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市況解説 2020年3月27日(金)

2020年3月27日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 19,389.43(+724.83)
TOPIX 1459.49(+60.17)
東証一部売買高 236833万株

大引け・大幅反発-主力株への買い意欲が高まる、期末需給も追い風

27日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比724.83円高の19389.43円で取引を終えた。アジア主要市場の堅調推移や配当権利取りなど期末好需給を支えに後場も堅調地合いが続き、大引けではインデックス売買等の影響から大きく値を飛ばした。週間ベースでは上昇幅は2800円超えと東証開所以来の最大を記録、上昇率は17%超に達し、1950年7月に次ぐ史上2番目の大きさとなった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証1部の売買代金は3兆9093億円、売買高は同23億6833万株、値上がり銘柄数は全体の9割超えの1995、値下がり148、変わらず25だった。業種別TOPIXは「石油・石炭製品」を除く32業種が上昇し、「精密」「電気・ガス」「医薬品」「建設」などが値上がり率の上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)など値嵩株が指数を牽引、テルモ(4543)、シスメックス(6869)など医療機器の上昇も目立った。東京ガス(9531)、トヨタ自動車(7203)など出遅れ感の強かった銘柄が大幅高、医薬品株は後場も上げ幅を拡大した。半面、吉野家ホールディングス(9861)、トリドールホールディングス(3397)といった外食が弱く、出光興産(5019)、JXTGホールディングス(5020)など資源株も軟調だった。リコー(7752)は昨日発表の中期経営計画を一時好感も売り直され、東芝機械(6104)は臨時株主総会で買収防衛策を可決したと報じられ、急落した。直近急伸した日本エアーテック(6291)は利益確定売りに押された。

新興市場は主要2指数がともに反発、ともに後場上げ幅を広げた。中京医薬品(4558)、出前館(2484)、フクダ電子(6960)が買われ、プロレド・パートナーズ(7034)、オンコリスバイオファーマ(4588)、Sansan(4443)が売られた。


2020年3月27日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 18,895.30(+230.70)
TOPIX 1417.95(+18.63)
東証一部売買高 97664万株

前引け・反発-19000円台は戻り待ちの売りが重荷

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ230.70円高い18895.30円で引けた。米国の大規模景気対策法案が今週にも成立する見通しから、26日の欧米株式が大幅高した流れを引き継ぎ、主力株を中心に幅広い銘柄で買い優勢で始まった。3月期末配当等の権利付き最終日にあたり、個人投資家等の資金流入も意識されているが、円相場の強含みや東京都の感染拡大への警戒が上値を抑える要因となっている。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で1兆5749億円、売買高は同9億7664万株、値上がり銘柄数は全体の7割超えの1554、値下がり562、変わらず52だった。業種別TOPIXは全33業種中、「電気・ガス」「医薬品」「精密」など27業種が上昇し、下落は「石油・石炭製品」「空運」「証券」など6業種。東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)など半導体関連が軒並み高、電子部品の日本電産(6594)、村田製作所(6981)も相場を牽引した。利回り魅力の高い武田薬品工業(4502)や、抗がん剤「デニロイキンジフチトクス」を申請したエーザイ(4523)など医薬品株も総じて強く、テレワーク関連のブイキューブ(3681)は連日の大幅高で昨年来高値にあと10円と迫った。半面、三越伊勢丹ホールディングス(3099)、近鉄百貨店(8244)など店舗の一部休業・時短を決めた百貨店株が下落、エービーシー・マート(2670)などの小売各社も冴えない展開だった。今3月期末の無配を発表したUTグループ(2146)や営業利益予想を引き下げた一蔵(6186)が大幅安、オルトプラス(3672)は新作スマホゲームのセールスランキングが6位と振るわず急落した。

新興市場は主要2指数がともに反発、高く寄り付いたあとは週末手仕舞い売りもあって小幅な値動きにとどまった。重松製作所(7980)、サイバーセキュリティクラウド(4493)、オイシックス・ラ・大地(3182)が買われ、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)、弁護士ドットコム(6027)、UUUM(3990)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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