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市況解説 2020年3月12日(木)

2020年3月12日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 18,559.63(-856.43)
TOPIX 1327.88(-57.24)
東証一部売買高 258352万株

大引け・大幅続落-政策期待で後場下げ渋るも上値重い

12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落、前日比856.43円安の18559.63円と2017年4月24日以来、約2年11ヵ月ぶりの安値水準で取引を終えた。11日の米株急落に加え、朝方伝わった米トランプ政権の経済対策への失望や、欧州からの渡航制限措置に伴う景気悪影響懸念から投げ売りが殺到、世界的にも株安が加速するなか、前場中には日経平均の下げ幅は一時1076円に及んだ。後場に入ると安倍首相と黒田日銀総裁の会談が行われ、今後主要国のさらなる政策対応が相次ぐとの期待などから急速に下げ渋る場面も見せたが、中国株などの戻りの鈍さもあって大引けにかけては伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落となり、2016年11月9日以来約3年4ヵ月ぶりの安値を付けた。東証1部の売買代金は概算で3兆7853億円、売買高は同25億8352万株、値下がり銘柄数は2117、値上がり39、変わらず9だった。業種別TOPIXは全33業種が下落、「海運」「空運」「鉱業」「不動産」などが値下がり率の上位に並んだ。武田薬品工業(4502)や良品計画(7453)などディフェンシブの一角が後場下げ幅を拡大、世界景気との連動性の強い商船三井(9104)、安川電機(6506)などへの売りも厳しかった。旅行需要急減との思惑からエイチ・アイ・エス(9603)は11%超え急落、国際石油開発帝石(1605)は経営統合した2006年以来の安値を付けた。引け後に決算発表を控える神戸物産(3038)も大幅安。半面、NTTドコモ(9437)が後場切り返し、来週にも新型コロナウイルスの簡易検査キットを発売するクラボウ(3106)がストップ高まで買われた。イー・ギャランティ(8771)は肺炎影響の倒産が出始めるなか、売掛債権保証サービスの利用が増加するとの思惑から短期資金が流入、学情(2301)など直近の下げが特に厳しかった銘柄の一部に反発期待の動きも見られた。

新興市場も主要2指数がともに大幅続落で昨年来安値を更新、信用取引等の損失覚悟の処分売りなどもあってか、後場下げ幅を広げた。マクアケ(4479)、Amazia(4424)、ワークマン(7564)が売られ、fonfun(2323)、メドピア(6095)、Aiming(3911)が買われた。


2020年3月12日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 18,412.24(-1,003.82)
TOPIX 1318.96(-66.16)
東証一部売買高 121870万株

前引け・急落-米政策への失望からパニック売り加速

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は急落、前日終値に比べ1003.82円安い18412.24円で引けた。米株急落を嫌気して大幅安で始まったあと、日本時間10時ごろから始まったトランプ米大統領の演説内容を失望するかたちでパニック的な売りが加速、一時下げ幅を1076円まで広げ、取引時間中としては2017年4月19日以来の安値を付ける場面もあった。議会交渉の難航など米経済対策の不透明感が売り材料視されたうえ、欧州からの渡航制限による景気への悪影響懸念も意識されている。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証1部の売買代金は概算で1兆7347億円、売買高は同12億1870万株、値下がり銘柄数は全体の98%超えの2133、値上がり26、変わらず6だった。業種別TOPIXは全33業種が下落、「海運」「不動産」「精密」「金属製品」などが値下がり率の上位に並んだ。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)はじめ指数寄与度の大きい値嵩株が一段安、これまで比較的値保ちの良かったオリンパス(7733)、リクルートホールディングス(6098)などの下げも厳しい。今3月期営業赤字転落の見通しを発表した青山商事(8219)が大きく売られ、同業のツヴァイ(2417)への株式公開買い付け(TOB)を決めたIBJ(6071)は財務負担懸念からストップ安した。半面、クラボウ(3106)が、15分で判定可能な新型コロナウイルス抗体検査キットを発売するとして上昇、前田道路(1883)は前田建設工業(1824)のTOBが予定通り行われる見通しなったことから4%高で引けた。通販需要増思惑から丸和運輸機関(9090)も強く、ソフトクリエイトホールディングス(3371)は自社株買いの発表が好感された。

新興市場は主要2指数がともに下落。コンピューターマネージメント(4491)、フリー(4478)、ベストワンドットコム(6577)が売られ、MRT(6034)、アンジェス(4563)、倉元製作所(5216)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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