を受けて、富士フイルム(4901)や日医工(4541)が買われ、人工呼吸器関連の日本光電(6849)も強い。ブイキューブ(3681)は昨年来高値を更新、ニチレイ(2871)や東洋水産(2875)など巣ごもり関連への物色も継続した。3月月次好調のクスリのアオキ(3549)も堅調。

新興市場でも、主要2指数がそろって反落。投資家のリスク回避姿勢の高まりを受けて、幅広い銘柄に売りが優勢となった。メルカリ(4385)、ティーケーピー(3479)、RIZAPグループ(2928)が安く、リプロセル(4978)、フクダ電子(6960)、重松製作所(7980)は高い。新規上場のNexTone(7094)は公開価格1700円に対し1660円、ニッソウ(1444)は同3750円に対し2800円のそれぞれ初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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