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市況解説 2020年3月3日(火)

2020年3月3日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 21,082.73(-261.35)
TOPIX 1505.12(-20.75)
東証一部売買高 176490万株

大引け・大幅反落 - 一部報道で政策期待が後退

3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日比261.35円安い21082.73円と、この日の安値で取引を終えた。2日の米株急伸を受けて買いが先行、寄り付き後間もなく370円超上昇する場面があったが、その後は先物売りに押される展開となった。新型肺炎の感染拡大への懸念や円相場の強含み推移が嫌気されたほか、後場に入ると、今晩開催予定の主要7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁の電話会議に関し「具体的政策対応はない」と一部で報じられたことが響いた格好。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算3兆719億円、同売買高は概算17億6490万株で、値下がり銘柄数は全体の9割近い1938に達し、値上がり189、変わらずが35。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「証券」「倉庫・運輸」「水産・農林」「その他金融」が値下がり率上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)が下げ幅を拡大、村田製作所(6981)、ソニー(6758)は後場下げに転じた。メガバンクなど金融が引き続き弱く、SUBARU(7270)などは円高進行が重荷となった。ノーリツ鋼機(7744)は企業買収に伴う財務負担が懸念され、2年半ぶりの安値を付けた。反面、NHKが「喘息治療薬、新型コロナに効果」と報じた帝人(3401)が買われ、「無償でウェブ会議サービスを提供」と発表したブイキューブ(3681)はストップ高まで買い進まれた。オリエンタルランド(4661)は3日続伸、スクウェア・エニックス(9684)などゲーム株の一角も物色された。ツクイ(2398)には三菱UFJモルガン・スタンレー証券の強気レポートが観測された。

新興市場でも、主要2指数がそろって反落。朝方の買い一巡後は売りに押される展開となった。マネーフォワード(3994)、ティーケーピー(3479)、出前館(2484)が売られ、霞ヶ関キャピタル(3498)、リアルワールド(3691)、第一商品(8746)は買われた。


2020年3月3日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 21,355.20(+11.12)
TOPIX 1523.07(-2.80)
東証一部売買高 79768万株

前引け・小幅続伸―米株高を好感して買い先行も急速に伸び悩む

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸、前日終値に比べて11.12円高い21355.20円で引けた。先進7ヵ国(G7)の政策協調への期待などを背景に、2日のNYダウ工業株30種平均が過去最大の上げ幅を記録した流れを引き継ぎ、寄り付き後間もなく上げ幅は370円超に達したが、その後急速に伸び悩み、下げに転じる場面もあった。新型肺炎の感染拡大への懸念残存や日米金利差縮小への思惑などから円が強含んだことが重荷となったほか、日銀が採れる手立ては限られるとの疑念なども響いた模様。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら反落。東証一部売買代金は概算1兆3643億円、同売買高は概算7億9768万株で、値上がり銘柄数は603と、値下がり1487を大きく下回り、変わらずが72。業種別TOPIXでは「医薬品」「電気・ガス」「精密」など6業種が上昇、「証券」「水産・農林」「機械」をはじめとする27業種は下落。ファナック(6954)やアドバンテスト(6857)など値嵩ハイテク株の一角が朝高後失速、上場来初の最終赤字に転落する見通しとなったエイチ・アイ・エス(9603)の下げがきつい。J.フロント リテイリング(3086)や近鉄百貨店(8244)なども業績を懸念した売りに押され、ツルハホールディングス(3391)には利食い売りが膨らんだ。反面、ソフトバンクグループ(9984)は続伸、KDDI(9433)、中外製薬(4519)などディフェンシブ関連の一角も買われ指数を支えた。中間業績予想を上方修正したサムコ(6387)が急伸、上場2日目のカーブスホールディングス(7085)は値動きの良さに着目した買いを集めた。新株発行と売り出しを中止する一方、株式分割は予定通り実施すると発表したビーロット(3452)の上げも目に付く。

新興市場でも、買い一巡後伸び悩む展開となり、主要2指数は高安まちまちで引けた。ワークマン(7564)、AI inside(4488)、モブキャストホールディングス(3664)が買われ、ジーエヌアイグループ(2160)、メドレー(4480)、Nuts(7612)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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