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市況解説 2020年3月13日(金)

2020年3月13日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 17,431.05(-1,128.58)
TOPIX 1261.70(-66.18)
東証一部売買高 345938万株

大引け・大幅続落―後場は急速な切り返しをみせる場面も

13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落、前日比1128.58円安の17431.05円と、3年4ヵ月ぶりの安値で取引を終えた。欧米株式が過去最大の下げ幅を記録した流れを引き継ぎ、パニック的な売りが止まず、一時10%超下げたが、後場に入ると先物主導で急速な切り返しをみせる場面があった。特段の材料は観測されなかったが、世界的な市場混乱の広がりを受けた国際的な政策協調機運の高まりが、売り方の利益確定目的の買い戻しを誘った模様。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続落し、3年7ヵ月ぶりの安値を付けた。東証一部売買代金は概算4兆8923億円、同売買高も概算34億5938万株と高水準で、値下がり銘柄数は2099、値上がり64、変わらず3だった。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「鉱業」「不動産」「空運」「水産・農林」が値下がり率上位に並んだ。内外需、規模の大小を問わず幅広い銘柄が売られ、トヨタ自動車(7203)や安川電機(6506)など昨年来安値を更新する銘柄も相次いだ。日本航空(9201)は12%超下落、今期赤字見通しのラクスル(4384)も厳しい。反面、クラボウ(3106)はストップ高比例配分、「グループ企業である田辺三菱のカナダ子会社が新型コロナのワクチン開発に前進」と伝わった三菱ケミカルホールディングス(4188)が後場急伸、前田建設工業(1824)による株式公開買い付け(TOB)が成立した前田道路(1883)には特別配当取り止めへの思惑が強まった。ヤクルト本社(2267)には健康志向の高まりに伴う需要増期待が浮上、業績好調の菱洋エレクトロ(8068)も上昇に転じた。

新興市場でも主要2指数がそろって大幅続落し、ともに連日で昨年来安値を更新した。手間いらず(2477)、レアジョブ(6096)、第一商品(8746)が売られ、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、メルカリ(4385)、ビザスク(4490)は買われた。


2020年3月13日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 17,081.14(-1,478.49)
TOPIX 1232.29(-95.59)
東証一部売買高 175277万株

前引け・大幅続落―パニック売り止まず、一時10%超下落場面も

13日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日終値に比べて1478.49円安い17081.14円で引けた。利下げを見送った欧州中央銀行(ECB)への失望と、新型ウイルスの感染拡大に伴う世界景気・企業業績への警戒が相俟って、欧米株式が過去最大の下げ幅を記録した流れを引き継いだ。株価指数先物・オプション取引等の特別清算指数(SQ値)算出を通過後、ドル円相場の落ち着きなどが好感されるかに思われたが、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)における米株先物の一段安を受けてパニック的な売りが継続、一時10%超下げる場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証一部売買代金は概算2兆4487億円、同売買高は概算17億5277万株で、値下がり銘柄数は2158、値上がり6、変わらずが1。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「鉱業」「不動産」「空運」「医薬品」が値下がり率上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)、TDK(6762)など値嵩ハイテク株が10%近い下げを演じ、値保ちの良かったKDDI(9433)、リクルートホールディングス(6098)などのディフェンシブ株も厳しい。電通グループ(4324)は東京五輪の開催を巡る発言が相次いでいることも重荷となり、今期の営業減益見通しを示した鎌倉新書(6184)は値下がり率トップとなった。反面、上昇は買い気配が続くクラボウ(3106)のほか、アンリツ(6754)、ホウスイ(1352)、オーバル(7727)、高速(7504)、アイコム(6820)、シナネンホールディングス(8132)のわずか6銘に留まった。2部市場に新規上場した木村工機(6231)は、公開価格2400円に対し2050円の初値を付けた。

新興市場でも、主要2指数がそろって大幅続落。リスク資産を手放す動きに歯止めが掛からなくなっている。ワークマン(7564)、日本マクドナルドホールディングス(2702)、そーせいグループ(4565)が売られ、アンジェス(4563)、エコモット(3987)、平賀(7863)は買われた。新規上場のフォースタートアップス(7089)は公開価格1770円に対し1628円、リグア(7090)は同1950円に対し1910円の初値をそれぞれ付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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