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市況解説 2020年3月6日(金)

2020年3月6日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 20,749.75(-579.37)
TOPIX 1471.46(-44.25)
東証一部売買高 174964万株

大引け・3日ぶりに大幅反落-約半年振りに21000円割れ

6日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに急反落、前日比579.37円安の20749.75円と心理的節目の21000円を大きく割り込み、昨年9月4日以来ほぼ半年ぶりの安値で取引を終えた。5日の米株急落を嫌気して大幅安で始まり、アジア市場の軟調や米利下げ観測を背景としたドル安円高が進行するなか、ずるずると値を崩す展開が続いた。日銀による上場投資信託(ETF)の購入思惑から後場はやや下値抵抗感を示したが、戻りは限定的だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証1部の売買代金は概算で2兆8335億円、売買高は同17億4964万株、値下がり銘柄数は全体の97%超の2114、値上がり40、変わらず9だった。業種別TOPIXは全33業種が下落、「鉄鋼」「証券」「非鉄金属」「海運」が値下がり率の上位に並んだ。世界景気の先行き警戒から日本製鉄(5401)や住友金属鉱山(5713)、フジクラ(5803)など業績懸念を抱える景気敏感株が軒並み大幅安、2月の中国販売が前年同月比85%減となったホンダ(7267)はじめ自動車も厳しい。旅行手控えの影響が大きいエアトリ(6191)や肺炎に伴う人手不足を理由に「ネット通販の一律送料無料化を延期する」と決めた楽天(4755)が大きく売られた。半面、米コンビニ事業買収を撤回、と報じられたセブン&アイ・ホールディングス(3382)が上げ幅を広げ、ジンズホールディングス(3046)は2月売上の好調が買い材料視された。消毒液の注文急増と発表したニイタカ(4465)や抗菌製品を販売する大幸薬品(4574)が買われ、今日からウイルス検査が保険適用対象となると伝わったことで検出機器を手掛けるキョーリン製薬ホールディングス(4569)も上昇した。

新興市場は主要2指数がともに大幅反落、日経平均が大きく下げるなか週末手仕舞いも重荷だった。Jストリーム(4308)、Amazia(4424)、Kids Smile Holdings(7084)が売られ、アンジェス(4563)、ティーケーピー(3479)、出前館(2484)が買われた。


2020年3月6日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 20,652.55(-676.57)
TOPIX 1467.58(-48.13)
東証一部売買高 77105万株

前引け・大幅反落-米株急落で全面安商状

6日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日終値に比べ676.57円安い20652.55円と、終値ベースの年初来安値を下回って引けた。欧米等で肺炎感染の拡大に歯止めがかからないなか景気への悪影響警戒から、5日の米ダウ工業株30種平均が一時1000ドル超え急落、円高進行も重なり改めて日本株への売り圧力が強まった。朝方こそ心理的節目の21000円を意識した下値抵抗を示したものの、このところ堅調だったアジア株の軟調スタートが投資家心理を悪化させ、前引けにかけ一段安となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証1部の売買代金は概算で1兆1737億円、売買高は同7億7105万株、値下がり銘柄数は全体の96%超えの2096、値上がり44、変わらず23だった。業種別TOPIXは全33業種が下落、「鉄鋼」「証券」「建設」「金属製品」などが値下がり率の上位に並んだ。世界景気懸念から日本製鉄(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など大手鉄鋼が軒並み昨年来安値を更新、メガバンク、第一生命(8750)など金融株も全面安となり、ソフトバンクグループ(9984)など指数寄与度の大きい値嵩株も厳しい。今1月期業績予想が市場見通しを下回ったとして積水ハウス(1928)は7%超え急落、今週テレワーク関連として賑わったブイキューブ(3681)も手仕舞い売りに押された。半面、米コンビニ大手「スピードウェイ」の買収断念と報じられたセブン&アイ・ホールディングス(3382)が5%高と急伸、ティーライフ(3172)には業績評価の買いが継続した。タカラバイオ(4974)は「アンジェス(4563:マザーズ)と大阪大学が着手する新型コロナ向け予防用ワクチン開発において、製造を担当」として続伸、ウエルシアホールディングス(3141)などドラッグストア各社は、安倍首相による「マスク転売禁止」方針が好感された模様。イソライト工業(5358)は自社株買いを発表。東証2部新規上場のウイルテック(7087)は公開価格の1200円で寄り付いた。

新興市場も主要2指数がともに下落、ティーケーピー(3479)、オンコリスバイオファーマ(4588)、ウチダエスコ(4699)が売られ、セリア(2782)、第一商品(8746)、オウケイウェイヴ(3808)が買われた。新規上場のきずなホールディングス(7086)は公開価格2320円に対し2220円で初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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