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市況解説 2020年3月26日(木)

2020年3月26日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 18,664.60(-882.03)
TOPIX 1399.32(-25.30)
東証一部売買高 204697万株

大引け・大幅反落-外出自粛要請広がり、終盤一段安

26日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに大幅反落、前日比882.03円安の18664.60円で取引を終えた。昨日までの急ピッチな値戻しに対する警戒感や、東京都の外出自粛要請に伴う景気懸念が終日重荷となり、後場終盤には下げ幅を1000円超えに広げる場面も見られた。お昼頃に米上院が景気対策法案を可決したほか、配当権利取りなどの季節的な好需給や日銀による上場投資信託(ETF)購入思惑などが押し目買いを誘ったものの、上値を買い上がる動きは乏しかった。小池東京都知事が神奈川・千葉・埼玉に往来自粛を要請したことも警戒感に繋がった。東証株価指数(TOPIX)は7日ぶりに反落。東証1部の売買代金は概算で3兆3049億円、売買高は同20億4967万株、値下がり銘柄数は全体の6割弱の1226、値上がり897、変わらず45だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「海運」「不動産」など29業種が下落し、上昇は「パルプ・紙」「水産」「保険」「電気・ガス」の4業種。新型コロナウイルスの感染拡大を受け「事業環境が大きく異なってきている」とのコメントを発表した電通グループ(4324)が一段安、米アップルの5G対応端末の発売が遅れるとの観測から、村田製作所(6981)など電子部品や半導体関連の下げも目立った。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)も下げ幅を広げ、2社で320円ほど日経平均を押し下げた。午後に今期業績予想を引き下げたJXTGホールディングス(5020)は材料出尽しとして一時切り返すも売り直された。ペッパーフードサービス(3053)、ダブル・スコープ(6619)は有価証券報告書に「継続企業の前提に関する注記」を記載すると発表、ともにストップ安で引けた。半面、外出抑制に伴う食料品需要増の思惑から日清食品ホールディングス(2897)、ニチレイ(2871)が上げ幅を拡大、NTTドコモ(9437)などディフェンシブ株が総じて堅調だった。出遅れ感の強かった日本電産(6594)やきのう業績予想を引き上げたアクセル(6730)が買われ、子会社がマスク製造設備の販売を開始したヘリオス テクノ ホールディング(6927)はストップ高比例配分となった。

新興市場は主要2指数がともに反落、ユニバーサルエンターテインメント(6425)、ラクス(3923)、関通(9326)が売られ、メルカリ(4385)、メドレー(4480)、興研(7963)が買われた。本日新規公開のサイバーセキュリティクラウド(4493)は公開価格4500円に対し、9210円で寄り付き、アディッシュ(7093)は同1230円に対し2101円で初値を形成した。


2020年3月26日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 18,803.29(-743.34)
TOPIX 1392.77(-31.85)
東証一部売買高 86572万株

前引け・大幅反落-東京都の感染拡大が警戒呼ぶ

26日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日終値に比べ743.34円安い18803.29円で引けた。東京都での新型肺炎感染者の急増を受け小池都知事が今週末の外出自粛を要請、経済への打撃を警戒した売りが一気に膨らんだ。昨日までの3日間で3000円近く急伸したことで一旦持ち高を整理する動きも出やすかったうえ、格付け会社ムーディーズ・ジャパンによる2段階格下げを嫌気して指数寄与度の大きいソフトバンクグループ(9984)が急落したことも響いた。一時900円超え下落する場面があったが、配当権利付き最終売買日を明日に控えることや、日銀による上場投資信託(ETF)購入が意識され、前引けにかけやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証1部の売買代金は概算で1兆3803億円、売買高は同8億6572万株とともに昨日前場水準を下回り、値下がり銘柄数は全体の7割超えの1586、値上がり540、変わらず42だった。業種別TOPIXは全33業種中、「パルプ・紙」「水産」を除く31業種が下落、「鉄鋼」「海運」「不動産」「ゴム製品」が値下がり率の上位に並んだ。今3月期業績予想を下方修正した丸紅(8002)、TDK(6762)が大幅安、ファーストリテイリング(9983)は9%超え急落し、日経平均を170円程押し下げた。今週急反発した住友不動産(8830)、日本製鉄(5401)などへの反動売りも厳しい。半面、外出控えに伴う需要拡大思惑からニチレイ(2871)、カプコン(9697)が上昇、テレビ会議システムを手掛けるブイキューブ(3681)や、日本エアーテック(6291)、シキボウ(3109)などの抗ウイルス関連も買われた。5G関連のアンリツ(6754)、協和エクシオ(1951)も強く、証券会社の格上げが観測されたオービック(4684)もしっかり。

新興市場は主要2指数がともに反落、足元で値戻しが進んだ主力株を中心に幅広く売られた。ティーケーピー(3479)、イグニス(3689)、ワークマン(7564)が売られ、中京医薬品(4558)、フクダ電子(6960)、GFA(8783)が買われた。本日の新規上場アディッシュ(7093)は公開価格1230円に対し2101円で寄り付き、サイバーセキュリティクラウド(4493)は買い気配で寄り付いていない。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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